博多の新定番
パートナーがいるとはいえ、3日連続で同じコンテンツを繰り返すのはしんどい。が、これにより自分バージョンの研修シナリオが完成する。来週以降はそれを踏襲しながら繰り返す日々となるが、ギャグの種類や入れるところまでもが確定するから、しゃべっているこちらとしてはもはや新鮮味はなくなっているけど。
さて今回の博多では、また新しい発見があった。中洲で常連だった店が昨年閉店してしまってからというもの、私の宿泊ホテルと食事は天神エリアへと移っていた。
ちょっと前に地元出身のうえやまとち氏の描く漫画「クッキング パパ」で紹介された、地元で大人気の海鮮料理屋「兼平鮮魚店」へようやく行く機会に恵まれた。2日前に予約を入れた時は4名でカウンター席という事だったが、行ってみると小さな個室が確保されていたのは嬉しい誤算。
この店の1階の半分は本物の魚屋だ。料理屋部門はカウンター中心の1階と座敷の2階となっている。店に一歩入った途端、これは相当期待できるぞという雰囲気が伝わって来る。果たして期待通りの刺身は7点盛りから始まって、活アワビ、活サザエ、箱ウニと続いた。さすがに魚屋だと思わせたのは、様々な魚を塩焼きや煮付けなどのお好みの料理法を載せたページがメニューの中に独立してあった事である。
我々の大好物であるゴマサバも、ここのは大きめの切り身に擂り胡麻を和えたタレをかけ、糸海苔を盛った本格派で、今まで食べたゴマサバの中でも味も迫力もトップクラスだった。
別件で博多入りしていた、誕生日だという同僚M子が合流したいと言うのでオーダーを控えていたノドグロの塩焼き。ところが彼女が到着した時には残念ながら売り切れてしまっていた。参考までに中居さんにありふれた一夜干しか貴重な生魚かを確かめたら、生魚と言うではないか! 重ね重ね残念だったが、次回リベンジしよう。
ここの焼酎ボトルの値付けがまた安い。先日一升瓶をネットで購入し、その味と香りが気に入っていた希少品「赤兎馬」の四合瓶が3100円! 幻扱いの焼酎のはずが、これじゃ普通の焼酎並みの価格である。だが、その味と香りに一同絶賛、気がついたら2本カラになっていた。
女性が2名いたとはいえ、生ビール、日本酒ぬる燗、焼酎ボトル2本にさんざん食べて@5~6000円程度。この瞬間、私の博多の新定番が決定したのである。これからの博多は天神エリアで間違いなし!
- 関連記事