勝負はカッコじゃないだろ

日曜移動で3泊4日の甲府出張が昨日終わった。甲府市内はもとより、落語で有名な鰍沢や毎年やってるキャンプの河口湖エリアを回った。旅行で見慣れた景色も、平日のビジネスシーンで見るとまた違った景色に感じるから不思議である。

面白かったのは、訪問したある内科の開業医の先生が気功に造詣が深く、短時間だったが私にそれをしてくれた事だった。先生曰く、気を通じさせたので2週間分のストレス解消と五十肩の治療に効果があるとか。確かにいくぶん身体が軽くなったのでストレスが解消したのかと思えるし、五十肩の鈍痛もその後2時間は解消した。気功恐るべし。

今回は3日間で延べ4名の営業部員と同行活動を行なったのだが、私の担当製品に関しては普段からあまり話す機会も無いせいか、予想通り相手との対話もままならないといった様子で、結局ほとんど私が対応していた。これじゃ売れるワケない。今後はより実践的な研修を強化しなくちゃならないと痛感した。

・・・・・・・

夕方のニュースを見ていたら、あるスポーツ選手が物議を醸しているではないか。

彼の名は國母和宏(21)、スノーボード・ハーフパイプのバンクーバーオリンピック代表選手である。日本選手団が成田から現地入りした際の彼の服装が問題視されていた。ただでさえスノボ選手は、いわゆるストイック系アスリートと大きくかけ離れた風貌をしている。ご多分に漏れず、彼の場合もレゲエ調の髪型にヒゲと鼻ピアスだった。

問題はその服装。サングラスを掛け、選手団のユニホームであるブレザーの前ボタンを開け放ち、ネクタイをルーズに結び、ワイシャツのすそも出していた。これに腰パンと来りゃまるで昨今の高校生の制服姿そのものである。さすがにJOCは橋本聖子団長を通じ、スノーボードの萩原文和監督に注意したという。

本人には選手村の入村式参加を自粛させたが、その後の報道陣の質問には「反省してま~す」。これを各局はニュースで取り上げているものの、それに対するコメントが何ともおかしいのだ。どの局も「競技前に余計な雑音を入れたくはない。競技に集中して結果につなげて欲しい」と異口同音のコメントである。

勘違いしてもらっては困る!

単に一選手として世界を転戦している時なら「どうぞご勝手に」だが、今の彼は日本選手団の一員である。それは日本国民の代表という事でもあるのだ。国を代表して相手国を訪れるのだから、そこにエチケットやマナーがあって当然である。本人の流儀よりも相手に不快感や違和感を抱かせないという慮りが優先されるべきなのだが、恐らく精神的に未熟な彼は、型に嵌らない自分を自己主張したかったのだろう。

この様子をを見ているうち、かつてソウルオリンピックで女子水泳陣が中心となって「オリンピックを楽しんで来ますムード」を必要以上にブチ上げて世間のヒンシュクを買った事例を思い出した。こういう行過ぎた個人主義を分別ある大人は到底看過できまい。事実、彼の姿が流れた時、全日本スキー連盟にも講義が来たという。

おまけに彼は国費でオリンピックに参加している身であり、したがって彼のスポンサーは国民なのだ。今さら服装は心を写す鏡とまでは言いたくもないが、21歳の若輩であったにせよ、いや若輩だからこそ謙虚に構え、逆に内に秘めた闘志は熱く燃えさせるのが本来なのではないだろうか?

知っておくが良い。あの時の女子水泳陣もそうだったが、そういう時ほど結果が伴わないものだという事を。そしてそうなれば、今度はマスコミが水に落ちた犬の如く君を叩きに来るという事を。




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COMMENT

翡翠さん、はじめまして。
そんな抗議の中心的世代が私のような50代だとすれば、それもむべなるかなと思います。こう見えて、私は結構保守的です(笑
私が不快に思える事は、大人世代の最大公約数的な感性だと勝手に思ってます。

初めまして。「服装よりも競技の内容」が
大事であると言うなら、尚更、きちんとした
格好をすれば良いと思います。
仰るように、「国費」で参加させてもらっている身です。当然、相手国への礼儀もあるし
自国の代表としての責任もあります。
抗議があったのは当然で、日本国民の意識が
まともで良かった、という気がしています。

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Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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