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どうせ私ゃ何も知らなかったさ!

名古屋に転勤していた一時期を除き、私の車関係のメンテは、中学の同級生の経営する販売店に何から何まで世話になっている。本題の前にちょっとそれを紹介しておきたい。

それは埼玉県草加市にある「吉野カーサービス」である。彼の一族は、大規模な自動車オークションを東京都と共同経営みたいにやっているのだが、何年か前に正式に独立して店を構えている。内外の新車・中古車がどこよりもリーズナブルに買えるため、顧客には車好きの多い警察関係者の面々も名を連ねているほどである。

先日パンクしたタイヤの交換で、目星をつけていたタイヤショップに行こうと思っていたら、自動車保険の更新通知が来ていた。保険も彼の所で入っていたので、確認の連絡を取り振込口座等を聞いた。そのついでにそれとなくタイヤの話もしてみたところ、工賃込みで予定金額内で収まるショップに話をつけてくれた。

安いのなら大歓迎とばかりに早速そこへ出かけた。パンクの時の往生ぶりなどを談笑しつつ交換作業に入った。調べてみると、パンクの原因はバルブの損傷だったようだ。やはり交換に踏み切って正解だった。

ところが、作業に入ってしばらくすると、店の主人の驚いたような声が聞こえた。

「あれ? このホイール、センターホールが無いよ!」
「本当だ。そういえば無いですね」
「だったらこの機械じゃホイールバランスが取れないよ」

タイヤは交換後に4本それぞれバランス調整をしなくてはならない。さもないと操舵性や磨耗性に異常が出るのである。通常はホイールのセンターホールにシャフトを通し、回転させながら調整するのだが、穴が無けりゃシャフトに通せない。プジョー純正ホイールのような場合は、特別なアダプタを持っているショップのみでそれが可能なのだそうだ。しかし国産車には必要ないものなので普通のショップでは持っていないのだ。

あわててアーシングの巨匠しげドン氏に電話。
「Chaieさん、そんな事はとっくにネットの掲示板で話題になってるよ」
と、まずは軽く嘲笑される。
「プジョーのディーラーもその機械を持ってないから、提携先のショップがあるはずだよ。聞いてみたら?」
さすがは巨匠、的確なアドバイスである。

今度は埼玉県のディーラー、BL浦和に電話。幸いにも都内のタイヤショップを紹介してくれた。日も暮れた頃、すべてのバランス調整も終え、安心して家路に就く事ができた。でも調整料に8400円もかかり、二度手間になった事などを考えると、ホントに安くついたかどうかは判らなくなってしまった。

パンクの件といい、ホイールの件といい、4年以上もプジョーに乗りながら全く無知蒙昧だった。同級生のヤツもそこまでは知らなかっただろうが、彼は昔から車は国産、しかもトヨタ崇拝派だし、タイヤはブリヂストン推奨派である。彼がこの事を聞いたら、きっと鬼の首を取ったようにこう言うだろう。

「ほれ見ろ。だから国産車にしとけって言ったろ! 俺の言う事を素直に聴いてりゃ良かったんだよ!」

ああ~、勝ち誇った彼の顔が目に浮かんでくる。くやし~!
そりゃ私ゃ何も知らなかったさ! 
でも、それでも私ゃプジョーが好きなんだよ、悪かったな!



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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコースティックギターやウクレレを弾いて70年代フォークを弾き語ったりするのが大好きです。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2などの弦楽器に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きはコンパクト欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経て2010年から「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

某企業でプロフェッショナルな社内研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、2nd Stageは頼れる薬局のOYAJIを目指したいとDgSで張り切ってます。

2013年から膀胱がんサバイバーを継続してます。無病息災よりも一病息災くらいがちょうど良いのかもしれません。

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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