ヒマとe-Testと乱痴気騒ぎと

お盆週間はオフィスも人影が薄くなり、外部からの電話やメールもめっきり少なくなる。この図書館のような環境は、たくさんの仕事を抱えている者にとっては集中して取り組める絶好の機会となるが、そうでない者にとっては何もする事のない至極退屈な日々となる。

お盆に帰省しなければならない故郷を持たない私には、何かと混む&高いお盆週間に休暇を取らなくてはならない理由など無い。今年中に消化すれば良い5日間の四季休暇は、研修ツアーの無い10月あたりにかまそうと思っている。だから今週は出社こそしているが、いかんせんやる事も無く文字通り「ヒマ」な日々だ。

目の前にPCがあってヒマと来れば、ついつい目が行くのは通販サイト。眺めているうちにふつふつと物欲が目を覚ます。 ・・・いかんいかん、またカミさんに怒られる。

ウワサでは人事部門のメンバーの陰謀とされているが、営業関連部門ではベネッセの企画によるPC上で行なうe-Test形式の英語力検定が義務化された。これは本社のマーケ部門や我々研修部門のみならず、第一線にいる営業部隊全員も対象だ。外資系であるゆえ英語力の向上は当然求められ、その能力を有する者はグローバルな舞台への道も開こうという主旨らしいが、私にとっては今さら大きなお世話である。

そもそも語学は、主として文系の分野に進んだ者が習得している場合が多い。いわば文系出身者ならではの知識・能力と言ってもいい。事実、ウチの会社で英語が特に堪能な連中は、帰国子女は別にして圧倒的に文系出身者が多い。その代わり薬学・化学の専門知識は疎い。逆に我々理系出身者は、英語が堪能な者もいるにはいるが、そこまでの英語力を有しない者が多数派である。

ウチの会社に必要な知識の第一は専門学術知識であるのは論を待たない。だが一方でグローバル企業であるからして、コミュニケーション・ツールとしての英語も必要とされる。そう、英語はあくまでPCと同じように「道具」のはずなのだ。

私はかつて英会話に燃えた時期があった。本国から来た研修部門のメンバーのジョークがわかり、フランクに喋れればいいなというのがその動機だった。そのために一週間の英語漬け合宿にも行った。だがそれはあくまでコミュニケーション・ツールとしての「英会話」であり、会社が求めるビジネス指向の「英語力」ではない。この歳で今さらそんなものを詰め込もうものなら、せっかく叩き込んだ専門知識がその分こぼれ落ちてしまうだろう。もはや脳ミソの容量は決まっているのである。

それなのに、まるで短縮版のTOEICのような代物を義務付けるのはお門違いも甚だしい。万一高得点をゲットしようものなら海外の会議に単身行けと言われそうだし、さりとてあまりにデキが悪けりゃ変に目立ちかねない。ここはそこそこの得点で、その他大勢の馬群に沈んでおくのが賢明なのである。

そこで、このお盆週間のヒマを有効活用して、念のため外国暮らしで英会話が堪能なH君を傍らに配しつつ、約30分のテストをやってみた。ヒアリングや長文読解などは半ばカンで解いたが、結果として6割弱の得点だった。しめしめ、これなら十分馬群圏内だろう。

夜は、久々にO君の誘いもあってH君と3人で飲むわ歌うわの乱痴気騒ぎ。魚籠庵なき後の店を探しつつ辿り着いたのが「串亭」という、ストップと言うまで様々な串揚げが出てくるシステムの店だった。よくある店と言われればその通りで、お盆の時季にやってる店優先の我々はさほど期待もしていなかった。

ところがそれは良い意味で裏切られた。サッパリ系の軽い油で揚げられた串揚げは、そのどれもが素材からして同系統の店とは別格だったのである。食べた串揚げは20本近く、これに軍鶏のレアステーキとモモ肉のタタキ、串焼きなども追加して@8000円は決して高くは感じなかった。もちろん勘定の半分は例によって酒代だったけど。

H君得意の英語の歌も飛び出した二次会のカラオケボックスが終了した頃は、既に日付変更線を越えていた。明けて今日一日は、その代償に増えた体重を減らしつつ、二日酔いのような胸苦しさとの戦いが始まるのである。まあ、これが乱痴気騒ぎの報いだから仕方がない。あ~気持ち悪ィ。





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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

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