ボンバー クローゼの誕生

勝敗はともかく、メッシのゴールが見たい! 

今大会屈指の好カード、準々決勝で早くも激突のドイツvsアルゼンチン。これを見ずしてワールドカップは語れない!

組織サッカーで堅守がウリだったこれまでのドイツが今大会は一変していた。組織サッカーは変わらないが、その比重をより攻撃面に注いでいる。つまり超攻撃的サッカーである。その象徴が決定力世界No1のFWクローゼだ。

一方のアルゼンチンは南米屈指の個人技チーム。イグアイン、テベス、メッシの誰もが超一流のストライカーで、どこからでもゴールを狙える。ボールを持ったら決して奪われないメッシの神業にも期待が掛かる。

試合は前半3分、フリーキックからミュラーが詰めて鮮やかなゴールを決めてドイツ先制! ここからドイツとアルゼンチンの主導権争いが俄然熱を帯びて来る。徐々にアルゼンチンが盛り返したところで前半終了。

信じられない展開は後半からだった。依然として主導権はアルゼンチン。メッシ、テペスを中心に何度もチャンスメイクを試みる。もはや同点は時間の問題かと思わせた。

ところが事態が急変したのが20分過ぎ、ワンチャンスの速攻をモノにしたクローゼが追加点をゴール! さらに5分後には恐怖のサイドバック、DFフリードリッヒがダメ押しの3点目! これで勝負あった、というところか。

超攻撃的な組織サッカー全開でドイツの本領発揮なのは明らかだが、その相手は他ならぬアルゼンチンなのだ。しかもそのアルゼンチン、肝心要のメッシのポジションが、この試合を通していつもより引いた位置だというのも気になる。これはマラドーナ監督の作戦なのか? だがこれではただのトップ下のMF止まりだ。もっと上げないと彼本来の攻撃力が発揮されないじゃないか。

終了間際にはクローゼがワールドカップ通算14得点目となる、この日2ゴール目を決めた。これでクローゼは、ドイツの伝説的ストライカー「爆撃機 ゲルト・ミュラー」に並び、トップのロナウドの個人通算得点にあと「1」と迫った。

ミュラーを継ぐ男、「ボンバー クローゼ」の誕生だ!

得点差はともかく、超攻撃的サッカーの応酬がこれほど面白い試合となるとは想像以上だった。メッシのノーゴールだけが残念だった。

・・・・・・・

プレトリアの死闘の末、日本を破って準々決勝にコマを進めたパラグアイ。今度の相手は無敵艦隊スペイン。この両チームもバルデス、カルドーソとビジャ、トーレスのFW対決が見ものだった。

スペインの攻撃の特徴は、何と言っても華麗なパスワークだ。その多彩ぶりは今大会トップレベルと言ってもいいだろう。予想通り、前半から圧倒的にボールを支配したスペインだったが、相手は守備力に定評のあるパラグアイ、なかなかチャンスを作れない。

この試合も後半から意外な展開が待っていた。12分、千載一遇のPKを得たパラグアイがGKカシージャスのスーパーセーブによって止められると、その直後、今度はスペインがPK奪取! アロンソが決めたが判定でやり直しとなり、2度目はGKビジャルがこれまたスーパーセーブ!

結局、両チームとも絶好の得点機を逃した形だが、こんなPKのやり合いなんて今まで見た事ない。さすがワールドカップだ。

勝負は38分、ドリブル突破したイニエスタを起点に最後はビリャが得点王争うトップとなる5点目のゴールを奪い、試合終盤でついにスペインがリードした! これが決勝点となり、パラグアイ最後の猛攻も及ばず、スペインが勝った。

さあ、これで準決勝はドイツvsスペインだ! クローゼvsビジャの得点王争いだ! これこそ事実上の決勝戦かもしれない。

もう一方のブロックでは、今や落日の王者となりつつあるブラジルをオランダが破り、アフリカ希望の星ガーナをウルグアイが破った。こうなると決勝戦の予想としては、ドイツvsオランダでドイツの優勝としておくとしよう。



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Chaie<チャイ>

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最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

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