騙し騙しでリフレッシュ
時代は変わり「令和」が始まった。もちろんだからといって特段日常生活が変わったわけではないが、去年の痛みに苛まれた日々から約半年が過ぎ、ようやく落ち着いたと言える日常を迎えられるようになったのは本当に喜ばしい。
まだ完全に無痛状態とは言いがたいものの、長く続いた排尿後の疼痛もほぼ無くなり、定期検診の採尿でも実にキレイな尿だそうで、尿細胞診もclassⅢで推移している。これは採取した尿中に異型細胞が認められるが悪性と断定出来ないという判定で、主治医T先生曰く「BCGで膀胱をかなり痛めつけて来たからこういう判定もありますね。これだけで良し悪しは言えないし。総合判断だからこの後も尿細胞診と内視鏡検査のチェックはして行きましょう」
このまま騙し騙しでも構わないのでがん細胞との共生状態が続く事を願うばかりである。
とはいえ、未だに基本2〜3時間で尿意を覚えるし、夜間頻尿も午前4時前後に一度やって来る(これを私は午前4時の壁と呼んでいる)。昼間の尿意は仕事が忙しいとなぜかインターバルが延長し、気がつくと前回の排尿から4時間位過ぎている時もあり、あれだけ頻回だった尿意も今やそこまで正常に近づいて来たのかな、でもまだ痛めつけた膀胱は完全に正常には戻っちゃいないだろうから、まぁそんなモンだわなと捉えている。
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自覚症状が安定しているスキにとばかりに、我が家恒例のストレス解消&リフレッシュ企画である温泉ドライブ旅行も順調に実施に移せている。
3月は千葉県南房総の小湊へ、今月は軽井沢経由で嬬恋村へと、去年はほとんど出掛けられなかった仇を取るかのように動いている。もはや病みつきとなり定番化した露天風呂付き客室はもちろん、行き帰りのランチも少しリッチな気分で選んでいる。今回は旧軽井沢の音羽の森ホテルのフレンチランチ。敢えてド定番の万平ホテルを外してみたが、これがまた大正解で、味もコスパも大満足! こりゃリピート確定だとほくそ笑んだ。
リピートと言えば、これまで露天風呂付き客室の温泉宿には20ヶ所近く行って来たが、温泉地のリピートはあったものの、そう言えば温泉宿のリピートはまだ無い。紹介サイトのユーザーレビューには何度もリピートしましたなんて記載もあるが、その人はどういう理由でリピートしているのかが不思議だったりする。
昔、スキーなどで利用したお馴染みの旅館はスキー場へのアクセスや予約の取りやすさなどの利便性の面でリピートするというのは分かるが、固定の場所へ行くのが目的ではなく、車であれこれ自由に動く前提であれば話は別だろう。
私などは、たとえ満足出来たとしても同じ宿に再度行くのなら、まだまだ良さげな未訪問の宿がいくらでもあるから、まずはそこを訪れてみたいと思うのである。そもそもそのエリアの観光スポットをあれこれ忙しく廻るよりも、宿に早目にチェックインして客室露天風呂でノンビリ過ごしたいと考えている。ま、そこは歳取ったせいかもしれないが。
今後も出来れば季節毎には温泉に出掛けたいとカミさんは言うが、それは意外に的を射ているのじゃないかと思う。すでにこの先、何が起きてもおかしくない年代に足を突っ込んでるし、先々に楽しみを作る事でともすれば単調になりがちな日常のモチベーションとするのは大事な作業である。
さて、このまま騙し騙しが続けられてるうちに、いよいよカミさんの親族がいる大分県の温泉巡り企画を真剣に考えてみようかな。
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