お前らはスッコんどれ!

福岡から帰る昨夜の便は、使用機の到着遅れで出発が20分遅れになった。

省エネのためか、エアコンの効きがイマイチのロビーに加え、再度の搭乗口変更も重なって、乗客が少々イラついているのがよく分かった。搭乗開始時間のだいぶ前からチェックインカウンターに客が押し寄せていて、さながらラッシュアワーのホームの様相を呈していた。

キャスターバッグを引いてそこへ到着した私だったが、人ごみに阻まれてとても前の方には行けそうにない。やがて、介助の必要なお年寄りや乳幼児連れの客のための事前改札が始まった。今日は対象者がいないようだったが。

ほどなくして今度は優先搭乗。いち早く搭乗してガラ空きのオーバーヘッドコンソールに荷物を放り込みたい私は、この時をじっと待っていた。思えば去年、この優先搭乗権のために必死でプラチナメンバーの資格を取ったのだ。やがてANAスタッフがボードをめくって「プレミアムクラスならびにスターアライアンス・ゴールドメンバーのお客様の優先搭乗を開始します」とコール。

その時だった。前方で待機していた客が続々とチェックインして行くではないか! おいおい、そんなに優先搭乗の対象者って多かったっけ? と思ったら、そうではなかった。一般客がスタッフの制止を無視してチェックインしていたのである! 搭乗の順序を勘違いしたお年寄りやオバチャングループが時たまやらかす事はあるが、これはどうみても確信犯ばかりなのだ。おい、ちょっと待てよ!

それでなくても狭いフロアは大混雑。しょうがないのでキャスターバッグを腕に抱え、「すいませ~ん! 通してくださ~い!」と叫びながら、大きく迂回しつつカウンターを目指す。本当は心の中で「お前らの番はまだじゃ~! ジャマしないで道を空けろ~!」と叫びながら。

大量のフライングチェックイン客のおかげで、辿り着いたシートの周りには既に別の客が座り、コンソールにも荷物が詰まっていた。仕方ないので空いている別のコンソールに放り込む。そして通路側の客を立たせて窓側の自分のシートに入った。私は遠慮せず寝られるよう、仕事に疲れた帰りの便は極力窓側のシートを取る事にしているので、通路側に座られていると自分が座るために立たせる事になる。それもイヤなので、優先搭乗にこだわるのだ。

こうしてせっかくの優先搭乗もあまり功を奏さなかった。おまけに、大立ち回りのおかげで汗だくになった身体が落ち着くのにも時間を要した。なんだかなぁ~。

客も客だが、ANAスタッフも「事前改札・優先搭乗のお客様がいらっしゃいますので、前方をお空けください」くらいの事を言えないのかね? 羽田空港のような広いロビーならまだしも、狭い地方空港で押し寄せた一般客に入口を塞がれたら、搭乗したくてもできないだろうが! サービスをきちんと確保してこそサービスでしょ。

さて、今度は着陸前に高度が下がった時の定例行事が始まる。今回もほら、誰かの携帯着信音が鳴り響いた。これが毎回1人はいるんよだな。みっともない、せめてマナーモードにしておけっての! 前の客、倒したシートは戻せっての!

パブリック・スペースでのマナーが、哀れなくらいどんどん崩れていく。同時に日本人は美徳の遺伝子をも失くしていってるに違いない。




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COMMENT

>ぴんぐさん

おっしゃる通り! 気持ちは言葉なんかできなくても通じます。
東南アジアクルーズからは無事帰国したのかな?
ついでに、せっかく開設したブログの方も頑張ってくださいね。

年に1,2回飛行機に乗るおばちゃんですが(笑)
どこにいてもこういう人はいますね・・・
私も搭乗ルールと言われるものをどこまで知っているのか、不安ではありますが、
世界中どこに居ても、よき日本人であること、
礼儀礼節を忘れないこと。
このことは気をつけています。
例え、英会話ができなくても「ありがとう」と
日本語でいいます。
そうすると、自分も気持ちが良いです!(^◇^)

次の世代に伝えていくのは、私たちの義務でもありますね。

>航空会社や空港運営会社の責任です

結局、行き着くところはこれでしょうね。搭乗の順序についてきちんとした説明が無いわけですから、ゲートが開けば押し寄せるのは当然ですね。

そういえば以前、優先搭乗で入ろうとした若いビジネスマンに初老のビジネスマンが「並んでいたんだから!」と言って激しく怒ってました。

優先搭乗の人は入口付近に三々五々立っていたので、私も含めて特に並んでいたようには見えませんでした。

でも、その悶着を入口を塞いだまま私の目の前でやってたんで「優先搭乗で並ぶもヘッタクレもないだろ。さっさと入りなさいよ!」と一喝してやりました。

行き過ぎた意識というのも良くないですな。

まあまあ

Chaieさんのお気持ちはよくわかりますが、毎週のように飛行機を利用しているChaieさんは空港や飛行機の常識を知っていますが、年に1、2回しか飛行機に乗らない人、特に中年以降の人はルールがわからないから、乗客のせいでは無いのかな、といつも思います
これらのことは航空会社や空港運営会社の責任です
もっともっと、教育や注意喚起はできるはず
「公共の場」という概念すら無く、年に一度の特別な場で舞い上がっている人達にもわかりやすいように前のシートの裏に飛行機のルールなどを書けば良いと思うのですが・・・
それから、キャビンアテンダントは別に女性でなくとも強面の屈強な男でもいいかと思います
・・・重量が増すと燃料代がかさむか

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Chaie<チャイ>

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最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

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