ラブストーリーは突然に? 〜その2
こんな時期にわざわざクルマを買い替えるってヤツもどーなのかね? 言い訳するつもりはないけど、これでせめて少しは経済を回す一人にはなれるかな。
さて、訪れたDは2階建てで、新車ショールームは2Fにある。1Fにも接客フロアがあったが、そこには点検や修理と思しき客が3組ほど。購入客は間違いなく2Fショールームの接客フロアに通されるだろうが、この日はそこに誰もいなかった。
やはりクルマは売れてない。買える若者も減っただろうし、クルマが若者の必須アイテムと言うほど興味を掻き立てる対象でも無くなった時代のせいなのかもしれないが、イヤハヤお寒い限りだ。
その後の担当H君とのやり取りは〜その1で書いた通り。
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改めて、このクルマなら目を引く斬新なデザインに飽きが来なさそうだし、4ドアで3人以上でも余裕で乗れる割に狭い我が家の車庫に入らないような大きさではないし、ペーパードライバーの息子にも任せられる安全装備も完備だし、念願だった深紅の本革シートだし、そして総支払額も予算内(おそらく二束三文だろうBMWの査定は別)に収まったし。
決定〜‼️
…というワケで、このたび我が家に迎える事となった相棒の「M3」をご紹介しまーす‼️
…あ、と言ってもあのメーカーのスンゴい「M3」なんかじゃございません。勘の良い皆様ご想像通りの国産M3、すなわち「MAZDA3 20S」の深紅の本革シート「Burgundy Selection」でございまーす‼️
これで結成18年のプジョーのオーナーズクラブ「POOB」のメンバーのうち、少なくとも3人はMAZDA車(M2&Roadster)のオーナーとなったので、ついでにここに「POOB チームM」の旗揚げも宣言してみようか。(^^)
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思い起こせば、プジョーもBMWもそれぞれ約10年乗ったけど、どちらも最後まで飽きる事なく楽しめた相棒だった。今回約20年ぶりに国産車を選んだ事になったけど、この間にも国産車はデザインを始めとして安全装置やドライブフィールなどにかなりの進歩が見られたと情報誌は伝えている。
私がMAZDA車を初めて運転したのは、今を去ること35〜6年昔にもなろうか。社会人デビューした会社の営業社用車が、あの一世を風靡したファミリア(4MT)だった。そんな話を担当のH君にしたら、今のベテランMAZDA車オーナーはファミリアをキッカケにしてここに至った人が多いと言う。さもありなん。あの頃はネコも杓子も赤いファミリアだったからなぁ。
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話は変わるが、忘れられない思い出がある。BMW120i Coupeで駆け抜けた北関東道の長い直線コース。国産車のメーター180km/hを超える260km/h表示はハッタリじゃないのかと思い切り踏んだら、みるみる加速し大台を少し超えた速度まで到達したのには我ながらビックリした。こんな速度は後にも先にもこれが初だったが、さすがはアウトバーン仕様だと、それまでとはまるで異次元の正面に迫り来る景色と両サイドを流れ去る景色に感動した良き思い出 …これってもう時効でしょ(^^;)
それに比べてMAZDA3は直4NA156PSのSKYACTIV G。車重1360KgとはいえBMW120i Coupeの170PSに対していささか非力感は否めない。どこまで踏んでももはや大台突破なんて夢の夢。だが財務大臣からの「飛ばさんでいい‼️」発言がそこに目を瞑らせた。…180PSのSKYACTIV X車はその差以上にバカ高だったし。
一方で、MAZDA3のサスは前輪マクファーソンストラット、後輪トーションビームだ。ネットなどでは後輪トーションビームの是非が議論を呼んでいるようだが、何の事はない。猫足プジョー206XSの時と同じ組合せなので私には手慣れたもの、全く違和感はない。
最近のMAZDA車はドイツ車に追いつくレベルまで達したかもしれないなんていうコメントもあった。おいおい、そこまで言って委員会?とは思うが、少なくとも私の想像を超えたレベルアップが成されていたのは確かだ。やはりこの20年間の国産車の進化はたいしたモンだと言わざるを得ない。
ま、リアルな感触は長距離ドライブをした時に自ずと分かって来るだろうから今後のお楽しみとしておこう。突然のラブストーリーはここから続いて行くのだろうから。
それでは関係各所の皆様、今後ともよろしくお願いしまーす‼️(^^)
おしまい
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