12月最初で最後のエントリ
と言いながらブログの更新頻度が確実に低下しているのはどうしたものか? 私自身は現在、所属カークラブや登録メンバー・友達の違いなどによりmixi、FB、Twitterと3つのSNSを使い分けているが、これがともかくオンタイムにつぶやきや写真がアップできるモンだから堪らない。お手軽そのものにその時々のエネルギーが発散できてしまうから、ある程度構えてPCに向き合うブログの方はつい疎遠になって行く。
昨年あたりから月の更新回数がひとケタになり、今年はついに月イチという時もあった。しかしながら、日記を兼ねた記録や自分の考え・感想などを文字数の制限なく綴っていけるのがブログのメリットである事に変わりはない。来年もそういう意識を持って書き続けていきたいと思っている。
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スマホ(わずか2年でiPhone4sから5sへ機種変更!)のスケジューラーを確認してみたら、会津若松の大病院での製品説明会から今年が始まっていた。これは病院挙げての術後の合併症予防対策がスタートしたためだった。雪に埋もれた鶴ヶ城が今もはっきり蘇る。
そしてベテラン営業部隊の研修に本格参戦したのも1月だった。現役をリタイアした営業経験豊富なオジサンと子育てが一段落した営業経験のある主婦のメンバー達からは、研修トレーナー業務を通してたくさんの刺激と学びを受け取った。
過去、何度も企画されては定着に至らなかった我々の本業である研修トレーナーのコンピテンシーを今度こそ定着していこうとTCプロジェクトが発足した。何度も推敲を重ねた末にTCが明文化され、これまでの研修を通して相互フィードバックやリフレクションを経て定着が見られ、いよいよ年初の部会で成果発表というところまで漕ぎ着けた。ま、本来は個人個人が自ら意識して習得・実行すべきものだけど。
今や神奈川最大規模の精神病院の院長となった中学の同級生Kと20数年振りに再会したのも、同僚のグータラKが何と帝国ホテルで結婚式を挙げたのも2月の事だった。
今年最初の全国研修ツアーは3月にスタート。同時に生涯初の禁酒に踏み切ったのもこの時だった。人間ドック以外にも定期的に検診に通ってはいたが、ついにγGTPが2000超えし、さすがの私も大人の値だと笑ってもいられなくなって断酒を覚悟した。以来、本日に至るまで約9ヶ月間、そこにどんな宴会があろうともアルコールはびた一滴口にしていない。おかげで検査値は半分以下にはなったけど、そのあたりでまだ停滞中なのがチト残念。
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私にとって最も似合わない節制が禁酒だという事は自他共に認めるところだが、思えばそれが全ての始まりを暗示していたのかもしれない。今年はとにかく身体に過酷な年だった。
まずはやたら気になってきた夜間頻尿と排尿時の違和感の治療に泌尿器科のKクリニックを受診。当初疑われた前立腺関係は検査値に異常なし、最もよくある前立腺炎の疑いという診断で植物製剤を服用開始。かねてから研修の場では、この薬剤の効果は「?」と言って来た私だったが、いざ患者の立場となれば弱いモノ、朝晩かかさず2錠ずつを100%服用、だがやっぱり症状は改善せず、α1ブロッカー併用でようやく治まりが見られた。
返す刀で、10年以上ダマシダマシ引きずっていた胸部の粉瘤の除去手術を受ける事を決断した。形成外科といえばおあつらえ向きに定評のあるK病院があった。だが、内部の腫れが引くまで数ヶ月通ってオペに至ったのはすでに7月に入った頃だった。
ところが今度は処方箋を取りに行ったKクリニックで尿細胞診で異常があったと言うではないか! イヤイヤ膀胱内視鏡検査を受けたら見事に腫瘍発見! 再びK病院の今度は泌尿器科へ。お盆の週に入院手術が決まり、全麻のオペからその後の地獄の日々については以下にブチまけた。
「手術は尿カテとの闘いだった!」
「術後に苦痛が待っていた!」
ついでにこの顛末は、患者の気持ちを知る題材の一つとして研修ツアーで披露させていただいた。
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今年になって最も顕著に顕われた身体に関する災難はこれでほぼ通り過ぎたと信じたい。
大好きなツーリングもマトモな身体あっての事である。恒例のPOOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)の総会こそなかったものの、私の所属しているオーナーズクラブであるBMWメタボ会、マッキナ、CB1のツーリングには研修ツアーに重ならない限り参加できたように思えた。
特にマッキナの恒例イベント、ガラガラの平日に箱根をバビューンする通称「ガラ箱」は今回「ガラ富士」となったが、思い切って月曜日に休暇を取って初参加した。この会はなぜか雨の事が多かったが、この日は天気に恵まれた。最大のウリは、車載カメラで参加車のバビューンを撮影し、映画のように編集して上映会を催すというもの。速さはともかく、自分の走っている姿が自分で見られるのは貴重な機会だった。
もうひとつの初参加はCB1のお泊り忘年会 in 西伊豆。この会の朝は早い。この日も早朝7:00に海老名SA集合というので、松本の研修ツアーから帰郷翌日にはせ参じたものの、どうやら腹風邪を引いたらしく、夕方から微熱と食欲不振と下痢。翌日の午前中でリタイアとなってしまった。次回はしっかりリベンジするぞ!
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数年前のジム・ホール来日コンサートが本人の体調不良で延期になった(チケットは払い戻した)のを最後に、自ら進んでチケットを買って会場に足を運ぶという事がなかった私とカミさんが、ひょんな事からポール・マッカートニーのチケットをゲットし東京ドームに同級生K夫妻と待ち合わせたのが11月。
正直、これを逃すと生きたポールが二度と拝めない(事実、ジム・ホールは今年亡くなった)という思いからだったが、演奏に涙を流しながら一緒に歌うという今まではない経験となった。40曲を水も飲まずに歌い上げたポールのプロフェッショナル魂にも感銘を受けた夜だった。
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こうして一難を振り返ってみれば、確かに365日分の人生イベントは起こっていた。それでもクリスマスや大晦日を迎えたのはついこの前の事で、たぶん明日言うだろう「おめでとうございます」も今年初めの光景と共にハッキリと覚えているから、やっぱりこの一年は速かったと断言できる。
来年は少しは良い年が来ますよう。なお、イベントに登場するイニシャルがKばかりというのは単なる偶然である。
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