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そう、これはオデキみたいなモンだ

先月の中旬、いつものように外来で定期検査。

今回は尿検査のみで採尿後の診断でも特に血尿も異常も認められず一安心。これで術後丸2年以上に渡って問題はない。もちろん自覚症状も一切なく、むしろ正常な頃の膀胱機能以上で、主治医のT先生にも「これなら逃げ切りでしょうかね」などと軽口も叩けるくらい順調だった。

その培養尿細胞診の結果が2週間後の外来で告げられたのだ。

ここで予期しなかった事に、ClassⅣの細胞塊が認められたと告げられた。これはがん細胞確定とは言えないまでも疑いは濃厚という所見である。瞬間、術後のBCG膀注療法の合併症であるキツい膀胱痛や排尿痛に悩まされつつ耐えた日々が脳裏をかすめ、そんな思いをしてもわずか2年で再発を来した事に大いに凹んだのだった。

さらに今日は膀胱内視鏡検査。

すでに三たび闘う覚悟は決めていたのでT先生に「先生、もし腫瘍が見えたらモニターを見せて下さい。これから闘う敵を見ておきたいので」と言った。ところが見せられたモニターには腫瘍の塊などは写っておらず、示された狭い範囲にポツポツと赤い点々が見受けられた程度だった。本当にこれが再発像なのかと目を疑ったが、先日の尿細胞の培養結果と併せて考えれば、やはり切っておいた方が良いだろうとのT先生の判断に従う事とした。先生は「ま、慌ててやる必要はないけど」と付け加えた。

それでもやるならとっととやってしまおうと「では先生、新年初オペといきますか?」と投げかけたが、初オペの日は既に先約があった。残念! という事で21日の誕生日=還暦の日が父の七回忌法要の日なので、その後の火曜日の手術にした。何のことはない、還暦後最初の一大イベントが入院手術となったのだ。

だが今回は尿細胞診の結果を踏まえた内視鏡所見から導き出されたワケで、自覚症状が出てから受診したそれ以前とは比べものならないくらい超早期発見と言える。それゆえ手術も術後もかなり軽く済むだろう。ただし術後のBCG膀注療法は、止むなく実施したとしても合併症状が出たら即中止にするつもりだ。極端な話、あの合併症に悩まされて2年での再発なら、何もせずに1年毎に再発して手術を受ける方が遥かに楽だからである。

まあ、カミさん曰く「限局部位の腫瘍なんてオデキのようなモンだから、見つかったら切って行けばいいのよ」の精神で臨むのが正解なんだろう。なんだかそんな気がして来た。確かにがんと言ってもこれくらいじゃ死ぬこたぁないわな。





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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコースティックギターやウクレレを弾いて70年代フォークを弾き語ったりするのが大好きです。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2などの弦楽器に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きはコンパクト欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経て2010年から「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

某企業でプロフェッショナルな社内研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、2nd Stageは頼れる薬局のOYAJIを目指したいとDgSで張り切ってます。

2013年から膀胱がんサバイバーを継続してます。無病息災よりも一病息災くらいがちょうど良いのかもしれません。

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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