お仕事は残り2日
それにしても進学して行くに連れ、赤点を含めて成績が見事なくらい右肩下がりになって来た。このままでは受かる大学など見当たらないし、さりとて公務員試験だってとてもじゃないが歯が立ちそうにない。いっそ職人の世界に飛び込んでみるかなどと半ば本気で話をしている始末である。やはりDNAはウソつかないな。トンビはタカを産むワケないな。
まあ思えば最初から、「北の国から」に触発された「北の国で心身共にたくましく計画」は頓挫していたと言える。
なんせ東京にいるよりも温暖な環境で一年を通じてTシャツ・ジャージで十分過ごせるから、間違っても「お父さ~ん、シバれるよ~」という目にも遭わないし、周りは育ちの良い友達ばかりなので、間違っても「お母さ~ん、寂しいよ~」という目にも遭いやしない。結局、遠く離れた北の大地で、実はこの上ない温室生活を送っていたに過ぎなかったのである。
そんな息子を交えての今夜はクリスマス・ホームパーティーである。いや、パーティーなんて代物じゃない。ちょっとハデな晩飯程度だ。
朝から私は人間ドックのフォローも兼ねた再診察で渋谷へ出向き、いつもと変らずに減量を言い渡されていた。その頃カミさんは息子を連れて、先日のニュースで気合の入ったクリスマス商戦を伝えていた銀座・松屋へ食材の買い出しへ出掛けていた。お目当てのハーブチキンはゲットできたものの、目玉のフレンチ・パティシエ作のチョコレートケーキは見当たらなかったそうだ。
ま、ケーキなぞ私にはどうでもいい事で、最大の興味は昇仙峡にある「山梨ワイン王国」で約半年前に購入しワインセラーで寝かせていた「勝沼Vinルージュ」とのマリアージュである。実は先日の持込み飲み会で開栓した2年寝かせた大吟醸に「ヒネ香」を感じてガッカリしていたので、今夜はそのリベンジでもあった。
果たしてワインは、現地で試飲した時と同じドライな大人の風味を期待通りに醸し出していたし、ハーブチキンとも生ハムともナチュラルチーズとも相性が良かったのが嬉しかった。めでたしめでたし。
さて、今年の仕事納めは公式には29日だが、一足先に明後日の26日で終わろうと思っている。年が明ければ、新組織への対応で1月~4月まで毎月研修ツアーが組まれているのである。ほとんどF1サーカスならぬ旅芸人生活が待っていると思うと、年末くらい早めに撤収したいと目論む事くらいはお許し願いたい。
と言うワケで残すところ後2日、研修コンテンツの完成に向けてガンバリまっす!
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