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いまふたたびの・・・

7月から指導薬剤師のY先生の下で始まった現場研修は、あっという間に1ヶ月が過ぎて行った。

さすがにここまで来ると一日のルーティン業務にもすっかり慣れた。まずはその日の朝の出勤メンバー数人による開店10分前の朝礼から一日がスタートする。昨日の売上実績と本日の売上目標、取り寄せ品の顧客情報などの共有の後に、Y先生からスタッフへ医薬品のワンポイント紹介。それが終わる頃には開店時間を迎える。ま、ここまでは黙って聞いていれば良い。

開店直後は、前日に店内に設置しているⅠ類医薬品販売に関する告知プレートを回収ながら医薬品ゾーンへ。この店ではそれが20ヶ所以上設置されているので、最初の頃は設置はおろか全てを回収する事すら覚束なかったが、今ではそれもすべて把握した。医薬品ゾーンには、事前に発注し配送された商品や本部からの割り当てで送品された商品がダンボールや折り箱に入って置かれている。

それを仕分けし、高額商品などには万引き防止のためのセンサーシールや転売防止のための店名シールを貼り、適宜品出しする。陳列する時は使用期限の新しいものを後ろに、古いものを前に置く「先入れ先出し」。陳列スペースによってはそれが面倒な場合もあるが、これは小売業の鉄則だから必須である。また、購入されて凹んだ先頭のスペースに後ろの商品に手を突っ込んでグッと前に押す「前出し」の動作も同様。今やこれも無意識に目が行き、自然に手が伸びるようになった。

・・・・・・・

主要なOTC医薬品には、いわゆるナショナル・ブランド(NB)と呼ばれるものとプライベート・ブランド(PB)がある。NBは大手メーカーの製品でCMでもお馴染みのもの、一方PBは同じ成分を含む製品をドラッグチェーン独自のブランド名で売る製品である。PBではない単なる後発品も含め、それらはいわゆる「ジェネリック」とも呼ばれている。

だが、OTC医薬品のジェネリックは医療用医薬品のそれとは少々異なるという事実を知った。

ジェネリックといえども製造販売の全てが無名の製薬会社とは限らず、特にPBの中には大手製薬会社とのタイアップ品というものもある。さらにNBよりも主成分の含量が多かったり、副成分が追加されてより効果的な処方となっているものもあったりする。もちろん価格もNBよりお得。これは医療用とは異なる規制の緩さに起因していると思われるが、OTC医薬品のジェネリックは単に安かろう悪かろうではないのである。

だから私は医療用医薬品を扱っていた時の考え方を百八十度切り替え、たとえジェネリックであってもより効果的であったり、リーズナブルな場合はそれが即顧客の利益となるので、自信を持ってそれを推奨販売している。健康保険による3割負担ではなく全額自己負担のOTC医薬品の購入には当然顧客の目も厳しくなる。一方で成分や価格よりも有名なNBを信望するという顧客ももちろん多いから、それはそれでいい。

それに加えて小売店ならではの「粗利率」という考え方が出てくる。商売なのだから売上向上はもちろんだが、単に見た目の売上額が上がっても粗利率が低ければ利益は低い。店の業績アップのためには粗利率の高い商品を売る事も必要だ。1ヶ月間の研修を通じて、主だった領域の医薬品の粗利率の順位は概ね頭に入ったが、これらの兼ね合いも販売の面白さである。

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思えば、昔の私の実家も含む小売薬局では医薬品はカウンター兼用のガラスケースの中や背後の大棚に並べられ、顧客の指名や相談を受けて商品を取り上げるスタイルだった。それが今では顧客の手の届くところに商品があり、顧客のほとんどは自ら商品を選択して黙って買い物かごへ入れて行く。時代の変遷だと言うのならそれもいいが、そんな中でも敢えて薬剤師へ相談して来る顧客との出会いの時こそが我々の存在価値を示す勝負の時でもあり、顧客ニーズが満たされた時に頂く感謝の言葉こそが勲章だと思っている。

今はそんな緊張感満載の日々が楽しくてしょうがない。やっぱ第二の天職なのかもしれないな。

先日、8月1日付けで公示される私の正式配属店を事前に知らされた。研修店よりも距離的には遠くなるが、通勤時間は希望の30分以内で大型の店舗ではなさそうである。1日は休日なので、取り敢えず先方の店長と薬剤師に挨拶へ向かうつもりでいる。

おっと、例のストーカー対策のため、これ以上の情報は言わないでおこう。

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さて、いまふたたびの・・・。

1週間ほど前、それまで薬だけもらっていた泌尿器科クリニックで行なった膀胱エコー検査で、何と膀胱腫瘍の存在が見つかってしまった。あの悪夢の日々からわずか2年での再発。たとえ検査で見つかっても二度と入院手術なぞするまいと決めていたのだが。

尿細胞診ではクラスⅢで悪性のガンというカテゴリーではないらしいが、さりとて良性でもないという中途半端なところで、やはり放置せずに切除すべきという主治医の見解だった。現状を鑑みてうなづくしかなかった。

ならば今度は2年前に忸怩たる思いをした中野のK病院は御免被り、主治医の後輩が部長という杉並のK病院の戸を叩いた。ここも昨年リニューアルしたらしく、あのK病院同様に施設が新しいのはせめてもの救いかもしれない。だが、またあの地獄の日々が始まると思うとホント凹むわ。

とりあえず会社関係者には8月上旬から下旬にかけて10日間前後の休暇を願い出た。もちろん入社初年度の有給休暇の日数では足らず、欠勤扱いとなって給料が減額されるというが、そんな事はどーでもいい。前の会社から正規退職金と早期退職割増退職金にボーナスを加えた金額が月末に振り込まれたし。それでも支給総額の2割以上も税金で持って行かれてた。つくづく日本は税金地獄だな。

それよりも、こんなに仕事がしたいのに入院しなければならなくなった我が身が何とも悔しい。先方にも多大な迷惑をかけてしまうので本当に申し訳ない気持ちで一杯だが、ここはひとつ臥薪嘗胆、改めて捲土重来を期すしかない。トホホのホ。





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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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