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前立腺炎考

4月28日の最終出社日翌日から始まった有給休暇消化の日々。

その日々も1ヶ月が過ぎたが、正直ぼちぼち飽きが来始めた。始まる前は最終在籍日までの2ヶ月にも及ぶ連休もしくは毎日が日曜日の過ごし方にあれこれ想像力を働かせて楽しみにしていたのだが、イベントがない日などは判で押したような一日の連続なのである。特に月初からまたも疼きだした前立腺炎による股間のツーンが積極的な活動(まさにADLやQOL)を阻害する。寒い季節ならいざ知らず、こんなに暖かい季節でも症状が出てくるのはなぜだ?

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そこで(慢性)前立腺炎についていろいろ調べていくうちに、発症に関する確固たる原因こそ不明なものの、発現する症状の原因についてはある程度のアタリがついて来た。

すなわち、前立腺炎の病態は前立腺における細菌感染よる炎症を発症の端緒とする見解が多い。その症状は多岐に及ぶが、主として前立腺及び下部尿路周囲の疼痛、頻尿及び尿意切迫感などの膀胱機能異常である。その頻度や程度は個人差が少なからず存在する。

だが、その治療法となると一筋縄にはいかない。原因が感染症であれば抗菌薬が有効なはずだが、新規抗菌薬と言えども前立腺の外層までは薬剤が移行するものの、内層にまでしっかり届く薬剤はない。それゆえ数週間~数ヶ月に及ぶ抗菌剤の投与を試みても症状寛解は得られても完治に至るケースは多くない。激しい疼痛を伴う場合は、椅子に座る事も歩く事も出来ない日々が続く。

一方で、炎症の持続は疼痛と共に排尿・蓄尿症状を主とした膀胱機能異常を来たす。重症例だと昼夜20回を超える頻尿に悩まされる。その治療として、排尿筋や膀胱括約筋の緊張を緩和する薬剤が投与される。また時に抗不安薬の併用も試みられる。これらの薬剤は即効性は期待できるものの、長期連用による効果減弱や依存性の問題を生じる場合がある。認知機能低下や性機能低下などの副作用の発現リスクもある。もちろん効果には個人差がある。

前立腺炎における排尿・蓄尿症状は前立腺肥大症(BPH)と類似する。症状の原因となる尿路狭窄や膀胱機能への影響は、前立腺の炎症によるものか前立腺の腫大によるものかの違いはあっても、その原理は同じだからである。

いよいよとなれば、膀胱出口部狭窄改善のための外科手術という選択肢もあるが、これとて患者侵襲度の高い割に完治に至るケースは決して多くないようである。

こうして、発症原因不明に加え症状の多様性、有効性な治療法の不確立という現状により、最終的には泌尿器科専門医ですら「前立腺炎は気のせいである」とすら宣告する。つまりは心因性の疾患だというワケである。だがこれは断じて気のせいなんかではない。なぜならこの私が発症したからである!

日本人男性のおよそ半数が生涯に一度は発症するという疾患なのに、がんなどと異なり直接生命に関わる疾患でないゆえ、医師の関心も決して高くない。前立腺炎の患者はそれほど売り上げに寄与しない面倒な患者にされかねないのである。だが、この疾患の煩わしさと治療効果の低さに心身を患い、自殺さえ考える患者もいるというから看過できないのではないか。

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これまでの経験から、私自身も前立腺炎は完治に至りにくいと感じている。という事は、この疾患は徒らに完治を求めるよりも、疼痛の極期の発現を抑えつつ寛解期をいかに長く維持させるか、すなわちいかにこの疾患を飼い慣らすかという事が肝要だと考えるのである。

前立腺炎の多彩な症状のうち、私にとって最も辛い症状は前立腺周囲(会陰部)の痛みである。極期には立っても座っても耐え難い痛みに襲われ、そのせいで食欲もなくなり、抗菌薬を飲んでひたすら寝ている事しか出来なくなるのだ。血尿を伴う場合もある。これが短くても数日、長ければ半月も続くのだから堪ったモンじゃない。

最近は前立腺炎の病因の一つとして骨盤内うっ血という知見がある。うっ血が炎症の発症や持続に関与し疼痛を引き起こし、神経系や膀胱機能に悪影響を及ぼすという考え方である。

これは私も同感だ。なぜならこれまでの極期は主に寒さに襲われた時にやって来たからである。言い換えれば寒さによって骨盤内のうっ血が進行した後に会陰部痛が現れ、湯船に浸かるとそれが著しく緩和されたからである。それはすなわち前立腺周辺の血行状態による影響に他ならない。もちろんその部位で感染症が再発している事も考えられる。

それ以外にも私の症状は頻尿や排尿痛などがあるのだが、それはトイレでの一時的な症状だと割り切っている。疼痛ほど苦痛ではなく前立腺肥大も認められないので、今のところ疼痛緩和よりも治療プライオリティは低い。

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私の治療戦略をまとめると、まず寛解期に常時服用するのはうっ血を改善する漢方薬(桂枝茯苓丸)と抗炎症薬(セルニルトン)とした。セルニルトンは前立腺炎の初期に処方される代表的な薬剤であるものの、漢方薬と共にその効果は定かではない。だが長期服薬を考えた場合は安全性、忍容性の高い薬剤が優先されるからこれで良い。

さらに骨盤内うっ血の予防・改善のために往復5kmのウォーキングを日課とした。これは7月から始まる立ち仕事のための体力トレーニングを兼ねている。それ以降は終日立ち仕事中心となるので、敢えてウォーキングまでする必要性はなくなるだろうと思われる。

そして極期の到来を思わせる前兆(会陰部痛の増強)を感じた際は、躊躇せず抗菌薬(クラビット)の併用を開始する。併用期間は強い疼痛が収まるまでの2~3週間を目安とする。この間はできるだけ横になって安静にする。

今月中旬以降は寛解期に入り、常用薬を服薬しつつウォーキング(2.5km先の公園を目指し、公園でゆったりした後に帰路に就く)をルーチンとして2週間が経過した。今のところ寛解期が継続し会陰部に違和感は覚えるものの強い疼痛は出現していない。気候のせいもあろうが、意外に効果が得られているのかもしれない。このまま飼い慣らせればいいが。

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早期退職予定者のうち、5月末が最終出社日または最終在籍日となるメンバーから個人携帯に挨拶メールがチラホラ届いている。研修部門のフロアも別のフロアへ引っ越すという。

そんな事よりも気になるのは、P社によるウチの会社との合併案が浮上しているという報道である。当然これはいずれあるだろうと予想されていた事だが、その相手が違った。今回の合併報道では、同じP社が去年企てたAZ社との合併が破談に終わった次の一手とされているが、実はそのAZ社こそがウチの合併相手として本命視されていたのだ。

AZ社であれば英国同士、その企業規模からもまだ対等合併の目も残ると思われたが、P社となればほぼ吸収合併となるだろう。事実上、会社消滅の危機である。やはり残るも地獄、かな。




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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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