海岸通のなごり雪〜大分旅行 その2
昔見た裏磐梯の五色沼の熱々バージョンみたいな海地獄、まるで妖怪人間ベム(古っ!)のオープニングのようなボコボコが来る泥状の坊主地獄、その名の通り血の色が広がっている血の池地獄とそれぞれ特徴的なものが近い距離に存在している事に驚く。それにしても周りは欧米系外国人だらけってのは今や観光地では普通の風景なんだろうな。
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お昼は友人のオススメの地元で大人気という亀正くるくる寿司を目指す。ところが、ナビの精度のせいか、住所表示の不備からか、いくら走っても着かない‼️
あちこち迷って正午過ぎにやっと到着したので、不覚にも既に行列となってしまっていた。並ぶこと40分、関サバ(関アジは入荷無しで普通のアジで)、サザエ、中トロ、アナゴなどを美味しく頂きました。下手な海鮮店よりも回転寿司が正解の法則はこの地でも健在。(^^)
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湯布院へは下道でワインディングを楽しむはずが、上りはパワー不足の上にどうにも足が覚束ず、まるで面白くない。おまけにちょっと攻めるとすぐに「急ハンドルを検知しました。安全運転を心掛けてください」と言うモンだから興醒めもいいところ。どうやら予めナビに組み込まれているようで解除不能、出来たのはアイドリングストップの解除だけだった。何度も言うが、こんなクルマに乗って楽しい人がいるのか? 3日間の総走行距離400kmを共にするには完全にミスキャストだわ。
別の友人から阿蘇の絶景が望める久住高原を勧められていたけど、残念ながらそこまで足を伸ばす時間的余裕は無かった。それでも少し時間の余裕があったので湯の坪街道〜湯布院フローラルビレッジなる所へ寄る事にした。
来てみて驚いた。まるで原宿竹下通りか旧軽銀座のような小洒落たエリアが出現したのだが、面白いのはそれぞれの店の外観だけで、よくよく見ればどこにでもあるようなコレクトショップやドリンクスタンド、お土産物屋が並んでいるに過ぎなかった。まあ、ここも観光外国人だらけだったけど、湯布院駅周辺といい、近年湯布院がエラく観光地化されたと揶揄されているのはこういう所なんだなと納得。
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さて、着いた旅館はセールスポイント通りに由布岳一望の位置。とはいえスタッフによれば、由布岳が上まで全部見えるのは珍しいとの事で、今日も上の方は雲に覆われていたが、思っていたよりは低い山だったからほぼ見えていると言ってもいいだろう。
部屋の掛け流し露天風呂は何と70℃‼️ こりゃとても入れないので、適宜栓を開けて加水して入るようだ。ところがこれがなかなか難しい。油断するとすぐにぬる過ぎになってしまう。陶器製の湯船は小さめのところが多いが、ここのは通常よりも大型なのでゆったり入れた。別府の湯に比べて硫黄臭は無く、でもお肌スベスベは一緒だった。(^^)
ニ日目はここまで。(さらに続く)
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