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初呑み胃カメラ

前社時代から人間ドックと定期検診でお世話になっているP診療所。本日も朝イチに車で乗り付け、受付開始後に採尿、採血を済ませたところまではいつもと一緒だったが、今回はそこからが違った。

生涯初の胃カメラを呑む日なのである。実は数年前からピロリ菌が陽性と言われていたが、膀胱腫瘍のあれやこれやで除菌処置を野放しにしていた。ここへ来て、それらがひと段落したので、前回の検診時に主治医の勧めで保険適用の確定診断のための胃カメラと相成ったワケである。

そうは言っても、若い頃から自他共に認める「鉄の胃袋」の私が、おいそれと胃カメラなんかを呑むのは抵抗があるし、胃カメラだけは呑まないというヘンなプライドもあった。何より決して楽な検査ではないとの経験談も聞いていたので、当然ビビリーな私は心中穏やかではなかった。すると主治医は、つべこべ言う私に殺し文句を浴びせたのだった。

「せっかく苦労して膀胱がんが良くなったのに、この先胃がんなんかに罹りたくないですよね」

以前の大腸内視鏡検査といい、ここは人の弱みに付け込んでは搾り取れるだけ搾り取り続ける高利貸しのような診療所か!

とはいえ、言われてみればもっともなお話で、渋々ながら検査予約をしたのだった。

・・・・・・・

検査は大腸内視鏡の時と同じS先生。S先生は「白い巨塔」の大河内教授(古!)のような寡黙な研究者という雰囲気の先生だが、腕が良いのは前回の大腸内視鏡の時に体感しているから、そこは大いに安心出来る。

検査前にはバリウム検査同様にアトロピンの筋注、さらに胃内の泡を消すための消泡剤と咽喉頭部用の麻酔薬を飲まされる。麻酔薬は硬めのゼリー状で苦味を感じ飲み難い。次第に舌や喉の感覚が鈍くなって来るのを覚えた。それでも大腸内視鏡検査の下剤大量服用よりは数倍マシな検査前処置だった。

やがて検査室に呼ばれ、鼻呼吸の説明などがあって、麻酔スプレーを喉にかけられ、いよいよマウスピースを噛んで内視鏡挿入!

きっととんでもない異物感に襲われるだろう、果てしない苦痛との闘いだろうと此の期に及んでもビビッていたけど、さにあらず。喉や食道をモノが通過する感触はあったものの、痛みなどはなくカメラは驚くほどスムーズに入って行った。

その様子が目の前のモニターに映し出されるのだが、大腸内視鏡や膀胱内視鏡の時と同様、相変わらずウットリするほどに美しい器官が目の前に展開された。きれいな肌色の管で、細血管とのコントラストが映える。消化器を「管」とはよく言ったモンだと改めて感心する。

カメラは奥の十二指腸から逆行するように進み、幽門、胃底、胃角、噴門、食道へと遡って行く。モニターの映像を見る限り、素人目にも腫瘍はおろか、潰瘍痕などの異常は見られなかった。事実、組織採取は無かった。ただ、胃粘膜全体がやや紅くなっており、S先生からもそこを指摘された。

「全体に慢性胃炎のような荒れがありますな。これはピロリ菌による症状かと思われるので、除菌対象となります」

これで健康保険適用への段取りは無事整ったのだった。検査時間、わずかに5分足らず。ああ、これで全ての穴に内視鏡を突っ込まれたという事だな。

その後、主治医との各種の検査結果を挟んでの外来診療。前回の診療時にも驚いたが、いや〜、ほとんど全ての検査値がことごとく正常範囲内に収まっているじゃあ〜りませんか! 残すはなかなか下がらない難関のγGTPだが、これとて前回の500後半から300前半へと大幅改善していた。一時は2000超えの時期もあったのだから、それに比べりゃ大改善と言っていいが、もっとも、それでもまだヒトケタ高いけどね。

除菌には明日から一週間、2種類の抗生剤と1種類のPPIを朝晩服薬し、服薬終了1ヶ月以上後に呼気検査により除菌の可否を判定するそうだ。これでうまく除菌できれば、当面は膀胱腫瘍再発以外のリスクはほぼほぼ無くなると言っても過言ではなかろう。

昨夜、アウェーでオーストラリアに引き分けた崖っぷち日本代表がワールドカップ出場へ望みをつないだし、私も是非是非これにあやかりたいモンである。





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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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