もっと雪、でした
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さて、事の起こりは、先日参加したCB1の「ともにじ号復活ばんやオフ」だった。
この日も20台を超えるBMWと共に25名以上のメンバーがアクアラインを越えた千葉県の魚料理屋に集結した。驚いたのは、何人ものメンバーの首から大きなカメラがぶら下がっていた事だった。そりゃこれだけいれば、カメラを趣味にするメンバーの一人や二人はいても不思議じゃない。だが、それが10人近くともなれば、それは決して「一部の人」などではなく「普通の風景」となる。
かねてから年代的に若めのこのクラブ(どうやら私が最年長くさい)にあって、愛車のモディファイに積極的だろうとは十分予想できたし、事実そうだった。何せホイールひとつとってみても、純正のままなのは私を含めて2、3人。私もまずはここからとは思ったものの、財務省が補正予算を組んでくれないのだからしょうがない。
で、デジタル一眼レフカメラ(デジイチ)である。
断わっておくが、私はいわゆるカメラオタクでも何でもない。生まれてこのかたカメラなぞ写ればいいという(車に興味ないヤツが、車なんて動けばいいと言うのと同じ)感覚だった。デジタル時代になったらなおのこと、画素数さえ上がればどんなカメラだってキレイに撮れるさ、そんな時代にわざわざデカいカメラを持ち出すヤツの気が知れない、てなモンである。
でもメンバーのデジイチで撮った写真には、キレイさ以上に何とも言えない味わいを感じてしまった。フィルム時代の一眼レフでは、埋め難いスキルの差が厳然と写真の差となって現れたらしいが、デジタル時代になってそれをハイテクがかなりカバーしてくれるという。ならばホイールは当面無理でも、デジイチだったら今からでも追いつけるかもしれない。もともと男は精密機械とステーショナリーには目がない生きモノだから、これも当然と言えば当然の帰結だろう。
思い立ったら、まず形から入るというのが私の流儀。
いやぁ、ISOの何たるかさえ知らなかった私だったが、ネットに掲示板に書籍にと、未知の分野じゃ近来まれに見るくらい短期集中で勉強したわ。もちろんありったっけの友人・知人のアドバイスを受けながら。
その結果、
1.ことデジイチの世界は、カタログスペックと撮れる写真のクオリティは必ずしも比例しない。
2. 望遠レンズは17-18mm~せいぜい200mmまでのものが1本あれば日常使用で事足りる。
3. 明るい単焦点レンズ(~35mm、~F2)の汎用性・有用性は高い。
4. ボディが軽ければいいというわけじゃなく、レンズとの重量バランスが大事。
5. ハンディVTR機のようなバリアングル液晶画面の有用性は高い。
6. でもデジイチではファインダー撮影の方が多用されるので、そのクオリティも重要。
7. JPG撮って出しよりもRAWで撮ってソフトで加工・修正するのが良い。
8. フィルム時代のリーディングカンパニーの実力は、デジタル時代になっても受け継がれている。
9. モデルチェンジはエントリー機種ほど早いので、新旧よりも実売価格の妥当性を優先すべき。
10.最後は予算と好み。
という結論(?)に達した次第である。← 短期集中勉強と言ってる割にこれだけかい!
購入予定までのこれから1ヶ月間、悩む楽しみはまだまだ尽きない。
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雪のせいか、はたまた先週から始まった社内DJ研修(Web Training)でしゃべっているせいか、咳と共にノドのイガイガを感じている。私自身は花粉症には縁がないものの、花粉に敏感な同僚などは既に花粉の飛散を感じているらしい。
春はもうそこに。
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