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ファイナルイベント

5年目の車検。走行距離も4万km超えなので、今回は定番のオイル交換に加えブレーキパッド、バッテリーの消耗品も交換した。さらに最大のパーツ交換がタイヤ&ホイールだった。色々と検討した結果、思い切ってランフラットタイヤからラジアルに換える事に決めた。同時にホイールも純正の16インチから17インチの軽量ホイールへ。それでもランフラ4本を交換するよりも安価だった。タイヤ幅はエンジンパワーとのバランスから現状の205のままとした。

すべてが終了して納車されたのが先週の金曜夕刻。早速給油と買出しのために短距離を走らせたが、いきなりその違いに驚いたのなんの! 

これまでラジアル→ラジアルのタイヤ交換はしたが、それはあくまで新旧タイヤによるフィーリングの違いであり、ランフラ→ラジアル(+軽量ホイール)がこれほどの違いを生むとは想定外だった。走り出しから定速走行時のフィーリング全てがまるで別モノなのである。同じ車なのでよりハッキリ分かるからこりゃホントに凄い!

一言で言えば、下半身がいきなり軽くなったような爽快感、それでいて路面情報は今まで通りしっかり伝わって来るから操舵性に悪影響は及ぼさない。昔、カー雑誌で読んだ「バネ下重量軽減が重要」というフレーズを初めて体感した。パンク時の安全性のためとは言え、重いランフラットタイヤは「駆け抜ける歓び」をかなりスポイルしてしまっていると言わざるを得ない。

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さて、新品タイヤの皮剥きと高速でのフィーリングを楽しむ絶好のイベントが「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)総会 in 中部」である。

集合場所は三重県菰野にある「アクア×イグニス」に朝9:00! そこは自宅から400km先なので通常ペースで4時間か。渋滞や十分なトイレ休憩と朝食のために、さらに1時間追加して5時間。で、朝4:00に出発。夏季なのでその時間でも外は白々としていたから好都合と来たモンだ。

この時間帯なら渋滞もなく覆面パトもなく右車線にペースカーもないので実に走りやすい。セール価格だったスポーツ系タイヤ(Sドラ)のノイズも気にならない。気持ち良く「安全運転」しながらも6:00過ぎには新東名の遠州森町PAへ到着。でも早過ぎてまだお店がやってな~い。気を取り直してさらに先を目指す。

ところがナビが「愛知県に入りました~」と告げたとたん、目の前にプリウスペースカーが増殖! さすがメーカーのお膝下、などと言っていられない。これでペースは大幅にダウン、結局朝飯にありつけた御在所SAへ着いた時には8:00を回ってしまっていた。急いで白海老かき揚げきしめんを掻き込んで四日市ICを目指す。

集合場所には8:45に無事到着。ここに集まったのは岡山からプジョー206GTで駆けつけたしげドン夫妻、群馬から206RCの風酔亭夫妻、そして地元名古屋から206Maxiの幹事コンドウ氏。この3台が偶然ほぼ同じシルバーだったから並ぶとかなりの迫力を醸していた。白いBMWの私なぞは無言のハブンチョだわ。久しぶりに会った風酔亭氏はダイエットの成果で細くなっていて、代わりに100㎏超級からダイエットしたはずのしげドン氏が順調にリバウンドしていたのが好対照!

ここで名物の竹林露天風呂を堪能し、四日市のこれまた名物(という)トンテキ「まつもとの來來憲」へ。ここで名古屋からシトロエンC3で参加のおぉで&ルル一家と合流。一粒種の莉奈ちゃん(1歳)が超可愛い~! さて、このお店は何と250gの豚肉に半分切り身を入れてタレと共に焼いた「大トンテキ定食」がウリ。まるで子供用の野球グローブのような迫力! これにニンニクが2~3粒鎮座! だがタレは色こそ黒いが味は意外にしつこくなく、ドンと盛られた千切りキャベツ共々ご飯が進む。全員完食~!

満腹の身体を引きずってアクア×イグニスへ戻る。ここにあるNHK朝ドラ「まれ」の製菓指導をしている辻口シェフのお店「コンフィチュール アッシュ」でスイーツを堪能。しっかり満腹なはずなのに、スイーツはメンバー全員別腹だったのは言うまでもない。

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時折雨がパラつく天気もどうやら回復基調。ここから一気に宿泊先の名古屋栄のホテルまで移動して早めのチェックイン。睡眠不足と股間の鈍痛が疼いていた私はこれ幸いと2時間ほど仮眠。18:00にロビーへ集合し、いよいよ宴会タイムへ突入~!

会場はホテルから徒歩10分弱にある名古屋名物「風来坊」へ。ここでピンちゃん、めぐ&しんちゃんも合流し、これで総勢12名が集結。さすが名古屋開催だと地元メンバーは集まりやすい。ま、そのために今回はこの地に会場を決めたようなモンだけどね。

定番の手羽先やターザン焼に加え、刺身やどじょう揚げ、エビフリャーに至るまで思いつくままオーダー。気が付けば勝手にオニギリセットや雑炊などのシメに入っているメンバーもいた。その傍らで、しげドン氏手製の7年物の梅酒を一人グビグビやって手足を真っ赤にしたコンドウ氏、寝落ちが得意技の風氏の後継者に任命されていた。

てな感じで、いろいろな話題で盛り上がった一次会だったが、ここで一番のネタは、この後、彼女のお店で落ち合う予定の色ボケOYAJIのume氏だったのはここだけのヒ・ミ・ツ!(爆)

実は幹事のコンドウ氏には、その前にプチ二次会の企みがあった。そう、もう一つの名古屋名物の台湾ラーメン「味仙」へ。いくらB級グルメタウンの名古屋と言ってもこのリレーはどうかと思うが、実はこの台湾ラーメン、過去にスープを飲み干ぜずに心を折られた唯一のラーメンだった。よ~し今夜こそキッチリとリベンジしてやろうじゃないの!

