4月1日に思うこと

4月1日と言えば世間ではエイプリルフールだろうが、我が家では何と結婚記念日である。

カミさんの誕生日が3月の末なので、少し歳の離れた我々夫婦の入籍日はその直後で、かつちょっとやそっとじゃ忘れない日にしようという目論見でこの日に決めた。

エイプリルフールだから結婚そのものも冗談だったんだよと言う気も今さらないけど、あれから早や23年。だからと言って特別な事などはせずに過ごして来た23年なのだが。

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その4月1日に消費税が5%から8%へと上がった。

前日のニュースだけでなく今朝のワイドショー(これもいくつかの局では番組改編で新番組に衣替えしていた)で、午前0時を境にした悲喜こもごもの様子を映していた。

3%のアップは100円で3円、1千円で30円、1万円で300円という勘定になる。消費者は争って日用品や食品の買いだめに走っていたが、消費税の差額よりもあんなにカサの張るトレペだの飲料の箱だのを置いておくスペースの方が問題じゃないかと思うが。

それでなくとも人は消費財の在庫が豊富であれば、ついつい使い方が雑になったり使用量が無駄に増えたりするものである。食品なら賞味期限があるから尚更だろう。デパートで冷凍カニや高級食材を必死に買い込んでいるオバちゃん、そもそもあなたの家じゃ普段はそんな高いモン食べてないでしょうが! その段階ですでに家計的に3%以上の損失が生じているだろうと思うと笑えて来る。ま、それも経済効果ならぬ消費増税効果かもね。

ガソリンも1Lあたり5円値上がりすると、昨日あたりからスタンドに行列が出来ていた。

これも良く考えると笑える話だ。私の車の燃料タンクの容量は50L。仮にスッカラカンでフル給油したとしても差額は250円程度。しかもガソリンは買い置きが効かないし、車を走らせてある程度消費するのは翌日以降。その時にはもう価格は上がっている。なのにイライラしながら順番待ちをしている連中って、いったい何に突き動かされてしまったのだろうか?

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日本は4月1日に「ハーグ条約」に正式加盟した。

この条約は、国際結婚破綻後の子どもの扱いを定めた条約で、離婚後に一方の親が国境を越えて子どもを連れ去ってはならないと定めた国際ルールである。加盟と同時に政府は「中央当局」を設置して態勢を強化するという。これは国外へ連れ去られた16歳未満の子どもを戻すよう求める海外在住の親からの申請を受け付け次第、地方自治体や警察と協力して日本国内の子どもの居場所を捜し出す組織である。

これは「(未成年の)子供の親権は原則母親が獲得する」とされる日本の文化にそぐわない。親権や養育権を父母で同等に争う外国の文化ならいざ知らず、嫁いだ先の国でDVにあって離婚した場合でも子供を母国へ連れ帰る事が出来ないのである。

ハッキリ言います。「日本女性よ、国際結婚に過剰な夢を持つのはやめなさい」と。

一説には日本人の離婚率は2組に1組だそうだ。日本人でさえこんなに高いのに、考え方や文化の違う外国人との結婚生活、最初はともかく長く続く確率は決して高くはないだろうよ。他人同士が24時間寝食を共にすれば見えなかったモノが見えて来るというのはよくある話である。

子どもの権利を親の都合でないがしろにして親から引き離してはならない、というのが条約の真意だろうが、こと別れるとなれば、国を離れる方が泣きを見るのは明らかである。

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反捕鯨国であるオーストラリアが「事実上の商業捕鯨だ」として日本の調査捕鯨を差し止めを求めた国際司法裁判の判決が出された。国際司法裁判所がハーグ条約と同じオランダのハーグにあるというのは偶然の一致だろうか。

判決は、調査捕鯨の権利は認められたが「JARPA(南極海鯨類捕獲調査)2は国際捕鯨取締条約の調査捕鯨に当たらない」という日本全面敗訴の内容だった。国際司法裁判所は一審制という事なので、これにより1987年から続けてきた調査捕鯨は中止に追い込まれる見通しだという。

古来より受け継がれて来た日本の鯨食文化の崩壊・終焉という声もある。だが私はかねてからこの「調査捕鯨」には率直な疑問を持っていた。

鯨の生存数の多寡はさておいても、捕鯨枠をミンククジラ935頭、ザトウクジラ50頭、ナガスクジラ50頭と設定(2005年より大幅増加)したのは調査としては多過ぎやしないか? しかも生態系モニタリングとしながら、なぜ殺さなければならないのか? 鯨が増え過ぎて海の生態系を破壊しているとでも言うのだろうか? そして科学調査で捕獲した鯨が食肉として流通しているという事実。

これらを総合してみると、日本の調査捕鯨の実態は限りなく商業捕鯨的であると言わざるを得ないのではないだろうか。

今後は鯨料理店や食材としたい向きは、商業捕鯨国であるアイスランドからの輸入に頼るしかない。今や5000t超が輸入されていて余りも生じていると言うからそれで十分だろう。日本の文化と言ったって、今や鯨肉を常食としている日本人なんてほとんどいないのではないか? 私もせいぜい小学校の給食で出された記憶があるくらいだ。

ただし1979年、当時のオーストラリア首相が議会で「クジラは特別で知的だ。政府は南極海を含む漁業水域でのすべての捕鯨を禁止する」との宣言した事や環境テロリストのレッテルが貼られるシー・シェパードの代表を元環境相が「世界で最も偉大な環境保護活動家の一人」ともてはやした事には断固反対する。見識が間違っている。

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相も変わらず戦時中の侵略・虐殺や慰安婦問題、果ては領土問題にまで至る中韓の歴史認識の歪み発言が続いている。北朝鮮による拉致問題も、先日横田夫妻がめぐみさんの娘と初めて会ったのを契機に日朝交渉の議題にもなったが、解決には程遠い。ウクライナ・クリミア問題も国際社会が大反発しているにも関わらず、ロシアは強引に横車を押した。

どこかにエイプリルフールらしい気の利いたジョークの一つもないのだろうか。



【追記】
今朝、理研(野依良治理事長)の調査委員会がSTAP細胞事件の調査報告会見をしたそうな。「小保方晴子研究ユニットリーダーが捏造に当たる研究不正行為を行なった」と発表した。こいつもエイプリルフールってワケじゃなさそうだ。






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COMMENT

No title

何が必要な事で何が必要でないかを自分の時系列で判断出来ないと、結局は踊らされる側の人間になってしまいますね。

アタシも何ひとつ余分には買ってない。
数十円のためにトイレットペーパーに囲まれて生活するなんてまっぴらごめんだもん。

今日聞いたウソで一番笑ったのは「歩いてたら道端にSTAP細胞が落ちてた」
ぜーんぶ悪い冗談なら良いのにね~~。

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Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

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