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西へ北へと

4月の第一週も忙しかったが、先週も西へ東へ北へとめまぐるしかった。

まずは約2週間の錦秋の成果を確かめるべく火曜日の朝イチに検診に赴き、少しばかりだったが検査値の改善にホッと胸をなでおろしたのもつかの間、すかさず2週間後のフォロー検診の予約を取らされたのだった。もちろんそれまで禁酒は続行されるハメとなった。

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続いて木曜日は3年振りとなる新卒採用試験官 in 大阪。前回の入社試験は福岡で人財部のメンバーと2人一組で短い個人面接を通して、次のステップに進ませるか否かのジャッジメントを約20名に行なった。その際、パートナーS子のある意味ドライな目利きに唖然とさせられ、こりゃとてもじゃないが私なんざにはムリと思わされたのだった。

今回は一転、1グループ8名程度でグループディスカッション形式で試験すると言うので、それなら私も新卒当時受験した会社の採用試験でやらされた事があったので、個人面接よりはいいかなと引き受けた。もっとも、私の時代のグループディスカッションは結構いい加減で、討議するテーマは当時流行った映画のキャッチコピーだった「オオカミは生きろ、ブタは死ね」だった。これを大真面目に話し合ったのだから、今となっちゃ笑える話だわね。

さて時代は移り、今やグループディスカッションの素材も業者から購入する時代となったようだ。それも詳細なデータを載せた冊子が配られ、プロモーションしていく上で俎上に上がった複数の製品の中からどの製品が良いかについて、個人発表とグループ討議を行なうという仕掛けである。我々はそれをチェックし、合否をジャッジするというわけである。

だが彼らは大学の最終学年になったばかりの学生だ。こんな実践的な課題で十分な分析や討議が出来るとも思えないが一生懸命に取り組んでいた。もし私の時代にこんな内容の試験がされていたら、少なくとも私は受かってはいなかっただろう。

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明けて金曜日は中途入社者研修。今回中途入社した男女2人を相手に、朝9時から午後6時近くまで一人で喋りまくる肉体的にハードな一日だった。

それと言うのも、今回研修したこの製品は今年から積極的に打って出ない方針となったため、本来4日間で行なう内容をわずか1日に無理やり凝縮させたインプットオンリーのコンテンツで、約300枚のスライドで構成されている。だから丸一日、枝葉の話も含めて喋り通して一杯イッパイなのである。

受け身で対応すればいい製品の研修なんて、聴く方だってテンションは上がらないよな。

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土日はいよいよ待ちに待った恒例のキャンプかと思っていたが、これが大きな勘違いで実は一週間後だったと気付いたのが金曜日だった。

CB1初の関西オフを別件バウアーと参加表明できなかったのが悔やまれたが、もうひとつのメタボ会のイベントが残っていた。それが「三春滝桜ツーリング」。まさにドタ参だった。

滝桜周辺の大渋滞が予想されたため、メタボ会のオフミにしては珍しく午前5時45分までに常磐道守谷SAに集合。そこには、アフロヘアのヅラをかぶり、背中に「ドエム、時々ドエス」と書かれたジャージを着た隊長が待ち構えていた。このノリは他のオーナーズクラブにはまず見られない貴重(?)なものである。

SAにも関わらずアクセル全開モードで現れた裏番長のナツコさん(♀)親子、出発時間にギリギリ間に合った表番長のペコさん(♀)を含めて、今回は総勢10台、17名の布陣。午前6時過ぎにトレイン走行で出発した。

ところがこのクラブ、B型人間が多いせいかトレイン走行なんて最初だけ、たちまちペコさんやおいちゃんのZ4が右車線を時速ふわわkm近い速度で駆け抜けていくではないか! そしてあっという間に見えなくなったと思ったら、各車を撮影するはずのKOUMORI幹事を載せたなーさんのBRZも最初に写真を撮ったきり去って行ったのだった。

私もスプリントブースターを全開の赤設定にして追走するも全くのムダ足と化した。所詮、4発2000ccには限界があるわな。

このまま滝桜へ直行すればまだ良かったが、何と中郷SAでノンビリと朝食タイム。おまけに磐越道船引三春ICからの混雑を避けるために降りるはずだった小野ICを事もあろうにペコ号がまたもふわわkmでスルーしてしまい、行方不明になるという事件も起きた。ノンビリし過ぎて滝桜周辺はすでに大渋滞勃発。仕方がないので4km近く離れた山あいの桜の公園に車を停めて往復8kmの道を延々歩くハメになったが、風も爽やかでこれはこれでいい運動になったようだ。

