F1最終決戦、笑ったのはキミ
十分にアドバンテージを持っていたはずのルイス・ハミルトンは、史上初のルーキーチャンピオンへのプレッシャーからか、予選は2番手だったものの、決勝のスタートでライコネン、アロンソに抜かれると、途中、マシントラブルで大きく順位を落とした。その後、必死で追い上げたが、結局7位に終わった。一方、3連覇を狙うフェルナンド・アロンソも、フェリペ・マッサまで捉えるに至らず、3位。予選3番手だったものの、スタートで2位に浮上したキミ・ライコネンは、終盤で同僚マッサをからくも抜き、見事な優勝!
この結果、ライコネン110ポイント、ハミルトン109ポイント、アロンソ109ポイントという、まさに紙一重の差で、フェラーリのライコネンが驚異の逆転劇でワールドチャンピオンに輝いた。フィンランド人の世界チャンピオンは、1999年のミカ・ハッキネン以来である。日本勢では、デビュー戦の中嶋悟氏の息子、一貴(ウィリアムズ)が10位と大健闘。佐藤琢磨(スーパーアグリ)は12位、山本左近(スパイカー)はリタイアした。
皇帝ミハエル・シューマッハ一人勝ちの時代が終わって以来、久々に見応えのあるレースだった。同時に、間違いなく歴史に刻まれる名勝負だった。
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眠い目をこすりつつ出社。明日から当番予定のDJ型研修「Webトレーニング」のシナリオを自分流に書き換える作業をしつつ、中途入社社員研修の仕上げとなる説明会プレゼンの監修に出る。経験のある同業種からの入社とあって、皆さんそこそここなしていた。後はウチの会社独自のプレゼンスキルを身に付ければ、さらに効果的な説明会ができるようになるだろう。
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さて、沖縄旅行の往復で使ったJALの「クラスJ」には感心した。エコノミー料金+1000円で、ANAでいうスーパーシートの座席が使えるのである。座席は広く、オットマンまで付いているから楽チンで、那覇までの2時間半が苦にならなかった。飲み物の機内サービス時にもお煎餅とおしぼりが提供され、値段以上の満足感を味わえた。あれほどタカビーだったJALもだいぶ良くなって来たようだ。
だが、会社はANA第一優先。来週の札幌往復でプラチナ達成という状況では、もはやJALに浮気をするわけにもいかない。プラチナ・メンバーに付与されるアップグレードポイントで国内線ならスーパーシート・プレミアムを6回利用できる。ま、今はそれでいいけど。
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