棚卸しから開会式
BYのオリコン25個、棚4台、その他マスクやドリンク剤などの段ボール10数個をハンディでバーコードを読み取りながらカウント。もちろん日常業務をこなしながらの作業となるので1日では終わらず、棚卸しではこれが一番キツい。
棚卸し翌日の納品に向けての発注を行いつつ、カウントを棚卸し前日と当日の夕刻までに終わらせると、仕上げはフロアの空箱陳列への「カウント除外」シールの貼付。
これがまた100枚以上のシールを空箱陳列エリアや個々の空箱に貼るのだが、これが不完全だと業者が誤ってカウントしてしまう。そうなるとカウント数と実在庫との誤差が生じてロス率が増えてしまうから油断は禁物。
製品と空箱が混在するエリアは製品を一時避難させたり、空箱の位置を何度も確認しながらの作業は細かくて面倒で、今度は一夜明けたらそれらを全て剥がさなくてはならない。
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そして店長が業者と共に店で一夜を過ごして業者カウントが終わり、我々が出勤する頃には大量の納品物が届いている。
いつもはこの納品物は業者が仕分けして定番の棚に収めてくれるのだが、棚卸し翌日は来ないので全て我々でやらなければならない。
もっとも納品業者が入る数年前までは自分達で納品作業をしていたのだからその頃に戻っただけなはずなのだが、慣れというのは恐ろしい。業者が入らないとこんなに掛かったのかと思うくらいの時間を要した。これもキツい作業だった。
納品作業に先駆けて、前日に貼ってあったカウント除外シールに加えて業者のカウントチェックのために貼ってある数十枚のポストイットも剥がしていく。これが棚卸し前後の全作業である。
こうして怒涛の3日間が終わったが、もちろんこういう作業だけをしていて良いわけもなく、人が少ない現状では接客に加え応援レジ当番にも時間が取られる。さすがに肉体的にクタクタになった。
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そんな身体で帰宅して間もなく東京オリンピックの開会式の中継が始まった。
直前までスタッフの辞任や解任でゴタゴタしたものの、無観客ながらどうにか実施に漕ぎ着けた。
やたらダイバーシティ(多様性)を意識していたものの、ダンスと映像を駆使した控え目でシンプルなイメージの演出は好感が持てた。
驚いたのは選手入場に映った時の入場曲。耳慣れた懐かしいドラクエから始まったゲームミュージックはグッドチョイス‼️ 一気に高揚感が身体を駆け抜け、親近感も湧いた。
聖火は長嶋、王、松井にリレーされ、最終ランナーはこれまたダイバーシティの象徴とも言いたげな大坂なおみ。メンタルを病んだ後だからか、少し顔付きが変わったように見えた。
これなら無観客じゃなくても良かったのではと改めて思う。ガランと空いた客席がどうにも残念だった。
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