去年のGWに葉っぱだけの滝桜を見てリベンジを誓った私だったが、見事に八分咲きの滝桜をこの目で見る事が出来た。葉っぱの頃とは雲泥の差の人出だったけど、前回も食べた滝桜ソフトでソフト部活動も新入部員の空蝉さんや久美さんと共にしっかりやった。

それにしてもこの人出の中を、背中に「ドエス」「ドエロ」「ドエム」と書かれたショッキングピンクのジャージを着たまま歩き通したナツコさん&空蝉さん&久美さんの熟女、もといOBAN、もといレディースの面々の根性には頭が下がる。通り過ぎる周りの観光客から二度見されるわ、「あの人たち、絶対カタギじゃないよね」などとヒソヒソ囁かれるわ。

ところで行方不明だったペコさんが機転を利かせてランチの予約をしてくれた。おかげで大人気のブッフェレストランに17名ものメンバーが大行列の客を尻目にスンナリ入れたのはGJ! 一同、大変美味しくたらふく頂きました。

再び桜の公園に戻り、車とメンバーの集合写真を撮り、そしてしばしウダウダ。やがて友部SAまで一気に戻ろうという事になり、ここで一次解散。友部に着いたらこの先3ヶ所で事故渋滞との知らせ! ならばと一同腹を括って夕食を食べながら時間調整。だからと言って隊長&ネコさん、ドンブリ4杯は食べ過ぎじゃないの?

家にお子さんを置いて来ているというapolloさんご夫妻、E46ALPINA乗りのhiroさんご夫妻、シゲさん&ぴらさんの異色コンビともここでお別れ。事故処理も収まって来た午後8時過ぎ、隊長号の後ろについて行くはずがいつしか追い越し、今度はナツコさんに煽られ続けて右車線を巡航ぬえわkmでひた走って午後9時半前に無事帰還。あー怖かった(爆

総走行距離およそ550km、久しぶりの長距離でアクセルを気持ち良く踏み続けた爽快なツーリングだった。





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COMMENT

>inaちゃん
のどかな田舎に大量のクルマと人。一年で今だけなんだろうけど、スゴいわね。

>KOUMORIさん
幹事お疲れさまでした。
自分の運転している写真は初めてです。ありがとうございます!

No title

「ふわわ」な皆さんを伍して頑張ってしまいましたか!?
車が2L・NAなんですから、ほどほどにされないと…(^^;)

三春の桜、さすが満開日の日曜、地獄の混み方だったようで
すね。私はそこまでは歩かずに済みましたよ。
何はともかく、お疲れ様でした。


PS 私も別ブログに滝桜の様子をあげるのでお楽しみに♪

No title

どうもお疲れ様でした。
メタボなメンバーが多いので、行軍も多く取り入れてます。(違う)

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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコースティックギターやウクレレを弾いて70年代フォークを弾き語ったりするのが大好きです。遂に40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2などの弦楽器に囲まれる生活となって幸せです(^^)

もうひとつの大好きはコンパクト欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経て2010年から「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

そしてさらに10年経って取り巻く環境も変化し、4枚ドアとペーパー息子のために安全装置付きのクルマの必要性が。偶然出会った「MAZDA3 FB 20S Burg-S PMG with SIG-S」を2020年から愛車に迎えました。

現役時代は某企業でプロフェッショナルな社内研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、2nd Stageは頼れる薬局のOYAJIを目指したいとDgSで張り切ってます。

2013年から膀胱がんサバイバーを継続してます。無病息災よりも一病息災くらいがちょうど良いのかもしれません。

とか言ってたら、2020年に肝がん発生。予防接種からのHBV感染〜暴飲暴食からの脂肪肝〜部分的な肝硬変と来ていたので特に驚きませんでした。最期は肝臓だなと覚悟も決めてたし(^^;)

幸いこれも早期で表層だったため、切除手術を経て無事に終わりました。これで「ダブルがんサバイバー」の誕生です(^^)

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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