ラストスパート3連発! その2
連休ラストスパートの3発目は、CB1メンバー有志による「ラーメン食いに佐野までGO!」企画だ。那珂湊魚市場に行った昨日は、一日曇り空ながらも雨は落ちて来なかったが、この日は出発前にすでに車のボディに細かい雨の雫が付いていた。ともあれ、雨を心配しつつ6時ちょい前に出発した。
首都高から関越道は、連休終盤とは思えないほど順調そのもの。関越道に乗ってからは、流れてはいるものの、さすがにどの車線も車は多めだ。
私は少しは飛ばすかもしれないが、先行車をアオる事はしない(つもりだ)。この日も右側車線をクルージングしつつ前車に接近すると、なぜか勝手に避けてくれるのでパスするという繰り返しだった。ところが、中には右車線を走り続ける車もいる。そんな時はその車がちゃんと流れに乗っているかを左右に振って確認する。
流れに乗って走るのが高速道路の基本である。それをムダに車間を開けてたりなんかすると、後続車の流れの妨げになるので、そういう場合はそれとなく前車にお知らせするようにしているが、決してアオっているワケじゃないという事を再度お断りしておく。
そんな前車にしばらくついて行ってる時、ふいにルームミラーに見た事のある黒い120iカブが映った。続いてハンチングを被ったドライバーの姿。そう、他ならぬlife87さんではないか! しかもヘッドライトを点灯してペースアップしろと威嚇している(ように見えた)。爆
最後には私の車をも軽くパスして集合場所の佐野SAへと駆け抜けて行ったのだった。
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予定より30分以上早く佐野SAに着くと、そこにはやっぱりlife87さんとローラさんが到着していた。
これから佐野ラーメンの人気店を目指すというのに、ラーメン好きのローラさんは早くもここで朝ラー。私とlifeさんはかき揚げうどんとそばに抑えた。そして次々に参加メンバーが集まって来たのだが、言い出しっぺのモディ番長ともにじ号は遅刻して登場。なんでも、一緒だったjan号がフェラーリにバトルを挑んで、またもフロントリップ脱落というアクシデントが勃発したからだと! おいおい、子供じゃないんだから・・・笑
全員揃ったところでしばしウダウダ。頃合いを見計らって、道の駅まで移動。ローラさん、今度はこの道の駅で抹茶ミルク鯛焼き(!)を平らげ、底知れぬ胃袋の片鱗を見せつける。目指したラーメン屋は佐野ラーメンの有名店の「おぐら屋」で、ここで先乗りしていたじょん(缶)さん、toshi_JDさんと合流。超人気店と言うだけあって、既に並んでいる人も。開店30分前に30人(うち15人以上は我々のグループ)が並んでいて、開店の頃にはそれが60人以上になっていた。
それでもラーメン屋とは思えぬ大型店だったため、口開けの客は全員着席できたようだ。我々はラーメン&餃子という定番オーダー。ただし例のローラさんだけはチャーシューメン&餃子という一歩上を行くオーダー。不思議な事にオーダーしたと思ったら、さほど時間を経ずに餃子やラーメンが次々と運ばれて来た。こりゃ予製していたに違いない。超繁盛店らしいが、これはちょっと期待はずれだった。
ラーメンは青竹平打ちの自家製麺のように思え、スープも鶏ガラ主体でサッパリ&コクアリで美味かった。しかし餃子となると、皮が思ったよりも薄い上に具(肉無しの野菜のみ)の水切りが中途半端なせいか、食べている途中でバラバラと崩れていくので食べ辛いったらありゃしない。おまけに具の味わいも殆んど感じない。好みの問題もあろうが、ハッキリ言って美味くなかった。この店はラーメンだけで十分だろう。
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食事が済めば今度はデザート。CB1ソフト部の始動タ~イム!
コロ助&なおさんに先導されて到着したJA経営のドライブインでジェラードに突撃! イチゴミルク、ジャージー、マンゴー、小倉、ビスタチオ、イチゴティラミスなどから2種を選び、シングルと同価格だったダブルを全員注文した。珍しいリアルイチゴのトッピングが満足度を上げ、これで食後のドルチェも無事完了。
この後、本日2つ目の目的地である群馬のモディ秘密基地(Jなんとか)に移動。ここでHANA号がかねてからオーダーしていたというブラック・キドニーグリルを装着。その傍らでJan号は寂し気にリップを外していた。新庄にちょい似の社長を囲んでしばしモディ談義に花が咲く。
続いて近くの「いげた」という珍奇なネーミング(いつも元気に楽しく・・・の略らしい)の喫茶店でウダウダ・・・ではなく、とてもここには書けないともにじネタが炸裂し、全員で涙が出るほど笑いころげた。彼は元来人見知りだと言うが、今やそれを信じるメンバーは誰もいない。彼は人見知りなどではなく、単にネコを被っていただけだったのだという結論に達した次第。
気が付けば時刻はすでに18時を回っていた。ここで再び秘密基地へ向かうメンバーとお別れして、私は一足先に帰路に就いた。
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北関東道、関越道共に事前の情報通り、渋滞とは無縁で順調に走行。ところが花園ICに近づいた頃、本日最大のドラマが待っていたのである。
突然、けたたましい爆音と共にオレンジ色の旧型スカイラインが左車線を疾走して来た。優に200kmは出ているだろう、あっという間に過ぎ去ったと思ったら、今度は前方50mあたりでいきなり中央車線を超えて右車線へ切れ込んで行ったではないか! 路面は小雨模様のウエット、こんな状況での急激な進路変更は危険この上ない行為だというのは明らかだ。
中央車線のトラックの陰に見えなくなったと思ったその瞬間、トラックと右車線の車越しに白煙が上がった。と同時に、白煙が右から左へ流れ、スカイラインは左車線のガードレールにこっち向きに張り付いていた。どの車両にも接触せずに自爆で終わったのは不幸中の幸いか。
張り付いて動かないスカイラインを横目で見ながら、事の顛末を推理してみた。
猛スピードのスカイラインのドライバーは右車線が開いていると判断し、左車線から中央車線越しに一気に切れ込んだところ、何らかの拍子に先行車が進路変更かスローダウンでもしたのだろう。慌てたドライバーは急ブレーキ、白煙を上げスピンしながら左車線へと流れて行き、ガードレールで止まったというところか。
あるいは単にスリップしただけかもしれないが、いずれにせよ大バカモノだ。事と次第によっては死者も出かねない大事故だったじゃないか! それでなくても、こんなニアミスは御免こうむりたいわ。
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練馬の出口渋滞が少々あったが、無事20時前に帰宅。残ったメンバーはまだどこかで盛り上がっているのだろうか。楽しい一日とCB1メンバーに改めて感謝したい。
オンボードコンピュータによれば、本日の走行距離は262km、トータル燃費はほぼ15km/Lだったから、2000cc直噴リーンバーンエンジンとしてはまずまずか。高速だけだったら17km/Lはマークできただろう。
さて、明日の最終日は、連休明けから始まる出張ツアーに向けての最終準備を兼ねた自主予演会だ。そろそろお仕事モードにギアチェンジしておかないと、連休明けからノンビリとリハビリ期間を取る間もなく本番突入だからたまらない。
どんな条件であれ、我々研修トレーナーは「お仕事キッチリ」が身上である。
(おしまい)
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