元気に勇気に感動って

ブログの更新も敢えてせず、食料品の買出し以外はほとんどノンビリ・ウダウダと過ごした週末だった。これで月初から溜め込んでいた疲れを少しは癒せたかもしれない。

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「元気をもらいました!」
「感動をありがとう!」

オリンピックなどのスポーツイベントで選手の活躍を称える言葉なのかもしれないが、耳に付くというか、どうにも違和感を憶えてならないのである。ハンディを抱えた人が何かに立ち向かって努力する姿に「勇気をもらいました!」と言うのも同じだ。

自分なりにそのルーツを探ってみると、どうやら今や遠い過去になった感のある、オリンピック2大会連続でメダルを獲得した女子マラソンの有森裕子選手の「自分で自分を褒めたい」という言葉が、マスコミなどで伝わるうちに「自分で自分を褒めてあげたい」に変わってしまったあたりかもしれない。

自分で自分を褒める事はあっても「褒めてあげたい」とは言わない。ナルシストでもあるまいに、それはあまりにおかしかろう。

「元気」とは、辞書によれば「活動のもとになる気力。また、生き生きとして活力の盛んなさま」とある。だから「元気」は、自らが「出す」ものであって、自分で出すから「元気になる」のだ。相手の言動によってそうなったのなら、それは「元気をもらった」ではなく、「元気付けられた」が正しいのである。

同じく「勇気」とは、「勇ましい意気。困難や危険を恐れない心」とある。元気と同様、「勇気」も自ら「出す」もの「湧かせる」ものだ。他人によってそうなったのなら、やはり「勇気付けられた」が正しい。そもそも元気や勇気は言葉でも物品でもなく、人からもらうというものではない。

さらに「感動」とは、「美しいものや素晴しい事に接して強い印象を受け、心を奪われること」であり、自らが「感動する」もので、他人の言動に「感動を憶えた」という事である。

素直に「元気が出ました。勇気付けられました。感動しました。ありがとう!」と言えばいいのである。

もしかしたら、自分を主体とした「一人称」による言葉を発する事が何やら粗雑なような不遜なような気がして、ある種の尊敬語か謙譲語のつもりで使っているのだろうか? いずれにしても違和感ばかりが残る変な日本語であるのは間違いない。

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違和感と言えば、昨今の自民党議員。東国原、橋下両知事のような「タレント政治家」ではなく、国会よりもTVにばかり登場したがる自民党の「政治家タレント」である。

拉致議連以来、これといった仕事もしていない平沢勝栄氏や参院議員でありながらやたら政局の中心ヅラをしたがる山本一太氏など呆れるほど毎度おなじみ連中の他に、与党内の麻生降ろしがハッキリして来たら急に鼻息が荒くなった後藤田正純氏、名前だけで当選以来仕事せずの連中と最初から見た事も聞いた事もない連中をひっくるめた小泉チルドレン一派。

このチルドレン、どいつもこいつも選挙が怖くて少しでも顔を売りたいという魂胆ミエミエだ。最近では画面に映るたびに気分が悪くさえなって来る。

麻生、与謝野、石破、石原、小池の5候補が乱立した去年の総裁選で、長いものには巻かれろで大半が麻生太郎氏に投票しておきながら、支持率がヒトケタ目前になると「麻生さんでは選挙が戦えない」と臆面もなくホザく。だがこの連中は、どんなに反麻生を叫んでみたところで所詮口先だけ、政治家として矜持を持って党を出るなんて根性は微塵も持ち併せてはいないのだ。

挙句の果てに、予算成立後に総裁選を前倒しして新総裁を選ぶべきだとイケシャアシャアとのたまい、相応しい人はと訊かれれば、復党のために自らの主張を曲げた野田聖子氏の名前まで出す始末。これを厚顔無恥の無節操と言う。

ただでさえ厳しい社会環境や経済不況に晒されている国民は、もはや立ち向かう勇気も湧かず、元気も出ず、ましてやこんな政治家がやる政治の体たらくには、呆れてこそ感動などは全く覚えない。




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Chaie<チャイ>

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最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

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