そんな彼がいなくなった

今日は、思わず個人攻撃的なエントリになっちまったので、イヤな方はスルーして欲しい。

さて早くも一年の半分が過ぎ、ウチの部署にちょっとした変化が起こった。

3年ほど前に中途入社した、関西人のクセにやたら細かく、明け透けとは言えない性格の通称「ノイラミニダーゼ」と呼ばれたマネジャー。彼がこのたび同じ部門の別の部署へ室長付きマネジャーとしてと異動した。定年延長中の室長の下でうまくやれば次期室長も夢じゃないという、おいしいポストかもしれない。

このマネジャーについては、ウチの連中もいろいろと言いたい事があるだろう。何かと部下を小部屋に呼び出しては、普通なら5分も掛からない話をあれやこれやのたとえ話を弄して延々やらかす。それこそが良好なコミュニケーションのあるべき姿だと自分だけ思っている。

定例の個人面談はもっと悲惨だ。他のマネジャーならせいぜい20分程度の面談を最低でも1時間、もしも面談内容に納得いかない部下が変更を求めようと思えば、とことんやり合って2時間は粘る覚悟が必要だ。だから大抵の場合は渋々ながらも彼の業務指示に従うしかなくなる。

ある時、営業部隊からの朝一番の問い合わせ電話に出られる部員が少ないと見るや、始業時間は9時なのだから全員9時には出社すべきだと声高にのたまう。

本社では外部のカスタマーからの問い合わせを含めた、あらゆる対応をする専門部署が別にある。我々は去年あたりからその業務のごく一部分を引き受けているに過ぎないが、そもそもここは研修部門であって、問い合わせ対応だけが業務ではない。逆に研修の時などは、それこそ8時前から動いている事もある。

ましてや本社では自分で仕事の時間を管理するようフレックス制を導入しているし、我々が対応する相手は社内限定なのだから、コアタイム(10時)以降に対応する旨を連絡しておけばいいだけの事だ。

またある時、交通費節減だと聞けば、航空券を今までのビジネスリピートから得割にしろ、それが出来ない場合は理由を報告しろとやらかす。我々の出張は、主に研修ツアーや説明会などの営業部隊へのサポート業務である。それらの業務の性格上、予定したスケジュールに思わぬ変更が生じる事はたびたびある。

そんな時、ビジネスリピートなら対応可能だが、得割だと無効になってしまい、改めて買い直さなければならない。これは節減どころか精神衛生上からも極めてよろしくない。おまけにその差額たるや、東京~大阪で2000円程度なのだ。そこまで言うなら、自ら安いホテルに泊まるなりしてアンタが節約してみせろ。

・・・・・・・

とまあ、ここまではせいぜい彼のチーム内での話であって、私に直接危害が及ぶというものではなかったので、まだ問題はないだろう。

問題だったのは、研修コンテンツの企画会議や予演会で、作成者に対し議論沸騰カンカンガクガクとなる事に対して、マネジャーの一人が、周りがあれこれ言い過ぎるから決まらないと会議で不満を漏らした。その時、何と件の彼もそれに同調したという。だがそれは、そのおかげで時間が掛かり、部下の残業時間が増えるから困るという理由だったのである。

これだ。これが、どうにも私と相容れられない彼の感性の正体だったんだと確信した。

彼自身は、担当業務の違いから全くと言っていいほど我々の予演会などには出席しない。だが、彼の部下は研修トレーナーとして出席している。ただでさえ、自分の利益や評価に繋がらない他チームの業務に自分の部下を出したくない彼にとって、ましてやそこで部下の残業時間が増えるような議論が延々行なわれるという事が納得いかないと、こういうワケなのだ。

見事なセクショナリズムである。

彼の部下のIさんが、今年から私の担当製品の研修にも関与する事になっていた。だが、他の業務もあってこれまでマトモにその製品研修のトレーナーをやれていなかった。近々予定されている中途社員研修がいい機会だと思った私は、Iさんに基礎部分のトレーナーを担当してもらおうと思った。

だが、あにはからんや、Iさんから「それは業務外」だと突っ返されたのである。

原因は、Iさんのマネジャーである件の彼が、今の今まで部下の業務分担を部内に公にしていなかったため、Iさんの正確な業務への関わり方が不明瞭で、それがお互いに誤解を生じさせる結果となったのだ。非公開だったのは、人員の移動予定があるから決定できないというのが彼なりの理由だそうだが、それなら今いる部下の業務分担だけでも、あるいは暫定でもいいから出さないと、他部署のメンバーには不明瞭なままじゃないか。

他のマネジャーのチームだって、部下の人員移動の一つくらい起こるだろうが、とっくに業務分担表は公開しているのである。そうしておけば、私だって朝っぱらから声を荒げる必要もなかったのに。

・・・・・・・

私と決定的にソリが合わなかったり、私に業務上の危害を加えたりした人は、不思議と私の周りからいなくなるという事を以前も書いたが、期せずして今回もまた同じ現象が起こった。

彼が動いた途端、全メンバーの業務分担表はあっさり公表されるわ、何より他のマネジャーの顔が晴れ晴れとして来たのである。彼の言動は、彼の部下だけに留まらず、部署全体にも少なからぬマイナスの影響を及ぼしていたのだと改めて実感した。 

「最初は断ったんだけど、どうしても彼にという要請だったので行ってもらう事にしました」 

・・・もしかしたら部長殿、体よく図ったか?




関連記事

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

Number of Access
Since 25. Dec. 2001
Day by Day ・・・
My Profile

Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

Recent Comments
データ取得中...
Search
Translation
PDF Exchanger

Weather Forecast

-天気予報コム- -FC2-