盛岡の新定番出現!
行きの駅弁は例によって「福島牛 のり弁」に決め打ちしているのだが、東京駅のいつもの弁当屋に見当たらない。製造元のホームページには載っていたけれど、一連の出荷停止のアオリだったのか? しかたがないので牛丼弁当のような「B級グルメ 牛バラ弁当」にしたが、これ山形の駅弁だった。
今回の出張の目的は、専門営業部隊の中で現在最も元気のある北海道・東北エリアのメンバー達によるエリア会議のオブザーブだった。営業部隊から最近マーケティングへ異動したNと一緒にアクションプランのヒントとなる現場の生の声や課題などを収集しようというものだ。
メンバー総勢12名のうち3名は、ついこの前まで神戸で研修をしたメンバーで、彼らを含めた異動者の歓迎会が企画されていた。開催時間まで2時間近く余裕があったので、Nと別の店で一杯やってから行こうという目論んでいた。
盛岡と言えば、現在日本で一番美しい刺身と勝手に認定している「番屋 ながさわ」が定番だったが、部署の同僚たちが勧めてくれたもう一軒の方になぜかソソられるものがあったので、今回はそちらを予約してみた。
その店とは「網玄」と言い、ご主人は元我々の業界にいた人だという。
料理の写真を見ていて、まずはサンマの刺身に惹きつけられた。まるでフグ刺しのように薄く引かれた刺身が丸い皿に円を描いている。これが美味くないワケがないじゃないか! 小骨が苦手な私でも全く問題ナシ。こういうハイレベルな刺身は日本酒と合わせなければ失礼である。もちろん岩手の酒をチョイス(宮城と福島の酒は無かった、残念!)。
続いて目が釘付けになったのが「自家製イカの塩辛」。なんとイカの刺身と肝をその場で合わせているじゃないの! こりゃ~、鮨屋の自家製よりも新鮮だわ。肝はもちろん美味さの保障と言っていい黄土色。もちろん一人1つずつ注文。自分のペースでゆっくり日本酒と共に味わうためである。極楽、極楽。
もはや歓迎会の店なんてどうでもよくなってきた。出来れば連中をここに呼んで、この店で歓迎会をやってやりたいとさえ。もちろんそうはいかないので、打ち止めとしてご主人オススメの「大間のマグロ」ならぬ「大間のモズク」と「活マツブ貝の刺身」を注文。ここでデキ上がっちゃったらシャレにならんので、日本酒も最後の一杯とした。
いやぁ~、大正解だったわ! これからはこの店に決~めた! まだまだ食べたいメニューがワンサカあるし!
ご主人にしっかり名刺を渡し、再訪を約して歓迎会場へと移動。ここでは飲み放題設定だったのでひたすらイモ焼酎ロックを注入。話も弾んでやがてお開きに。誰からというわけではなかった(私からだったカモ?)が、歌を歌いたいという事でオバちゃんママのカラオケスナックへ。ここでカロリー消費をしてシメのラーメンへ…。
最近このパターン多いな。一番やっちゃいけないコースだというのは分かっちゃいるんだけどネェ…。
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