新しい歴史がこの日から
BMW新宿へは会社からタクシーで1000円前後。地下駐車場に停めてあった愛車120iクーペには車検証と同じナンバープレートが燦然と輝いていた(ように見えた)。担当のK氏からスイッチ類やナビやらの基本的操作のレクチャーを受けるものの、この日を迎えてアドレナリン出まくりの私には、半分ウワの空だ。
思えば、この車との初対面の時はシートに座ってエンジンをかけただけで、実際に試乗もせずに契約してしまった。だからBMWがどんなドライブフィールかも分らないままだった。それだけに、この地下車庫から自宅へ帰る事に結構なプレッシャーを感じていたのである。表に出たとたん壁に激突じゃシャレにもならない。
そしてわずか2km先の自宅までの初めてのドライブ。プジョーとは比較にならない厚いドアに隔てられた車内は静寂そのもの。異空間という感じすら受ける。そして走り出しのスムースさも。プジョーでおなじみだった小型のエンジンを一生懸命回して加速すると言うより、エンジンパワーの守備範囲で楽にスピードに乗る。しかも格段に滑らかに。これがエンジン屋BMWの本領か。
10年という歳月がここまで車を進歩させたのか。それともゲルマン装甲車はずっとこうだったのか。
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無事に車庫に入れた後、何事も形から入る性分の私は、この日に備えてすでにレーダー探知機やらステッカーの類やら装備&装飾品をほとんど揃えていたので、夜だというのに装着できるものからチビチビとセッティングにかかった。同時にかねてから決めていたガラスコーティング業者へ予約電話を入れた。こういった慌しい中に身を置きながら異常にワクワクし続けられるのが、車という大きなオモチャを手にした者の特権なのだろう。確かにこんな感覚は近年覚えがなかった。
そうこうしているうちに一夜が明けた今日。イエローハット経由ホームセンターの屋上駐車場に向かい、広々とした環境の中で、ナビやETCやレーダー探知機などの設定を行なった。明日からの伊豆箱根一周ドライブ旅行で高速や峠道は走れるだろうから、結構混雑していた土曜日の今日は都内を流すに留めた。
さて、明日は箱根経由西伊豆行きで、夕日が拝める露天風呂付きの客室が待っている。が、天気はどうやら下り坂のようだ。ギリギリ曇りにかかる直前で海に沈む夕日が拝めるかどうか。ま、あせらずにゆっくり出るつもりだけど。
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話は変わって、ブログのカウンターが30000カウントを超えた。2007年6月に旧ホームページのレンタル日記からこのブログに移って3年4ヶ月余り、当初からアクセスアップ狙いを目的としたブログではなかったが、塵も積もれば何とやら、拙文ご愛読に感謝。
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