雨の中の失速
小雨の中、ストップさせられたのは、平和島の折り返しから品川寄りのちょうど25km地点の近くだった。15分ほど待っている間、折り返し地点に向かう一般参加者のとてもマラソンランナーには見えない姿に唖然としてたら、とっくに折り返して反対車線を戻って来るペースメーカー、イワノワを先頭に土佐礼子と高橋尚子のマッチレースの姿を見る事ができた。
その早いこと! 早いこと!
あっという間に目の前を過ぎ去って行き、後は車のTV中継で追っていくしかできなかった。強くなってきた雨の中、高橋はまだ白いキャップを被ってピッタリ土佐に付いていたが、この後30km過ぎに引き離され、結局3位に終わった。10℃を切るコンディションの中、世界陸上代表条件のタイムをクリアできなかった土佐、連覇ならなかった高橋とそれぞれが辛いレースとなった。
高橋はこれで終わってしまうのか? それとも去年のようにマラソン職人として華麗に復活してくるのだろうか?
本当の理由は定かではないが、小出監督から独立してチームQを立ち上げての取り組みだから簡単にあきらめはしないだろうが、土佐の30歳、高橋の34歳の差は思ったより大きいか。ちょっと心配になった。
その後も行く先々で規制に会い、結局東京を半周する勢いで帰宅するハメになった。普段なら10数kmの距離を倍以上走った。
でも、明日の仕事さえ終われば、遅い夏休みとなる。なんと四季休暇をプラスしての9連休の始まりだぁ~!
24日からは、前泊で天橋立経由のPOOB鳥取カニ食い総会、そして後泊の三ケ日経由の3泊4日、生まれて初めての長距離1500km超のドライブ旅行が待っている。ワクワク・・・。
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