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どうなる? どうする?

先月、尿細胞診でclassⅤが初めて検出された前後で膀胱炎を発症し、その3日後には軽快、24日から3日間の大分ツアーも無事に過ごせたかと思ったら、最終日から再び頻尿と排尿痛が始まった。

この症状、BCG膀注療法の時とほとんど同じなのだ。あの時も30分〜1時間間隔で尿意に襲われ、排尿痛を堪えて排尿し、終わった後は膀胱の収縮による痛みが続いた。もちろん今回は痛みのレベルは低い。BCGによる炎症が無いだけ軽く、寝込んだり休職しなければならない事はないものの、鈍痛はしっかり感じている。

さて、これをどう解釈すべきか?

一つは、がん細胞増殖による悪さ。一般的にがんの進展からすればこれが妥当とも考えられるが、それにしては症状が現れるまでの期間が短か過ぎる気がする。classⅤの時の採尿からわずか10日前後でこれほどの症状が現れて来るものだろうかという疑問が残る。以前の再発時には見られた肉眼的血尿も現在のところ全く見られない。

もう一つは免疫反応の惹起。classⅣまではスルーされていたが、classⅤの完全ながん細胞となった途端、リンパ球が反応し、一斉に攻撃した結果の炎症並びに膀胱炎症状なのか。だとすれば、この症状が治まった後に尿細胞診をすれば、少なくともclassⅤは検出されないかもしれない。

検査入院の10日前に外来受診があるので、そこで主治医のT先生に相談してみようと思っている。素人考えだと一笑に付されるかもしれないが、再度尿細胞診だけはしてもらおうと思う。それでもやっぱりclassⅤが出たらいよいよ覚悟を決める段だ。

検査入院でclassⅤの居所が判れば良いが、それが膀胱内で留まっているのであれば、膀胱切除の可能な病院へ転院して手術を受けるのみである。間違ってもまたTUR-Btとその後のBCG膀注療法による地獄の日々に耐える事はしたくない。二度に渡る再発の経験から言えるのは、耐えたところでせいぜい2年と持たないのだからご褒美にすらならない。全くもって割りに合わないという事だ。

そしてまたいずれ再発するのなら、その不安と症状に悩まされるのなら、いっそオストメイトの道を行く方がよっぽどスッキリする。人生いろいろ、それが自分とっては自然の成り行きなのかもしれない。

さてどうなります事やら。何が起きてももう驚かないし。





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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコースティックギターやウクレレを弾いて70年代フォークを弾き語ったりするのが大好きです。遂に40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2などの弦楽器に囲まれる生活となって幸せです(^^)

もうひとつの大好きはコンパクト欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経て2010年から「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

そしてさらに10年経って取り巻く環境も変化し、4枚ドアとペーパー息子のために安全装置付きのクルマの必要性が。偶然出会った「MAZDA3 FB 20S Burg-S PMG with SIG-S」を2020年から愛車に迎えました。

現役時代は某企業でプロフェッショナルな社内研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、2nd Stageは頼れる薬局のOYAJIを目指したいとDgSで張り切ってます。

2013年から膀胱がんサバイバーを継続してます。無病息災よりも一病息災くらいがちょうど良いのかもしれません。

とか言ってたら、2020年に肝がん発生。予防接種からのHBV感染〜暴飲暴食からの脂肪肝〜部分的な肝硬変と来ていたので特に驚きませんでした。最期は肝臓だなと覚悟も決めてたし(^^;)

幸いこれも早期で表層だったため、切除手術を経て無事に終わりました。これで「ダブルがんサバイバー」の誕生です(^^)

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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