動かざること・・・

リビングと寝室にあるウチのテレビは、画面の右上に「アナログ」の文字が出る。

テレビはブラウン管と液晶の2台なのだが、両方とも地デジ不対応のアナログテレビだ。地デジ化は、国と放送局と家電メーカーの経済的陰謀だと未だに固く信じている私は、アナログの文字が浮き出ようが、番組テロップに来年から受信できなくなるなどと脅迫文が流れようが、一向に動じない。

何かとCMに影響されやすいカミさんなどは、地デジテレビのCMや電機店のチラシを見るたび、未だに買い替えに動こうとしない私が、まるで時代に取り残されて行く大バカ者かのように映るらしい。やれ寝室の小さい方からまず買い替えたらとか、大型液晶テレビも安くなったわよねぇなどと、これ見よがしにつぶやく。

まあ、テレビ番組が観られなくなるのは不便だから、いずれ買い替えの時は来るだろう。でも今動かないのにはワケがある。

地デジへの移行が公表された頃…たぶん2年近く前だったと思うが、テレビ放送の全てがデジタル放送となる事に明確なメリットが感じられず、せいぜい放送局などのご都合主義にしか見えなかったのである。所詮、家庭で観る映像の質は大きな問題ではない。電機店の広いフロアで見比べる大型テレビには、素人目にも画質の違いや好みは分かりやすいと思う。しかし、その中の一台を買って家に置いて観た瞬間、それが一番良いテレビとなる。なぜなら、そこにはもう比べる他のテレビが存在しないからである。

ハイビジョンだろうがブルーレイだろうが、新たに比べて観るからきれいに見えるが、もともと家にあるテレビの映像しか観ていなければ問題無いし、気にもならないだろう。よほど旧いテレビでもなければ、アナログ放送でも全く差し支えないのである。

それに技術は日進月歩である。ここ1、2年の間にも液晶画面の劇的な値下がりに加え、フルハイビジョン、4倍速、LED、果ては3Dテレビまで登場したではないか! そうなのだ。メーカー側の事情で新技術を出し惜しみしているという側面もあるが、ここ数ヶ月の間ででもかなりの進化を見せているのである。しかもそれらは旧型と大きく変わらない価格がほとんどだ。

慌てて買い替えに走った連中の顔を見てみたいわ。

であるから、自分こそ最後の抵抗者然とギリギリまで粘るつもりだ。エコポイントなんぞで釣ろうなど論外である。そうそう、昨日の折り込みチラシに、この土日に400万円のドイツ車を買えば、30万円以上する46型の3D液晶テレビが付いてくるキャンペーンなるものがあってビックリしたが、もちろん動かない、いや動けない。

それでもいずれ訪れる買い替え時に実現していて欲しいポイントは、薄型という最大の特徴を生かすために番組録画やソフト再生に必要なHDDやDVDレコーダが内蔵されていること。これらの外付け機器は数10cm四方の幅を持っているので、いくらテレビが薄くなろうが、結局今のテレビ台と大差ない奥行きが必要になってしまうからである。

次はテレビそのものの進化である。今、私が最も注目しているのは「有機ELテレビ」で、その画質レベルは液晶テレビの比ではなくフルカラー表示が可能という。究極の画質と言われるELテレビが液晶並みの価格で手に入るのなら大歓迎。まだ11型で20万円もするようだが、SONYよ頑張れ!

地デジ化へおよそあと1年。それまでにどんな新技術が実現されるか楽しみである。ご同輩、くれぐれも「慌てる乞食はもらいが少ない(死語?)」とならぬよう。

・・・・・・・

計10ヶ所に及んだ研修ツアーも、ついに最後の1週間に差し掛かった。今夜静岡へ移動し、明後日金沢へ移動し、木曜日に大阪へ移動して千秋楽を迎える。

思えば、一部のコンテンツに関してはいつも以上にカンカンガクガク、ついには研修が始まった後に修正を加える事態にもなった。それでもまだ期待した研修効果が受講者から得られていないようだ。トレーナー側も完全に肚に落ちているとは言えず、最後までこのコンテンツは苦慮するだろう。

今回は特例だったにせよ、研修コンテンツは毎回こういう具合に議論白熱しつつ予演会を重ねて研修初日までに固められる。逆に言うと、作成者を巻き込んだ議論が白熱してこそより良いものが見えて来るのである。

それなのに部内ミーティングで、あるマネジャーの口から、トレーナーがいろいろ勝手な意見を言うから作成者が迷い、追い詰められる事になるなどとトンチンカンな訴えがあったやに聞く。真偽のほどは定かではないが、もしそれが本当なら、まるで我々が作成者にいわれなきイチャモンでも付けているかのような言い草ではないか。

だが、部署の最高責任者である部長殿は違った。それは研修効果を上げ、研修目標を達成するためには必要欠くべからざるプロセスなのだと断じてくれたらしい。それを知って、私は彼を大いに見直した次第である。

そもそも発言したマネジャーは、対象となった作成者の上司とも漏れ聞く。もしそうならば、予演会などで自身からほとんど発言もせずに後で文句を言うくらいなら、早い段階からもっと部下に関与してきちんとしたものにさせれば良かったと思うのは私だけではあるまい。




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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

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