どうなる? どうする?
この症状、BCG膀注療法の時とほとんど同じなのだ。あの時も30分〜1時間間隔で尿意に襲われ、排尿痛を堪えて排尿し、終わった後は膀胱の収縮による痛みが続いた。もちろん今回は痛みのレベルは低い。BCGによる炎症が無いだけ軽く、寝込んだり休職しなければならない事はないものの、鈍痛はしっかり感じている。
さて、これをどう解釈すべきか?
一つは、がん細胞増殖による悪さ。一般的にがんの進展からすればこれが妥当とも考えられるが、それにしては症状が現れるまでの期間が短か過ぎる気がする。classⅤの時の採尿からわずか10日前後でこれほどの症状が現れて来るものだろうかという疑問が残る。以前の再発時には見られた肉眼的血尿も現在のところ全く見られない。
もう一つは免疫反応の惹起。classⅣまではスルーされていたが、classⅤの完全ながん細胞となった途端、リンパ球が反応し、一斉に攻撃した結果の炎症並びに膀胱炎症状なのか。だとすれば、この症状が治まった後に尿細胞診をすれば、少なくともclassⅤは検出されないかもしれない。
検査入院の10日前に外来受診があるので、そこで主治医のT先生に相談してみようと思っている。素人考えだと一笑に付されるかもしれないが、再度尿細胞診だけはしてもらおうと思う。それでもやっぱりclassⅤが出たらいよいよ覚悟を決める段だ。
検査入院でclassⅤの居所が判れば良いが、それが膀胱内で留まっているのであれば、膀胱切除の可能な病院へ転院して手術を受けるのみである。間違ってもまたTUR-Btとその後のBCG膀注療法による地獄の日々に耐える事はしたくない。二度に渡る再発の経験から言えるのは、耐えたところでせいぜい2年と持たないのだからご褒美にすらならない。全くもって割りに合わないという事だ。
そしてまたいずれ再発するのなら、その不安と症状に悩まされるのなら、いっそオストメイトの道を行く方がよっぽどスッキリする。人生いろいろ、それが自分とっては自然の成り行きなのかもしれない。
さてどうなります事やら。何が起きてももう驚かないし。
- 関連記事
-
- サンプリング終了 (2019/11/30)
- こうなるのかな? (2019/11/15)
- どうなる? どうする? (2019/11/01)
- 共存共栄は夢うつつ (2019/10/19)
- 行けるとこまで長らえよう (2019/02/01)