出てきた人たち

さんざん逃げまくった挙句、夫の高相祐一被告(41)と共に覚せい剤取締法違反で指名手配された後に逮捕された酒井法子被告(38)が、17日に保釈された。保釈直後は明るい色の地味化粧でハデさを隠したものの、メイクさん付きの車に乗り込んで向かった記者会見では一転、ダークスーツと暗めのメークで謝罪色をアピール、でも目張りはバッチリ入っていた。

案の定、なぜか契約解除された元所属事務所の筋書きに乗って、覚え切れずにメモを見ながら通り一遍の反省の弁を語った。ところが、当然、裁判による判決に関わらず、引退もしくは無期限謹慎などの真摯な覚悟を語ると思いきや、「皆さまのお気持ちに恩返しをしていきたいと思います」と来た。何をかいわんや。今の我々の率直な気持ちは「二度と芸能界に顔を出すな!」だ。

結局彼女も、過去の薬物汚染芸能人同様のセリフに終始した。最後まで「子供と共に静かに暮らしていきたい」とは言わず、すで執行猶予判決まで予知したかのように、復帰を見据えた発言をしている。暴力団組長だった父親、弟も元暴力団員で既に同罪で公判中。そんな家庭出身なればこそ、夫の逮捕時の言動、逮捕直後の逃避行、出頭後の供述などに並々ならぬ強さ、したたかさが見えてくる。そう、これは「一家の血」なのだ。彼女の本性はアイドル「のりピー」ではなかったのだ。

誰かを殺傷したわけじゃない、何かを盗んだわけじゃない。そこまで厳しくしなくてもいいじゃないかと言う輩がいるかもしれないが、そうではない。有名人というステータスにありながら、自らの意志で覚せい剤に手を出し、その恐ろしさをロクに表に出さぬまま、まるで何事も無かったかのように再びマスコミに顔を出そうものなら、見ている者にどう映るだろうか? 自らが及ぼした多大な負の影響に対する責任を果たす方が、どう考えても先だろうが!

しでかした本人が負うペナルティの大きさで、事の重大性が分かってくるってモンだ。初めから「復帰ありき」じゃ、とても合点がいかない。ビジネスばかりに目が行ってる取り巻き連中、しっかりせい!


・・・・・・・

「野党」自民党の総裁候補の顔ぶれが出揃ったようだ。

まず声を上げたのは、宏池会代表の谷垣禎一(64)氏だった。

彼は「加藤の乱」で加藤紘一氏を止める場面で有名になり、小泉政権下では小泉改革の中心的閣僚の一つである財務大臣を務めた。直後の総裁選に出馬したが、安倍氏、麻生氏に敗れている。その後、福田、麻生総裁時には立候補を見送り、今回再度の立候補となった。ベテランでもあり派閥の長でもある。

「自民党再生の捨石になる」「全員野球、みんなでやろうぜ」という発言よりも、長老や派閥の後押しによる旧態依然の自民党流の候補というそしりは免れない。もはや可能性の薄い総理の「名」を捨て、今なら可能性のある総裁の「実」を選んだか? いずれにせよ、もはや新鮮味はない。

次に声を上げたのは河野太郎(47)氏である。

「自民との再生は、長老と派閥の影響を排除できなければ達成できない」と、推薦人集めから苦労したものの、ようやく立候補に漕ぎつけた。その長老達からは、ともすればタカ派で猪突猛進型の彼は自民党の毛色とは相容れないと思われたのか、本人曰く「アイツの推薦人だけにはなるな」という森、町村、青木らフィクサー連中からの妨害工作があったという。

候補者の中で、今最も「熱い」人物である。それゆえ、マスコミの前でも平気で実名を挙げて自党の批判を行なっている。与党ボケ政党の変化を印象付けるにはもってこいの若手・中堅の代表的人材とも思えるが、万人受けする性格ではなさそうである。

そして、どこから湧いて出たか分からない西村康稔(46)氏。

経歴を見ると、元通産官僚で「メンズノンノ」などのモデルを務めた、安倍氏側近の一人で町村派出身のイケメン代議士とある。そんな彼を良く知っているという人は極めて少ないだろう。事実、唐突感が否めない出馬に党内からは「谷垣氏を勝たせたいベテランが、河野氏に流れそうな若手・中堅議員の票分けを狙い、裏で出馬を働きかけたのでは?」との憶測も出ている。さもありなん。

結局、フィクサー連中による若手支持層の分断工作のために、推薦人付きでうまいこと二階に上げられ、最後にはハシゴを外される運命の人なのかもしれない。

単なる野党の党首選びだからどうでもいいけれど、これで谷垣氏が勝てば、いつも通りの派閥中心の総裁誕生、河野氏が勝てば、野党だからこそ許される波乱必至の総裁誕生と、どちらにしてもさほど興味はそそられそうにない。そして総裁が誕生しても首班指名もなければ組閣もないのは、何ともお寒い限りである。

・・・ほらほら、その陰で石破、石原、小池らの立候補見送り組が、虎視眈々と次の次を狙ってるぞ。




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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

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