ここが次のステージか

連日のブログ更新なんて実に久しぶりだが、着任を待たずに入院するハメになってしまったので、本日の休日を利用して正式配属店舗へ挨拶に行った事を記録しておく。

その店舗は古い住宅エリアの旧道沿いにある。周りの風景は、不思議と昔どこかで見た事のある風景と重なった。そう、今から25年ほど前に入った会社で初配属された営業所があった場所の風景と道幅も町並みもそっくりだったのである。なんだか懐かしい思いを抱えつつ、ゆるりと店の中へ足を踏み入れた。研修中の今の店舗と同じマンションの1階スペースだが、一回り小規模にした感じだった。

開店から既に1時間ほど経っていて店内に客はチラホラ程度だったため、医薬品ゾーンをざっと眺めた後、薬剤師の白衣を探した。すると中程の棚で品出し中。早速名乗って店長のもとへ連れて行ってもらう。その店長も品出し中だったが、まずは挨拶と入院による着任遅延のお詫びを申し上げた。F店長から店内やバックヤードの案内を受けつつ、私の経歴などを紹介したところ、江戸川区出身と言う彼は何と私の出身中学の遥か後輩だという事が判明。私は越境入学だったけど、これも縁なんだねぇ。

私が入院している頃には転勤先へ異動しているという薬剤師のN先生。この店に着任して2年(入社2年だったかも?)の想像以上に若い先生だった。この店舗における彼の業務守備範囲は、今の私の店舗における薬剤師の守備範囲とは少々異なっていた。担当は医薬品に加えサプリなどの健康食品、オムツなどの介護用品や衛生用品など多岐に及んでいた。いきなり私がそれら全てを担当する事はなさそうだが、何せここはメンバーの規定人数が足りていないようで、彼はレジ打ちやデリバリーの応援までやっているそうだ。

ドラッグストアにおける薬剤師の本来の役割はカウンセリングによる医薬品販売実績の向上である。レジ打ちなどの作業よりも如何にそれらの業務に手間と時間を割けるかが勝負だと言って良い。だから私の指導薬剤師Y先生は医薬品販売以外の業務はまずタッチしない。それは25年以上のキャリアを誇るベテランゆえの主義主張なのかもしれないが、それがなければ薬剤師が販売スタッフよりも高い給料を頂く意味がないのも確かである。

この店舗の500mほど離れた場所にキレイでスマートな競合店が出来たため、現在苦戦中とのこと。私の研修店舗よりも歴史が古いせいか、店舗の2階や道の反対側の倉庫など収納庫は実に豊富だ。そこには医薬品の常駐在庫に混じって本部から送り込まれて売れずに残っている品なども置かれていた。だから発注も毎日ではなく週に2〜3回程度だという。でもその割には商品棚のあちこちに欠品が目についたな。

倉庫だけではなく、店内の医薬品ゾーンにも余裕を感じた。風邪薬コーナーは2ヶ所設置されているし、ドリンクコーナーも二手に分けて陳列されている。入口横のドリンク冷蔵庫も水抜き不要のタイプらしい。デジカメプリント受付機まであった。ただ、陳列の配置(棚割り)はさほどメリハリを感じず、どの商品を売りたいのかという意図があまり感じられないという印象を受けた。何より入口から医薬品ゾーンへの動線を塞ぐかのようにペットボトルのダンボール箱が山積みされていたのは実にもったいない感じがした。

結論として、「地元に密着し信頼を得られるお店」という企業コンセプトを強化するにはまだまだやれる事、やるべき事がある。特に高齢者を含む、この地域に長く住んでいる人達には、近代的な店よりも昔からあるドロ臭い店の方が却って安心できるという心理も働く。顧客ニーズにしっかり応えられれば必ずや顧客満足度は向上し、固定客はさらに増えるに違いない。

着任したら様子を見つつ、改善できるところはこまめに見直し手を加え、店全体のメリットにつながる部分は店長へ提案をして行こうと考えている。今は一日も早く役に立ちたいと思うばかりである。

ともあれ明日は全店で年に一度の大特売日。レジへ長蛇の列が出来ると聞く。もちろんこの店舗もその日を迎えるが、そのための準備は万端だろうか。短い訪問時間だったが、もはや我が身のように可愛い店舗という気持ちになったゆえ老婆心も芽生える。

心ここに在り。





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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

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