今度は後ろから

3日からスタートした9月度全国研修ツアーだったが、大きなトラブルもなく無事に高松会場で千秋楽を迎えた。高松と言えば讃岐うどん、実はこれがおあつらえ向きだった。

研修ツアー終了翌日の金曜日は出張清算処理の後、研修全体のAAR(After Action Review、いわゆる振り返り反省会)や明日から始まる別の研修コンテンツの検討などであっという間に日が暮れた、どころか21時を過ぎてしまった。早く家に帰って下剤を飲まなければ! 土曜日はCF(大腸内視鏡)検査が待ち構えているのである。

思えば去年の夏は、前立腺炎から膀胱内視鏡検査、さらには膀胱腫瘍切除手術(TUR-Bt)を受け、思い出すだけでもおぞましい尿道カテーテル地獄に晒された。その傷も癒えぬうちに今度は人間ドックで便潜血が見つかったためにCFを入れられるハメになったというワケである。去年は前から、今年は後ろから、前から後ろからって、これってどーなんだ?

検査の説明書には前夜21時から下剤を飲んで絶食となっていたが、いかんせん帰宅できたのが22時近く。前々日からは消化の良いもの限定だったので、高松では昼夜とも讃岐うどんで楽勝クリア。帰京した次の日の朝はパン、昼は東京の立ち食いうどんで凌いで来たものの、夜は何か食べなくては本番が持たない。で、パンを2つ3つ買って帰って慌ててかきこみ、2種類の下剤を飲んだ。

翌朝、診療所へ行くと、看護師さんの簡単な説明の後に小部屋に案内され、1.8リットルの液状下剤パックと紙コップ、それにタイマーが目の前に置かれた。ここから1時間、5分ごとにコップ一杯の下剤をついでは飲んでください、検査までの目標排便回数は10回です、などと無慈悲な宣告を受ける。

スマホや雑誌を見ながら過ごしつつ、タイマーで5分経過するとポカリ味の液体をコップについでは飲み干すのだが、これがなかなか上手く行かない。つい雑誌に夢中になるとあっという間に5分が経過してしまい、慌てて飲むの繰り返し。 いやぁ、5分って時間は短いんだと思い知らされたわ。でもね、いくらポカリ味だと言っても、一升瓶1本分を1時間で飲み干せるかっての!

もともと下剤の効きにくい私、10回なんてハナから無理、せいぜい6回で時間が来た。看護師さんは「じゃあ、あと2回、8回出たら検査に行きましょう」とまたまたご無体な宣告!

実はCF検査はここまでがツライのだった。いざCFが入ってくれば、検査時間はものの10分かかるかどうか。ただし、腸を膨らませるためのガス注入はチト苦しいかも。やがてCFは最奥の盲腸へ到達した。そこから肛門へ戻る間にDrと一緒にモニターで見て行くのである。自分の内蔵、特に消化管を見るのはもちろん初めて、これが意外に綺麗に見えて愛おしくなるから不思議だ。

心配された腫瘍らしきものは見えて来ないのだが、横行結腸に差し掛かると、そこに肌色のポリープがいた! Drはこれは便潜血の原因ではないけど、切除して病理検査へ出すと言う。その様子もモニターで見られる。ハサミであっけなくチョキン、血がちょっと出た、てなモンである。大腸内側には知覚神経がないので痛みはない。物理的な感触がわずかに伝わっただけだった。

結局、潜血の原因となるような病変は認められず、Drからの「こんなケースもあるんですよ」の言葉にひとまず安堵を覚えた。大腸がんは膀胱がんとは違って深刻度がまるで違うからね。結果は2週間後。

・・・・・・・

今日は朝から自主休日出勤。研修の前後に行なったテストの採点が終わらないからだ。

早急に結果を現場にフィードバックしなければならず、同時に新しいコンテンツ作成に取り掛からなくてはならないため、採点と結果入力作業が平日の業務時間では間に合わないからである。2〜3ヶ月に何度かそういう事態が訪れるので慣れたモンだが、期限までに仕上げなくてはならない仕事は、ここ一番、自分でオトシマエをつけるしかない。もちろんノーギャラ上等。

まあ、過ごしやすくなったこの季節ならエアコンレスのオフィスでも何とかなる。電話もなく、誰もいないから自分のペースオンリーで作業が捗る。この休日出勤、私は決して嫌いではないのである。

