やっぱりひと悶着
「じゃあ、夏休みと冬休みは補習を全部受けてから帰って来い!」と言ってやった。この補習の間も、寮ではいつもの通りに義務自習の時間があり、ここで休み中の宿題が結構はかどるらしい。おおっ、一石二鳥ではないか。息子の方も悪い話じゃないと思っているようだ。
だがなぜか帰省してきた日以来、息子とカミさんはウマが合っていない。帰省3日目の今日などは「宿題なんかしないでいいって言ってんだからやるんじゃない! 言うことを聞いて遊んでろ!」なんて怒鳴ってる。あまりの息子の体たらくにカミさんがキレて、どうやら高校進学をやめて就職させる方向で話が進んでいるらしい。
何やかんやでこのところ帰りの遅い私は、事情がよく飲み込めずに「何のこっちゃ?」状態なのだが、まあいずれ何らかの落しどころに収まるだろうと知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいる。こんな事は年中行事の一つで、別に今に始まった事でもないし、カミさん一流のショック療法をまた始めたんだなと割合気楽に構えている。私としては来月の同僚とのスキー旅行に連れてってやれば、まあいいかというところだ。
・・・・・・・
話は変わって、新年間近で年を越せずに逝ってしまった人達がいる。17日は岸田今日子さん(76)、脳腫瘍による呼吸不全だった。20日は青島幸男氏(74)、骨髄異形成性症候群だった。同じ日にカンニングの中島忠幸氏(35)、2年前の急性リンパ球性白血病の再発による肺炎だった。私にとってもそれぞれ印象深い方達である。ご冥福をお祈りしたい。
- 関連記事
-
- 回天と桜花 (2007/01/04)
- 大晦日前の一騒動 (2006/12/30)
- やっぱりひと悶着 (2006/12/21)
- 招待状が届いたぞ (2006/11/28)
- これぞ我が家の定例行事 (2006/08/13)