温故知新シリーズ 12
今回は、いつもの屁理屈だらけの私の主義主張ではございません。名だたるPEUGEOTオーナーが自分のHPでコーナーを作り、さまざまなモディファイを公開しているのが常々うらやましく、「ええぃ、やっちゃえ!」 で載せてみました。それも書きなぐりスタイルです。
あんまり車に詳しくはない、でもちょっとはイジッてみたい。お金はあまりかけずに、それで効果があるんなら・・・。どこにでもいるご都合主義のモディファイヤーが私です。
そんな私が今までに施したモディファイは、納車2ヶ月でのアーシングと今回のエアフィルター交換です。アーシングについては 「ホームページ立ち上げのワケ②」でも書いてますが、お手軽で効果的でした。市販品だと2~3万以上しますが、巨匠しげドンさんお手製の材料(ホームセンターで入手したそうな)ですと10分の1以下でできてしまいます。
アーシング(しげドン製)の特徴と効果のほどは、
・206XSの場合、コード3本設置するだけのお手軽モディファイ
・エンジンのフケ上がり、ライトの照度などの向上(オーディオの音も?)
・何より安くできること(材料費は1000円ちょっとだと思われる)
でありましょうか。
今回やってみたのがエアフィルター交換です。これは先日のオフ会で、やはりしげドンさん持参の純正交換のスポンジ状のフィルターを装着してみたところ、あまりの違いにびっくりして、自分でもさっそく購入して付け替えました。
エアフィルター交換(Green社製)の特徴と効果のほどは、
・低速~中速のトルクフィールの向上
・それはすなわち、軽く、なめらか、それでいて力強い加速感(だと思う)
・純正品と交換するだけの作業のみ(・・・サルではできない)
・最高級品でも1万5千円程度(1万円前後の品でも大差ないとか)
というところでしょうか。
以上の2点は、私のみならず同乗者も違いを実感できるくらい効果がありました。自信を持ってお勧めできると思います。
その他、曲面ルームミラー(メーカー忘却。前の車から移植)も後方の死角がなくなって便利ですし、カーナビ(楽ナビ。東京勤務復帰のドサクサ時にウチの財務省の許可が得られたため、気が変わらぬうちにとすかさず購入)も、道を覚えなくなるという副作用を除けばやはり便利モノですね。操作性も上々です。時々変なルートが出ますが・・・。
あと、運転席のザブトン(メーカー不詳)。これは長時間ドライブ時、自重のせいで、さすがのPEUGEOTシートでもお尻が痛くなった経験から装着しました。おかげで3時間以上のドライブも楽々です(ちなみに標準体重の方には必要ありません)。胸部および腹部の圧迫感減らしに付けたシートベルト伸びっ放しクリップも、つい肩に掛けるだけの 「なんちゃってシートベルト状態」 にしてしまいがちですが、ベルトの圧迫感ゼロで楽々です。こちらも標準体型の方には関係ございません。
そうそう、購入の際に装着したウインドーバイザー、これは雨の日の喫煙と空気交換には必須アイテムと申せましょう。プジョー印も付いてます。純正肘掛はお好みで。内部の物入れに何か隠したい人とダラダラ運転時に威力を発揮する程度ですが・・・。でも2万円は今でも暴利だと思ってます。購入時のハイテンション状態がなければ装着したかは疑問です。
忘れてた。ATブレーキペダルにアルミペダルを装着(上からかぶせて固定しただけ)してました。ブレーキベダルの面積が広がって、操作性向上です。見た目もcoolです。でも、アクセルペダルはそのままです。あんな形状に合うモノはたぶんありません。断念しました。ゴムペダルのまんまです。だからちょっとだけcoolなフットスペースになってしまってます。代わりと言っちゃなんですが、フットレスト(これも市販のものを両面テープで左端の出っ張り部分に貼り付けただけ)は、夏場のハダシ運転時にはヒンヤリとして気持ちいいです。
今後は、走行距離がそれなりに行った時点でのタイヤ交換(純正のはあんまり乗り心地が良くないらしい)を考えてますが、なんせウィークエンド・ドライバーの身、純正タイヤがいつダメになるかによります。使えるのにあえて交換するのはご都合主義に反しますから、いつになるやらわかりません。
おしまい
(2003年4月 記)
・・・・・・・
今やPOOBメンバーに限らず、またプジョーオーナーでなくてもリクエスト殺到の「しげドン・アーシング」。彼はいったいこれまで何台の車にアーシングを施して来たのだろうか? 優に100台は超えているに違いない。それほどお手軽で効果抜群のチューンなのだが、私の場合は殆ど新車の状態でやってもらったため、ここに記した以上の細かな違いがイマイチ分からなかった。
同じくしげドン氏から借りたエアフィルターは、一見ただのスポンジのようなブラック・ダイヤモンド社製だった。しかし何と言ってもアクセルフィールの向上だけは一目瞭然だった。後日、通販で購入できたのはスポンジの代わりに繊維が埋められたGreen社製のフィルターだったが、ほぼ同じような体感が得られた。
ま、モディファイと言ったら普通は排気系や車高調、スポーツシートやホイール、タイヤなども当然いじるのだろうが(カーボン製ボンネットへの交換という荒ワザもあったっけ)、残念ながら私にはそこまで車にかける予算も興味も無かった。だから私の206XSの外見はドノーマルである。そうそう、タイヤはバーストを機にPlayzに交換した。
そんな私の愛車だが、この夏で4度目の車検を向かえる予定だ。名古屋時代の2001年に購入した車なので、かれこれ9年ばかり乗り続けた事になる。もちろん、こんなに長く乗った車は初めてだ。それどころか未だに乗るたびにワクワクする。昨今はハイテクの塊のような車ばかりになったが、このプジョー206はローテク車と言っていい。だがガッシリと路面を掴むドライブ・フィールと直進安定性、回頭性は、本当のファン・トゥ・ドライブとは何かを教えてくれる。こればかりは同じセグメントの国産車あたりでは味わえないだろう。
この車で西は鳥取県まで走った事もあったが、トータル走行距離となればヘビーユーザー諸氏の1/3程度である。スキあらば一日数百キロのドライブも厭わないPOOBメンバーの中にあって、私は相当ヘタレの部類だろう。おかげでガソリン高騰時もさほど応えなかったけど。
来月は久々に古巣の名古屋でPOOB総会が催される。3月下旬なら東名よりもより景色の良い中央道をひた走り、途中で大学時代の同級生に顔を見せつつ名古屋入りしようかと思っている。気のおけない連中と思い切り弾ける宴会とカラオケが今から楽しみなのである。
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