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「貴乃花動議」って

「おいおい、そこじゃないだろ!」と新聞に向かって思わず叫んでいた。

今朝の朝日新聞の一面に「貴乃花動議」と題する記事が載った。すわ、沈黙の末に相撲協会改革のためのノロシを遂に上げたか? と期待して読んでみだら、とんだ肩透かしを食らわされたのである。

野球賭博をはじめとする数々の不祥事による多数の力士の謹慎に加え、TV中継や天皇賜杯すら無かった異例の名古屋場所が過ぎ、いよいよケジメの辞任かと思われた武蔵川理事長だったが、一転、記者会見で続投を言明。あまりのKYぶりに開いた口が塞がらなかったが、遅まきながらも状況判断がついたのか、一週間後には辞意表明した。

後任は、同じくまわし組の元大関・魁傑の放駒親方となったが、記事はそれが決まるまでの理事会の様子を書いている。

放駒親方は、前理事長が12日午前の理事会で辞意表明した際に後任に推薦され、関係者の多くは「放駒体制」にすんなり移行すると受け止めたという。ところが、その夜に開かれた理事会で、午前の理事会も含めてそれまで全く発言がなかった貴乃花親方がいきなり口を開いた。

「難局を乗り切るには、北の湖親方が適格だと思います」

前々理事長だった北の湖親方は、2年前に大麻事件で辞任したばかり。理事長職にあっても朝青龍問題に何一つ強い措置を取れず、現役時代の真面目さと強さの片鱗すら見せる事がなかった。

その北の海親方が、すかさず「推薦があったので、私も受けさせていただきます」とやった。理事長代行を務めた村山弘義理事が「北の湖さんは2年前に不祥事で辞め、いわば傷がある」などとたしなめたが、北の湖、貴乃花両親方とも引く気配はない。

すると、本命・放駒親方が「北の湖さんが出るなら、私は辞退します」と言い出した。これには出席者の多くがさらに驚いたという。

この時期に敢えて北の湖親方が理事長に返り咲く事に明確な道理があると言うのならともかく、理事長としてのこれまでの実績や問題解決能力から見ても、とてもこの難局を乗り切れる器とは思えない。では、「貴乃花動議」の真意は何なのか?

記事によれば、貴乃花親方は放駒親方と同じ二所ノ関一門に所属していた。だが、今年2月の理事選に一門の反対を押し切って立候補。事実上、破門されて放駒親方との関係も冷えた。一方、北の湖親方には理事長時代、35歳の若さで審判部副部長に引き立ててもらったという経緯から、貴乃花親方には放駒親方のトップ就任に抵抗がある一方、北の湖親方に恩義を感じて担ぎ上げたのではないかという。

アンタは大相撲の改革派を自任していたのではなかったのか? これでは改革どころか私利私欲の動議じゃないか! 「相撲協会の革命児」などとマスコミもこぞって持ち上げたが、改革が必要な時にはダンマリを決め込み、実は裏でコソコソ根回しに走っていたというのでは、ただのセコいオコチャマじゃないか!

貴乃花親方は、現役時代の整体師による洗脳事件や兄弟間の異様な確執、最近でも野球賭博で解雇となった大関・琴光喜の処分を巡って突然辞表を提出するなど、本人の口から出る改革論とは裏腹な言動が目立つ事には呆れつつも、これが彼の器の限界かなとも思っている。

もちろん伝統を重んじるという名目の下で内向きに固まる守旧派にとっても実にウザい存在に映っただろう。一連の野球賭博問題の発端も、彼を支持している「貴乃花グループ」の一角である大嶽親方や阿武松親方潰しのためのリークとも言われている。

理事長選出は無記名投票となったが、ここでもひと悶着。帰宅した武蔵川・前理事長の票をどうするかである。「推薦したんだから放駒の票だろう」との意見が出たが、貴乃花親方は「本人に確認するべきだ」と主張。結局、出羽海親方が電話で意思を確認したという。

結果は、放駒親方8票、北の湖親方4票だった。

協会をどう改革するのか問われ、放駒・新理事長は言った。

「委員会の先生方のアドバイスを聞き、解決に向けていい方向を模索したい。改革というよりも、今起こっている問題を早く解決すること。そして、このような問題が起こらないようにするのが、今一番の問題だと思っています」

待ったなしの相撲協会再生、もう少しだけ猶予を与えていいかもしれない。





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Chaie<チャイ>

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最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

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