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騒動の本質は根っこにあり

今シーズン屈指の寒さ、最高気温6℃が予報された東京。ひとたび玄関を出たら身を切られるような寒気の中、昨日初めて受けた自由診療30分間のリハビリマッサージのおかげで可動域が広がったものの、どう回してもゴキゴキ鳴るようになった肩を時折動かしながら会社への道を歩いて行った。

私の五十肩の原因は、長年の運動不足と変な姿勢とで知らずに凝った肩周辺の筋や腱がついに悲鳴を上げたという事に表面的には落ち着きそうだが、本当のところは解らない。そもそも原因不明が五十肩というものなのだから。

・・・・・・・

最近の政界や角界の騒動は、一見ハデに映る上っ面の流ればかりが耳目を集めている。

まずは政界。小沢幹事長の資金管理団体による土地取得代金4億円の政治資金収支報告書への虚偽記載で逮捕された元秘書たち。その出所を巡って小沢氏本人の説明も二転三転。片や小沢氏擁護一辺倒の鳩山首相の答弁。そんな中で、二度に渡る小沢氏本人の事情長所を行なった検察の手がいつ逮捕起訴及ぶのか、いやいや検察側に有罪とする決め手は無いなどと連日マスコミは報道する。挙句、検察側は昨日、小沢氏本人を嫌疑不十分で不起訴とする方針を固めたと報道された。

これに安堵した民主党は、小沢氏の幹事長続投の声が一気に優勢になるだろうが、続投による支持率のさらなる下落を懸念する声も根強いという。つまりは真の意味で政権交代の達成となる次期参院選への影響こそがこの時騒動以上に問題視されているというわけだ。

ちょっと待った! 問題の根っこはそこじゃないだろ!

報告書虚偽記載がたとえ形式犯罪止まりだろうが、小沢氏が逮捕起訴を免れようが、それを論じる以前に考えなくてはならない事があるんじゃないのか?

それは、一政治家(=資金管理団体)が政治資金を使って資産形成を行なうのはどうなのか、という根本的な事なのだ。彼の政治資金には企業からの献金に加え、政党交付金も含まれている。政党交付金はすなわち我々の税金である。もっと言えば、企業献金に充てられたカネだって、その利潤の元となった公共工事に費やされたカネは我々の税金である。それを彼個人(=資金管理団体)の不動産購入に使われたという事は、我々の税金が個人の資産に化けたという事に他ならない。

これに憤らずして国民たり得るか! と思うのである。

政治資金規正法とかの法律に遵法か否かを問う以前に、選挙で選ばれた国民の代表である公人としてあるまじき倫理観じゃないのかと問いたいのだ。政党や議員自らを通じて国を良くするはずのための政党交付金で、国よりも自らの利するとは何事か! これは公人にとっては法を犯す事よりも恥ずかしい事じゃないのか?

・・・・・・・

さて、次は角界。言わずと知れた朝青龍の暴行騒動。場所中に朝まで飲んで泥酔した挙句、居合わせた知人を殴り鼻骨骨折を負わせたとする事件である。高砂親方は当初、相手はマネジャーだと協会に虚偽の報告をし、慌てて訂正しつつ示談成立を報告したものの、さらに矛盾点を突かれてしどろもどろ。その一方で弁護士に示談書を作成させ、両者にサインさせて事を収めようとした。

協会側も遅まきながら調査委員会を立ち上げたが、所詮は守旧派の理事達に本気で追求しようとする姿勢など無い。本人には酔って記憶が無かったから、相手には示談が成立しているからと肝心の当事者双方に聞き取りすらしない。挙句は暴行そのものすらなかったと言い出しかねない様相だ。罪にさえ問われなければいい、後はいつもの朝青龍騒動と同じように厳重注意と若干の出場停止処分に落ち着かせようとの思惑ばかりが見え隠れしている。

ちょっと待った! 問題の根っこはそこじゃないだろ!

犯罪として成立しようがしまいが、能天気な親方の指導力が無に等しかろうが、それを論じる以前に考えなくてはならない事があるんじゃないのか?

それは、力量、品格とも抜群として推挙された大相撲の横綱が、その重んじるべき品格を汚したという事こそが最も許されざるものではないのか、という根本的な事なのだ。被害届が出されなかっただの、示談が成立しただのは大相撲にとってはそれこそ二の次、三の次である。国技とされる大相撲を国民に代わって担っているはずの公益法人たる日本相撲協会関係者は、国技の最高位に立つ者の品格を汚す言動にこそ最も厳格であるべきではなかったのか?

これに憤らずして国民たり得るか! と思うのである。

神事に通じる大相撲にとって、格式としての伝統と尊厳を守る品格は命である。それは当然、興行というビジネス面に勝る、大相撲たる存在意義と言っていいだろう。朝青龍の生国は日本ではないが、仮にも力士を生業としているなら、そのスピリットは日本の大相撲の精神を持って然るべきだ。精神を持った上で、技量、品格抜群ゆえ横綱で有り得るという事をどうして今だに誰も解らせられないのだろうか? よしんば彼が去って相撲人気に影を落としたとしても、大相撲の品格を汚された事の方が相撲の国の民にとって耐えられない事のはずだと思うのだが。

うわべよりも根っこの方が本質に近いのは物事の理(ことわり)である。

渦中の朝青龍が本日引退声明を出した。最後に彼の足跡を記しておこう。本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ。1980年9月27日モンゴル生まれの29歳。184cm、154kg。明徳義塾高へ相撲留学、中退し高砂部屋に入門。1999年初場所初土俵。2003年初場所後に第68代横綱昇進。大鵬、千代の富士に次ぐ史上3番目となる優勝25回。2005年6場所完全制覇。殊勲賞、敢闘賞各3回。通算成績は669勝173敗76休。

文句のつけようの無いすばらしい成績を残した「スモウレスラー」だった。





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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

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