ああ、モミジが目に染みる

一足先に紅葉が見たくなり、昨日カミさんの休みに合わせて秩父までドライブに行った。

まずは道の駅「大滝温泉」。関越道花園インターから140号線で秩父市を抜けてひたすら走ること1時間、周りに目立った紅葉は見られない。やっぱりまだ早過ぎたかな。それでもかつて営業で訪れた秩父の町並みがあまり」変わっていなかった事に安心した。

道の駅に着いて、さっそく昼食に新そばのモリとかき揚丼、温泉卵付きのセットを注文。荒川の源流を眼下に望むテラスに陣取り、コシのあるソバの食感を楽しんだ。思えばここ大滝村には、広大なわりに公的な医療施設は国保診療所しかなく、昔の営業時代にも一度だけしか来た事がなかった土地だった。ふいにカミさんが温泉にも入ろうと言い出したので、隣の遊湯館に入った。ここには檜造りの風呂と岩風呂の2つがあり、平日とあってどちらも客はほとんどいなくてノンビリと手足を伸ばして入浴できた。湯温も40℃程度と私好みだったし。

湯上りの牛乳ならぬ缶コーヒーを飲み、次に向かったのは「滝沢ダム」。そこに向かう手前には、たった今走って来た壮大な秩父ループ橋があり、その全貌がダムからも良く見渡せた。

さらに、紅葉の名所と謳われる中津峡(←4年前の今頃の写真があったので引用)を目指して奥へと進む。ここはまだまだ標高は高くないので、紅葉の走りといった色づき具合だった。見上げた山上の方はより染まっていたので、もう1週間もすればそれが下まで降りて来るだろう。

ここで引き返して雁坂トンネル経由で山梨に抜ける手もあったが、どうしても山頂付近のモミジが気になった私は、導かれるままに奥へと車を走らせた。やがて秩父鉱山跡を経て八丁トンネルへ。ここまでは良かった。

その後に我々を待ち構えていたのは、舗装はされているものの一車線幅しかない山道。まるでラリーコースが延々と続いている。途中で先行車に追い着いたが、お互い疑心暗鬼で途中で止まっては抜いたり抜かれたり。しかも一方通行でないため、上からトラックが降りて来た日にゃ、すれ違うのも命がけである。

かれこれ10km以上は走ったろうか。カミさんの耳鳴りも収まった頃、最後のトンネルを抜けたところで数台の車が停まっているパーキングエリアに出た。どうやらここが峠の頂で、目の前の小高い山の登山口になっているようである。さっき抜いた車も程なくして到着した。訊いてみると三鷹から来た初老のご夫婦で、中央道の勝沼ICから雁坂トンネルを抜けて中津峡に来たらしい。その後は我々と同じに山道入りしてにっちもさっちも行かなくなり登ってきたという事だった。

だが苦労して来た分、ここから見る紅葉は素晴らしかった。山々が赤や黄色のパッチワークに染まり、遠くではうっすらとした霞のカーテン越しに綺麗なパステル模様が描かれていた。

登れば後は下るのみ。299号線目指してひたすら2速固定で駆け降りて行った。これで終わればいい一日だったと喜べたのだが、都内に戻った私に思わぬ落とし穴が待っていた。

夕食の買出しも済ませて帰ろうと、環状七号線の空いた左車線を気持ちよく走っていたら、突然後ろから白バイがテール・ツー・ノーズ! なんとここは40km/h制限道路だったのである! おいおい、天下の環七がホントかよ! と叫んでみても後の祭り。しっかり27km/hオーバーと計測され、そんなのいらないと言ったのに強引に切符を切られてしまった。来年1月の更新で初のゴールド免許だったのにぃ~! 足かけ7年も無事故無違反だったのにぃ~! 更新時点から5年前に遡っての無事故・無違反でないとゴールドはダメらしい。 ・・・あ~あ、また高額納税者になっちまった。

ヘコんだ私に向かって、カミさんが一言。

「実は朝から一種イヤな予感がしてたのよね。さっき、高速のETCでトラブった車の後ろについちゃったのがそれかなと思ったけど、実はこれだったのね! はい、残念ながらこれで2週間小遣いナシ!」

泣きっ面にハチの意味をしみじみ噛みしめていた私だった。




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Chaie<チャイ>

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最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

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