紆余曲折の4日間
実はここ、リピートするくらいなら新規開拓をという我が家において、初めてのリピート先となった。ちょうど8年前の5月以来の再訪である。
それだけ記憶にも残っているお気に入り温泉で、何たって入浴した瞬間に全身スベスベになるトロミのある美肌の湯は最高なのである‼️ それは8年経った今も全く変わらず、本当に芯から癒されるのだ。
さらに嬉しい事に、加水循環なしの源泉掛け流しの湯を温泉師とやらのご主人が湯温調節をしていて、ぬる湯好きの私にピッタリの40℃辺りに調節されているので、熱さを心配する事なく入れるのである。熱湯好きなら湯船に入る湯量を増やせば良い。
泉質はナトリウム塩化物、炭酸水素塩泉で飲料も可。こういう誰が味わっても素晴らしい泉質の湯はそうそう巡り会えない。私の今まで入った温泉の中では、ここと肩を並べるレベルの温泉は鹿児島県の日当山温泉と宮城県の松島温泉くらいかな。名だたる草津も下呂も別府も湯布院もそこまでは感じなかった。
そうとなればいつもの露天風呂付き客室で自分のペースで四六時中浸かって大正解‼️ う〜ん、極楽極楽(^^)
最近、勤務先で面倒な案件があってイライラしていたけど、ひとまずは心身共にリフレッシュ出来たな。
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さて、その勤務先での面倒案件だが、当然例のN子とのトラブルである。
先週来店した人事のT、薬剤師管理のS先生との面談が終わった一週間後、再びN子と同じ勤務日となった水曜日の事だった。私は「私に対するお客さんからのクレームの詳細」と「次回からは頭越しにSVや人事に言う前に本人に言って欲しい」の2点をハッキリさせたいと思い、彼女を呼んでそれを訊いた。
N子によれば、彼女に対する私の態度がおかしかったので言えなかったと。私は彼女との初対面の時のやり取りから、相手によってコミュニケーションを取るのがイヤなのか苦手なのかという印象を持ってはいたけど、それ以外は特に含むところは無いと言った。
最終的に、クレームや私への不満などに関しても今後は直接本人に言う事に「はい」とN子は返事をした。それで話は終わったはずだったのに、彼女がいきなり「人事に電話していいですか」と意味不明な事を言い出した。特段止める理由もないので「どうぞ」と返した。
ちょうどその時に事務所に入って来た店長に人事宛てに電話してもらって店の外に出て話したらしい。休憩から帰った私に人事から電話が入り、土曜日に本社へ行くという面倒なハメになった。その前に今回の温泉ドライブ旅行があった事は不幸中の幸いだったか。
ともあれガキのケンカじゃあるまいし、お互いの合意は得られたはずなのに改めて人事へ呼ばれるという事は、電話でまたも何やらN子が訴えたのだろう。
アラカンのN子に対して間違ってもセクハラはもちろん、パワハラとも取られぬよう腕組み一つせず言葉を選びながら冷静に話したつもりだったが、今度は何だっての❓ ま、それは人事のTから伺おうじゃないの。
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何年ぶりだろうか。久しぶりの本社訪問である。
会議室へ行くと、そこに人事のTと薬剤師管理のS先生がいた。そして水曜日のN子との話し合いの具体的なやり取りを私から話し、その後の彼女からの電話内容をTから聞いた。
やはり私との合意の意思はなく、その場凌ぎの空返事だったようだ。逆に話し合いでの私の印象が威圧的に感じた事、他言しないはずの不満内容が私の耳に入っていた事などへの抗議だったようだ。
しかし私の話が理路整然として矛盾が無く、話す態度や言葉遣いにもしっかり注意していたと聞いたTとS先生は、この件はN子の一方的な偏見でしかないと結論付けられ、業務上のコンタクトは極力避けるべき対象となった。同時にN子には、性格以上にメンタルに問題がある点も人事は把握したようだ。
一部不完全燃焼感が残ったものの、大人の対応としてこれで一件落着かと思われた。
その直後、S先生が口を開いた。
どのみち今後ともN子が心を開く可能性は少なく、私もその部分で仕事がし辛い環境であるなら、パート薬剤師が不足していて募集中の他店舗へ異動してみてはどうかという提案だった。
そこは今の店舗よりも地理的に近く、常勤薬剤師は以前からよく知っているYさんとの事。同時に今の勤務店は売上げなどの面から一人薬剤師体制にしたいとも。
身に降りかかったトラブルによってこちらから異動するのは引っかかる部分もあったが、勤務環境がよりプラスになるならと承諾した。人事発令の都合で勤務開始は来月初旬になるとの事だが、まあそれ以前に挨拶方々顔を出しに行こうと思っている。
なので、N子との関係修復なんてものはどうでも良くなった。第一、そんなアクションはもはや意味すら持たなくなった。逆に人事からは、異動日までは出来るだけ有休を取ってN子とのコンタクトを避けつつ、人が減る大変さを実感してもらう主旨の要請を受けた。私の有休日数も結構あるようなので、それも承諾した。
結局、振り返ってみたら今日の話し合いはS先生の薬剤師配置の青写真に上手く乗せられたんじゃないのと勘ぐる展開となったとも言えるな。Win-Winではあるけどね(^^)
でもまあいいや。パートとなった私は今やトラブルならぬトラベル薬剤師ですから、請われれば何処へでも行きますから。
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