ハイサイ沖縄めんそ~れ!
到着後、ワゴンタイプのレンタカーに乗り込み、一族5名が向かった先は沖縄海洋博跡地にある「美ら海水族館」。途中に寄った本部町にあるきしもと食堂で、沖縄そばとジューシーという炊き込みご飯をいただく。ダシはカツオと昆布のサッパリ系で、沖縄そばというより八重山そばと言ってもいい感じだ。少なくとも今まで食べた沖縄そばの中では一番ウマかった。
残波岬にあるホテル日航アリビラが我々の宿泊先であり、結婚式場でもある。スペイン風コロニアルの建物、海に面したロケーションは、リゾートを絵に描いたようである。
結婚式は建物に隣接した教会で行われた。この教会の最大の特徴は、祭壇の背後の大きなガラス越しに望める空と水平線の一大パノラマだ。多い時には1日7組が挙式する人気ぶりも納得できる。我々の時間帯はちょうどサンセット直前という絶好のタイミングだった。徐々に暮れ行く空と海の鮮やかな表情の変化には、教会結婚式に慣れた参列者にも強烈なインパクトを与えたに違いない。
バージンロードで花嫁を迎え、手を取り合って祭壇に進む従弟を見ていたら、同じ世代の息子の姿とダブってきて、ついついOYAJI目線で捉えたOYAJI的感動を覚えずにはいられなかった。我が息子にもいつかこんな日が来るのだろうか・・・。
披露宴後は新郎の父、すなわち叔父が呼び寄せた友人の部屋で二次会。我々を含め5組の夫婦が集い、叔父が持ってきた「久保田 萬寿」の一升瓶2本を囲んで大談笑のひと時だった。
友人達とは、叔父が学生時代からの付き合いをしていた早稲田大学山小屋研究会の面々で、その中に私の小中学生時代に家庭教師をやってくれた人もいる。休日には六大学野球の早慶戦にも連れてってくれて、おかげで自分の大学の校歌は忘れても「都の西北」は今だに覚えている。その早慶戦で月光仮面のコスチュームでスタンドを駆け回っていた方が40代の若さで亡くなった事を知り、とても残念だった。彼からパクらせて頂いたその芸を、私は宴会で何度使った事か・・・。
明けて最終日は南部のひめゆりの塔へ。新装されたひめゆり平和祈念資料館は時間の関係で見られなかったが、8年半ぶりの祈りを捧げる事ができた。
こうして3日間の一族挙げての旅行があっという間に終わった。新郎新婦の居住地は鹿児島県。カミさんの弟夫婦の居住地も鹿児島県という嬉しい偶然も重なり、次回は鹿児島「日当山温泉ツアー」での再会を約して解散した。めでたしめでたし。
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