風来坊で散々食べていたので、ここはミニ台湾ラーメン。ところが、しんちゃんと来たら台湾ラーメンイタリアンをオーダー! イタリアンとは、ただでさえ激辛の台湾ラーメンにさらに辛さを増強した、まさにイタリアンレッドのウルトラ激辛バージョンらしい。もちろん裏メニューだそうだ。彼はこれをいとも軽くスープまで飲み干したのだった。

さて私はと言うと、ピンちゃんから名古屋弁で「すすったらいかんよ」だの「水を飲むのは最後だけ」などの言いつけを守ったものの、むせるわヒリヒリするわでやっぱりスープを飲み干せずに心が折れた。台湾ラーメン恐るべし!

で、ようやくume氏の彼女のお店へ。ほぼ毎日通い詰めているという彼は、身内の事情で昼間は参加できなかったものの、我々よりも先にカウンターに陣取っていた。奥の半円卓状のフロア席に通され、準備完了!(何の?)

彼女は来日13年目になるルーマニア人。だから日本語は十分に流暢なのだが、ume氏のFBによると意思疎通が不十分で時々ケンカになるという。だがそれは彼女の日本語理解力と言うよりume氏の日本語表現力の方に問題があるのではないかとメンバー達は密かに思っている。

ともあれせっかくの初訪問なので、ご祝儀代わりにバーボンのボトルを入れてワイワイと盛り上がった。ここまでもちろんアルコールをビタ一滴飲んでいない私なのに、まるでしこたま飲んでいた時と同じような喋りの質と量が変わらないというのも我ながら理解不能だが、ま、それは私特有のキャラという事で。

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一夜明けて、名古屋はいいお天気! 

この季節、いつもの名古屋なら風が吹かずに蒸し風呂状態となるところだが、この日は良い風が吹き、目をつぶればまるでハワイにいるような爽やかさだ。無料駐車場の穴場という熱田神宮第三駐車場に車を停めて参拝後、開店一時間前から混雑必至の有名店「あつた蓬莱軒」を避け、駅前の「あつた辨天」へ。これが大正解! 表面がいい塩梅にパリッとした鰻のひつまぶしは有名店よりも美味いくらいで、CPの面でもグー。ダテに昭和四年創業の老舗ではない。これは良いお店に出会えたわ。

お土産にピンちゃん大推奨の「伊勢とらや」のういろうを買いに電車で名鉄名古屋駅へ。これまたCMで有名な某青柳とは違って、ういろうがあまり好きではなかった私にも実に美味しそうに映った。ちなみにこのお店では「ういろう」ではなく「ういろ」だそうだ。

熱田神宮駐車場に戻って解散式。POOB総会は年2回開催が原則だが、必ずしも土日休みではなくなる私の参加は次回からは微妙となる。また、これまで西と東交互にしていた開催地も、参加者の都合を考慮して名古屋を中心とした東海地区あたりに絞るという声も出た。こういうサークルは年月と共にメンバーそれぞれの所有車も含めた環境が変化していくのが普通で、発足当初のように万難を排して集まる事が難しくなるものである。

それでもできる限り、頑張って参加し続けていきたいと思っている。プジョー206というクルマが無ければ一生出会う事も無かっただろうメンバー、その日から15年もの間つながり合えたメンバーというのは、決して大袈裟ではなくかけがえのないものだと思っている。

さあ、これで2ヶ月間の毎日が日曜日中に予定されていたイベント全てが完了し、心置きなく7月1日を迎えられるな。 

・・・あ、股間の不具合は別として(爆)





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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコースティックギターやウクレレを弾いて70年代フォークを弾き語ったりするのが大好きです。遂に40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2などの弦楽器に囲まれる生活となって幸せです(^^)

もうひとつの大好きはコンパクト欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経て2010年から「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

そしてさらに10年経って取り巻く環境も変化し、4枚ドアとペーパー息子のために安全装置付きのクルマの必要性が。偶然出会った「MAZDA3 FB 20S Burg-S PMG with SIG-S」を2020年から愛車に迎えました。

現役時代は某企業でプロフェッショナルな社内研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、2nd Stageは頼れる薬局のOYAJIを目指したいとDgSで張り切ってます。

2013年から膀胱がんサバイバーを継続してます。無病息災よりも一病息災くらいがちょうど良いのかもしれません。

とか言ってたら、2020年に肝がん発生。予防接種からのHBV感染〜暴飲暴食からの脂肪肝〜部分的な肝硬変と来ていたので特に驚きませんでした。最期は肝臓だなと覚悟も決めてたし(^^;)

幸いこれも早期で表層だったため、切除手術を経て無事に終わりました。これで「ダブルがんサバイバー」の誕生です(^^)

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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