本当のコト

昨夜もセコム安否確認サービスのメール経由で、引き続き自宅待機という会社からの指示が届いたため、依然自宅篭り中。

TVでは、水が引いている被災現場を昨日あたりからリポーターが歩きながら、その現状を伝えていた。ヘリや高台からではなく、ヒトの目の高さで見る被災現場は、破壊された家や流れ着いたガレキなどの大きさがリアルに伝わってくる。その広さと量の多さに復旧の希望すら抱けず、被災者は二度目の絶望感に襲われるに違いない。

これはまさに原爆を落とされた広島・長崎、戦争や大空襲を受けた下町の惨状と同じと言っていい。違いは、多くの人々の命を奪ったのが熱線と衝撃波、火災などだったか、津波という水だったかの差でしかない。

連日、死亡者の数が上積みされていく。ひとまとめの数字にされて語られる死には、その一つ一つに人生や人々との繋がりの歴史が確実にあったのである。一人の死は決してその人一人だけのものではない。生きている我々は、せめてそういう想像力を働かせてあげようではないか。

・・・・・・・

福島第一原発は1号機に続いて3号機でも水素爆発が起きて建屋の外壁が吹き飛んだ。さらに2号機では、海水注入のためのポンプ車の燃料が切れるという人為的なミスによって燃料棒(炉心)がすべてむき出しになり、内部で爆発が起こったという。これは1号機や3号機とは明らかに深刻度の異なるアクシデントである。

避難距離も最悪の事態を想定して半径10kmだったはずが20kmになり、今は半径30kmで屋内避難に拡大されているのが証左だ。また4号機にも一時火災が生じたらしい。

ところが枝野官房長官や東京電力などの会見では、ハッキリとした事実関係はもとより、それによって起こり得る結果についての言及がいかにも弱い。すぐに小難しい用語や数字を並べ立て、その影響の低さばかりが先行し危機感も薄く、何より結論を明確に言おうとしない。

報告は、まず結論から言えというのはビジネスのイロハだ。それを知らない彼らではなかろう。

素人目に見ても、あれだけ海水を注入し続けているはずなのに、なぜ燃料棒が水没しないのか? 一部は水蒸気になるとしても、水蒸気は炉内の圧力を抑えるために外気に逃がしているという。それでも十分に水位が上げられないという事は、注入した海水がどこかへ漏れているという事ではないのか?

注入しているのが炉心部であるなら、漏洩している海水には当然放射能が含まれているはずである。漏洩していないとすれば、逆に注入できていないという事になる。この部分をTVの専門家と称する連中やマスコミはなぜ取り上げないのだろうか?

国家は国民への情報を統制しているというのは、あながち一部の世界の話じゃないというのを肌で感じる。いやむしろ、そうある事こそ国家としては当たり前の事なのだろう。私はあまりに性善説に過ぎたようだ。

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でもね。

この記事(読売新聞 3月15日02時49分、一部割愛)は何よ?

◆どなる首相◆
首相官邸の危機対応のほころびは、地震から一夜明けた12日午後、福島第一原発1号機で起きた水素爆発であらわになった。放射能漏れの可能性があり、国民への一刻も早い周知が求められたにも関わらず、菅首相は東電の技術者を官邸に呼びつけると、どなり散らしたという。

「これから記者会見なのに、これじゃあ説明出来ないじゃないか!」

TVは骨組みだけになった1号機の建屋から煙が勢いよく噴き出す生々しい光景を映し、爆発が起きた事は明らかだった。だが、東電の説明に納得がいかない首相は、爆発直後の午後4時に設定していた記者会見の延期を宣言。

結局、首相が記者団の前に姿を現したのは、爆発から約5時間が経った午後8時半。「20km圏の皆さんに退避をお願いする」と述べたが、すでに官邸ホームページなどで公表済みだった。「首相が東電の技術者を事あるごとに官邸に呼びつけてどなるので現場対応の邪魔になっている」政府関係者は嘆いた。

◆政治ショー◆
計画停電の実施は当初、13日午後6時半から東電社長が発表する予定だったが延期された。「まず首相が国民に直接呼びかけたい」との首相周辺の意向が伝えられたからだ。

首相官邸の記者会見室では、首相が「国民に不便をかける苦渋の決断」と計画停電の実施を発表したのに続き、枝野長官、海江田経済産業相、蓮舫節電啓発相が次々と登壇し国民に節電を訴えた。しかし、記者団から停電開始時間を問われると、蓮舫氏は陪席していた東電幹部に向かって「答えられます?」と回答を促した。

こうした「政治ショー」が終わるのを待って東電が行なった発表は、結局午後8時20分となり、スーパーや鉄道各社など多くの関係者は、対応に十分な時間がとれなくなった。

◆一夜で決行◆
今回の大地震対応では、第一次石油危機時の1974年1月半ばから2月末まで実施した大口利用者の電力カット15%をはるかに上回る25%カットを目指している。電力会社だけでなく、鉄道や病院関係など官民の枠を超えた複雑な調整が必要だったにも関わらず、政府内では精緻な議論もなく停電は決定からわずか一夜で決行された。

こうした中、政府が本格的な復興計画作りに着手した形跡はない。

政府は14日の持ち回り閣議で、被災地向け食料などの支援に2010年度予備費から302億円を支出する事を決めた。だが、1995年の阪神大震災で組んだ補正予算は総額約3.2兆円。与党内では「どう見ても阪神大震災の2倍はかかる。10兆円でも足りるかどうか」との指摘が出ている。

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これが事実だとすれば、情報統制以前に、アンタらの人間性の方が大問題でしょ?

イラ管にウドの大木の海江田、上から目線の連舫と、未曾有の非常事態にこれかい?

おまけに支援費302億円って!? 仮にも国家予算の支出だよな? 

状況判断力と想像力が欠如した似非リーダーが、国民をどんな事態に貶めていくかを良~く見ておこうじゃないか。

売国外交バージョンと自爆閣僚バージョンに続き、大災害他人事バージョンと、呆れたショータイムは続く。





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バラマキ4Kの一つである子ども手当ての予算は、全額、被災地に対する支援費として使えばよい。
民主党の特定の議員以外は、誰も文句を言う人はいない。

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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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