痛み消失と緊急事態宣言
なので、本日のペインクリニック外来でK先生に最後の処方としてトラムセットとロキソニンをまとめて頂き、ひとまずこれで受診終了とした。結局最後まで痛みの原因は分からずじまいだったが、膀胱をいじった後、しばらくしてから痛みが出、その後数ヶ月経って治まって来るというのは過去の経験からも共通しているように感じた。
いずれにせよ、ここは遅ればせながらも我が身に訪れた春を素直に喜びたい。
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遂に新型コロナによる緊急事態宣言が東京都を始めとした首都圏の各県、大阪府、兵庫県、福岡県に出された。
他国のような罰則付きの強制的な措置は法的に出来ないものの、より一層の活動自粛を促す意味はあると思う。それでも我が国の新型コロナによる死亡者数が諸外国と比べて極めて少ないという事は、日本の医療レベルの高さに加え感染防止の施策がむしろ成功している結果だと言えるだろう。
参考までに、主要国の死亡者数(3月末→4月10日)はイタリア11501→18279人、スペイン7716→15238人、中国3305→3335人、アメリカ3170→15938人、フランス3024→12210人に比べて日本は56→88人である。
だが日々増え続ける感染者数は、もはやどこに無症候性キャリアが潜んでいるか分からないという脅威が増して来ているのは確実だ。だからこそ安易な外出や不特定多数との接触は個人個人が意識して避けなければならない。どこでウイルスを貰うかが分からない以上、その可能性を自らで潰して行かなければならないからである。
とはいえ、私の仕事はドラッグストア薬剤師。幸か不幸か新型コロナ禍による経済的影響は少なく、国や都による休業要請の対象外の職種でもあるから、日常生活は宣言の前も後もほとんど変わらない。相変わらず不特定多数のお客さんを店に迎え、マスク行列を捌きつつ、ティッシュやトレペの紙類の品出しをやりつつ、商品案内や医療相談をこなしている。
主治医のT先生の病院は新型コロナ感染患者が出たせいで患者や来訪者にもマスク着用を義務付けている。しょうがないから病院入口で購入したマスクを鞄に入れて受診のたびに着けているが、マスクがこんなにも息苦しいものだと何十年振りかで再認識させられた。
実は職場でも従業員のマスク着用は要請されているが、マスク嫌いな私と店長は現在までマスクはしていない。だが店に来るお客さんがほとんどマスクをしている景色の中にいると、まるで自分達だけが非国民みたいな気がしてしまう。ま、今のところはまだ許していただこう。
楽しみにしていた今月下旬の下呂温泉での車関係のお泊まりオフ会も延期になったが、現在の状況を鑑みれば正解だったと思う。車での移動そのものは他者との接触がないから比較的安全と言えるが、行った先では不特定多数との接触は避けられないから、思わぬところでウイルスを拾って来てしまうリスクは否めない。
君子危うきに近寄らず、が今は最優先だろう。
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