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本当のダメっぽが判明

昨日、突然店に本社の薬剤師管理者S先生と人事部のTがやって来た。何事かと思いきや、どうやら私にヒアリングをするのが目的のようだ。

事務所に呼ばれた私は、先日来の店舗スタッフからの新旧店長に対するクレームの一件に関するものだなと薄々感じた。

その発信元は最年長ベテランパートのN子であるのは間違いない。彼女がSVに現店長であるW店長に対する不満を訴え、それを本社人事部が知る事となり、先日常勤薬剤師のK先生へも事実確認の電話が入っていた。

この一件はK先生だけでなくNo2の社員のF子などにも本社から確認の電話があったようで、いずれも現店長に対する不満内容は一致していたので、W店長に対して人事からキツく指導を入れたという事である。

私へのヒアリングもその一環で、やはりその内容に他者と矛盾点がないので、この件に関しては事実確認は完了したようだった。

・・・・・・・

ここで終われば何の問題もなかったのだが、人事部のTはさらにヒアリングを続けた。

何とN子はW店長のみならず、私に対してもあれこれ不満をリークをしていたのである‼️

その内容はまず「挨拶がない」。

これに対しては私は赴任時の話をした。納品日のその日は、医薬品だけで折りコンと段ボールが20個ずつというとんでもない量が並べられていたのに驚き、そばにいたN子に「いやぁ、こんなに納品が多いとは予想外です」と話しかけたところ、「今朝は忙しいので話をしてる暇はないので」とピシャリと言われ、この人って何だかとっつきにくい人だなという印象を受けた。

それ以来、彼女からも積極的な挨拶はないし、あっても実にそっけない。そんな時でも私は挨拶を返しているし、逆に他のスタッフへの挨拶は普通に欠かさないから、挨拶についてはぜひ他のスタッフに訊いてくれと言った。

次に「納品日の仕分け作業を手伝わない」。

大前提として、そもそも私の業務分掌には開店作業や納品仕分け作業は含まれていない。開店前には管理帳簿記入や医薬品棚のメンテナンスなどをしている。それでも開店までに仕分け作業が終わらない時はN子から指示口調で言ってくるから手伝っている。

それが消極的姿勢でダメだと言うならば、特に納品日は相応の余裕を持って出勤していたのを今後は始業時間間近の出勤に変えるのみである。

さらに「私の立ち姿が横柄に見えるとお客さんから言われた」。

これは私の悪い癖だが、無意識に白衣のポケットに手を入れる事があり、それがお客さんにそう映ったとのではとTからの指摘があり、この点については率直に改めるとした。

半面、お客さんからの相談には親身に対応して感謝もされている。その治療提案も今までの知識・経験から誰よりも医薬の広範囲に渡って対応出来るし、何よりお客さんと笑い合う場面は私が一番多いという事も付け加えた。

考えてみれば、そもそも本当にお客さんからそんなクレームがあったらN子なら真っ先に店長に報告するだろうし、当然店長から私にフィードバックされるはずである。それがないという事は、この件もN子の私への不満の一環としてクレーム話の形をとってリークしたのだろう。他のスタッフからもそんなクレームがあったなんて話は聞いた事がないし。

組織の上の者に対する不平不満を抱くのはあるあるだろうが、一緒に働くスタッフ、ましてや私に火の粉を浴びせるようなある事ない事をリークするのは許せない。ただでさえ、スタッフのみならずお客さんに対する物言いもキツいN子は、K先生などからも何か精神的な病でも抱えているのかと思われているほど。

たぶんN子は、自分の言う事を聞いて何も言わなかった前店長ならまだしも、それと対照的なW店長が気に食わなかったのだろう。にしても、わざわざ頭越しにSVを捕まえて数十分も不満を訴えるのは組織の常識ではありえない行動である。

・・・・・・・

こうなると、最初に言動がおかしいと感じていたW店長の方が普通に見えてきた。言葉遣いなどは人事の指導後は改めているし、この店を上手くやっていきたいという気持ちにウソは無かろう。

ヒアリング後に彼としばらく話したが、やはりN子とその取り巻きのパートスタッフH子などと一つの派閥然としているようで、お気に入りスタッフ以外への言動もキツく、スタッフ間に溝を生じさせているようだ。今までの勤務店ではベテランパートは頼れる存在で店長の片腕だった。でもここのN子はそれとは真逆の悪い意味で「お局」だった。W店長もこんなのは初めてだと呆れていた。

ともあれ今日の一件を境に、今まで疑問視していたW店長が少なくとも考え方の方向性は私と同じだという事が確認出来たので、今後は前向きに協働していく事にした。また、そうしていく事で必ず環境は良い方向へ変わると彼に言った。

次の勤務日、いつもの通りK先生が夕方に顔を見せるだろうから、この一件を伝えるつもりである。この顛末なら彼も協働に納得するだろう。

さて、私に火の粉を浴びせる存在は遠からずいなくなるという法則が今回も発動するだろうか。もちろんそれはW店長ではなくN子の方だが。



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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコースティックギターやウクレレを弾いて70年代フォークを弾き語ったりするのが大好きです。遂に40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2などの弦楽器に囲まれる生活となって幸せです(^^)

もうひとつの大好きはコンパクト欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経て2010年から「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

そしてさらに10年経って取り巻く環境も変化し、4枚ドアとペーパー息子のために安全装置付きのクルマの必要性が。偶然出会った「MAZDA3 FB 20S Burg-S PMG with SIG-S」を2020年から愛車に迎えました。

現役時代は某企業でプロフェッショナルな社内研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、2nd Stageは頼れる薬局のOYAJIを目指したいとDgSで張り切ってます。

2013年から膀胱がんサバイバーを継続してます。無病息災よりも一病息災くらいがちょうど良いのかもしれません。

とか言ってたら、2020年に肝がん発生。予防接種からのHBV感染〜暴飲暴食からの脂肪肝〜部分的な肝硬変と来ていたので特に驚きませんでした。最期は肝臓だなと覚悟も決めてたし(^^;)

幸いこれも早期で表層だったため、切除手術を経て無事に終わりました。これで「ダブルがんサバイバー」の誕生です(^^)

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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