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御嶽山が大噴火! なまじ秋晴れの休日だったから大勢の登山者がいたらしい。一時は頂上付近に200人以上も取り残され、数十人が高熱の火山灰に襲われたという。まさかこの時期にこれほどの噴火が起こるとは誰も想像だにしなかっただろう。

だが、こういう大災難の被災者は、我々と同じに家族や友人と共に生きて来た歴史をそれぞれが持っている。これだけの事故なら不幸にして犠牲になった登山者も少なくないだろう。それぞれが歴史を抱えている人間である限り、これまでの報道のように犠牲者数として一緒くたに語られるのは大いなる違和感を感じるが。

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自主休日出勤後に帰宅したら、今度は新聞の集金が来た。

親父の代から数十年に渡って我が家の新聞としてとって来た朝日新聞。もはやカミさん共々、紙の新聞をほとんど読まないのに漫然と購読して来たので、新聞紙の束が溜まって行くばかりで困っていた上に今回の不祥事。ついに私は集金人に購読停止を通告した!

契約担当の者から再度連絡を、などと戸惑っていたが、あなたから伝えればいいでしょと突っぱねた。彼から手渡された朝日新聞本社の詫び状を見てみたら、通り一遍の詫び口上の後に、吉田調書記事と慰安婦記事について第三者機関に委ねるだの委員会を立ち上げますとの文面に再度怒りを覚える。

私は新聞は社会の公器と習った。それは事実を事実として伝える事を旨とするのと同義のはずだ。だが新聞は人間が作っている以上、時として誤報が生じてしまうのはある意味当然だ。万一誤報が判明したならば直ちに謝罪、訂正すれば良い。社会から指弾されるとしたら、そのミスに対してのみだろう。

許せないのは捏造である。捏造が誤報とは根本的に異なるのは、そこに作者側の、大抵は邪な意図が存在するからである。伝えるべき事実を伝えずに、伝えたい意図を事実として伝えてしまうのが捏造じゃないのか?

新聞などのマスコミは、大衆や社会に対し誤った事実を植え付けたり、偏った認識で世論操作を企てたりする事が可能なほど強力な力を有している。それを意図的に操ったらどういう事態が生じるか? だからそれに携わる人間は高い倫理観が求められて然るべきなのだ。

それをないがしろにして、何度も捏造に手を染め、なかんずく国益を喪失させるほどの事態を放置した事は許し難い犯罪と言ってもいいだろう。第三者機関や委員会なんぞよりも己の自浄努力をトコトン明示する事が先だろが! そんな輩に言論の自由を語る資格もへったくれもないわ!

何度も言う。誤報ならば謝罪と訂正で許されもしよう。だが捏造は犯罪である。





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COMMENT

No title

>himikoさん
今回は朝日新聞でしたが、考えてみれば先般のNHKやらサンゴ事件のTV旭日やら、マスコミ全般に事実でない報道が跋扈しているんですね。
逆に言うと、我々一般大衆も試されいるんでしょうね。もっとクレバーになりなさいと。

ふむ。。

あたしゃ新聞ってそもそも嫌いでサ、何でかっちうと子供の頃、何かにつけて母がアタシのことを封じるのに「新聞に書いてあった」と言うのが気に入らなくって ^o^
大本営発表!を忘れたんか?!と(いぁ、まだ生まれてないケド ^^;)

でも実家が火事になった時の中日新聞、「経営者の**さん(**歳)の話によると、、」だけ!で3つもデタラメがあった ^^;
経営者は父なのに弟の名前になってるし年齢は間違ってるし、「オレ、そんな話してない ^^;」(ってか、一切誰とも話してない)だそうだし、、、その記事見て母が「新聞ってめっちゃくちゃだねぇ、、、」と言ってて「だろっ?」と溜飲下げたぐらいで ^^;

実家を離れて40年、新聞を取ったのは、うさぎの卑弥呼のおうちに敷くために2〜3年取った東京新聞(安かったから 8-p)だけ。
勧誘を断ると「新聞読まないと馬鹿になりますよ」とか言われてゲラゲラ笑っちまったこともあるな ^o^
ドアに鼻くそ付けてった勧誘員もいたな。。

10数年前からは「ニュースはネットで見てるから要らん」で引き下がってたし、今はオートロックだからほとんど来ないし。。
むしろ、取る機会を逸してる ^o^
子等の何かのイベント(お習字とか文化祭用の何かとか)で「新聞紙持ってこい」とか言われると困るんで、パッキン用に入ってたりすると伸ばしてストックしてある ^^;

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最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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