結果よりも過程だよ
今年に入ってからのANAのフライト回数は今までで最も多く、すでに18回を数えた。年間50回以上乗れば、マイレージクラブの会員がランクアップしてプラチナサービスとなる。そうなると空港のANAラウンジの無料利用、優先搭乗などの結構快適なサービスを受けられるという。
単身赴任や海外出張の多い同僚あたりなら楽勝でクリアできる基準だが、純粋な国内出張のみだとなかなか苦しい。単純計算で週に一度の搭乗頻度になる。だが、こうなったら一丁狙ってみるかな。
帰宅後、カミさんから例のカバン修理についてデパートから電話があったと聞いた。
内容は無償で修理するとの事だった。だったら最初からそう言えばこちらの気持ちも乱されずに済んだものを。結果的に有償だったにせよ「メーカーに無償修理を精一杯交渉しましたが、どうしても一部お客様ご負担になってしまうのですが・・・」という話の順序であれば、負担する事もやぶさかではないだろう。
そう、サービスとは結果も大事だが、時にはその過程の方がより大切な場合があるのだ。それはサービスが人間対人間のやり取りだからである。
今回は無償修理という喜ばしい結果にはなったが、もし私が何も文句を言う事なくデパート側の言う通りに見積もりさせていたら、こういう結果になったかどうかは疑わしい。今までは見積もり後の有償修理オンリーだったはずなのだから。
ある同僚は、かつて某デパートとモメた際、売り場のハサミを借りて会員カードを真っ二つに切り、「おたくが私にした事はこういう事なんだよ」と諭したという。つまりデパートの名前、信用、顧客を断つ行為だったんだという意味である。
いい話を聞いた。よし、私も赤いカードをバッサリ切ってやろうと思っていたが、どうやらその必要はなくなった。ともあれ、裁ちバサミを持って行かなくて済んだのは良しとしよう。
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