名古屋でフグもアリだわ
ところが新栄にオープンした「百福(ももふく)」に行けば、トラフグの一番高いフルコースでも¥7700で味わえると言うではないか! それって東京の半値以下だぞ。おまけにお好みで選べる白子刺し・白子焼・鍋白子も付いている。こりゃあ行かなきゃソンソンとばかりに、昨日の名古屋研修終了後、久しぶりに会う先輩Yさんにも声を掛けて総勢4人で乗り込んだ。
何と大好きなフグ皮の湯引きが煮こごりと共にすでに付出しで登場した。とりあえず注文した生ビールを慌てて飲み干し、すぐさまヒレ酒を注文。何たってフグ皮にはヒレ酒でしょうが! 続いて登場したのはブツ刺し。通常のてっさよりかなり厚く切った歯ごたえ抜群の刺身である。噛めば噛むほどフグの甘味と味わいが増す、まさに絶品!
絶品と言えばもう一品。定番のてっちりの最初に入れるフグ皮「鍋皮」である。幅が広めに切られた皮をしゃぶしゃぶして食す。初めて食べたのだが、これがまた湯引きとは違った何とも柔らかな食感。ヒレ酒の継ぎ酒も到着し、もうどうにも止まらない!
てっちり用のフグ肉と言えば、てっさに使った残りのガラに近い部分を使うのが普通だが、ここは違う。そのまま捌いた丸々とした肉が付いた塊だったのである。これもたまらん! 同時に出てきた唐揚げなんてどうでもいいとさえ思えてしまうボリュームだった。
そうこうしているうちに塩焼きをチョイスした白子が到着。焼き物と言うより、まるでタタキのような容貌。こんな食感の白子も初めてである。この後の京都移動と翌日の研修を一応は考慮し、焼酎に移行。でもロックでガンガン! ま、新幹線は寝て行きゃいいや。
シメは当然フグ雑炊、それにデザート。身も心も大満足! ああ、日本人に生まれてよかった。
それにしても名古屋はいつからこんなに食文化のレベルが上がったんだ?
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