アッパレ! 大和撫子

何せ大和撫子たちがスゴいのである。

まずはなでしこジャパン。準決勝でフランスを2-1で下した。その結果、日本は史上初めてとなるメダルの獲得が確定。決勝はW杯と同じアメリカと金メダルを目指して戦う事となった。だが、このフランス戦はタダでは済まない壮絶な戦いだった。

ブラジル戦と同様のスターティングイレブンで臨んだ日本は、フランスに攻め込まれるシーンもあったものの、バックス陣の奮闘で抑え続ける。32分、宮間のセットプレーから大儀が詰めて日本が先制! さらに49分には、再び宮間から阪口が頭で合わせて2点目をゲット! これで万全! のはずだった。

しかし日本は、得点を奪いに来たフランスの強烈なプレッシャーに曝され、76分にて1点を返されてしまう。さらにその2分後、何とPKを献上してしまい絶体絶命のピンチを招く。だが、ここまでのGK福元のファインセーブがキッカーにプレッシャーを与えたのか、シュートが枠から外れ、日本は奇跡的に失点を免れた。

そこからのフランスの猛攻はまさにボコボコ状態。シュート数が実に27本対4本と圧倒されたものの、執念の組織力で守り切ったなでしこは遂に勝利をもぎ取ったのだった! これを死闘と呼ばずして何と呼ぶかってなモンである。アッパレ アッパレ!

卓球も負けてはいない。史上初めて進出した女子団体決勝で、日本の福原愛、石川佳純、平野早矢香は中国に0-3で完敗した。相変わらず世界一の壁は厚かったが、団体戦でガッチリ結束した3人は晴れやかに銀色のメダルを輝かせた。もちろん日本卓球史上初の快挙だ!

第1試合で福原はシングルス金メダルの李暁霞に、第2試合では石川も同銀メダルの丁寧に敗れた。第3試合で石川&平野のダブルスも力及ばず、世界一への挑戦が終わると福原は笑顔でチームメートをねぎらった。卓球で初めて見る爽やかな光景だった。アッパレ!

女子バレーも続く。準々決勝で日本が中国を3-2の大接戦で破り、ソウル五輪以来24年ぶりのベスト4進出を決めた。試合はもつれて最終セットに突入すると、ここも終盤までもつれる展開に。お互いにマッチポイントを凌ぐ接戦が続いたが、最後は中道瞳のサーブが中国レシーブを崩して、熱戦に終止符を打った。

エースの木村沙織は江畑幸子と共にチーム最多の33得点をマーク。試合後は「この1勝が本当に大きい」と振り返った。それまでの経過からみれば、これも奇跡の1勝と言えるだろう。次は世界2位のブラジルとの準決勝だが、もう一度奇跡を起こしてくれ!

大和撫子と言えば柔道とレスリングが代名詞。

63kg級では、初戦から順調に勝ち上がった伊調馨が決勝で景瑞雪を破って、オリンピック3連覇を達成した。今夜は55kg級の吉田沙保里も3連覇をかけて出陣するが、それに先駆けた偉業達成は、女子レスリングの金メダルラッシュに幸先の良いスタートとなった。

遅咲きでも、見事な大輪の花! 何と31歳でオリンピック初出場となった48kg級の小原日登美は、決勝でスタドニクを逆転の2-1で破り、悲願の金メダルを獲得した。喜びに顔をくしゃくしゃにして涙を流した彼女には波乱万丈の歴史があった。

実は世界選手権で頂点に8度も立ちながら五輪には縁がなかったのだ。かつては51kg級で戦っていて、世界選手権では初出場の2000年から同級で計6度も優勝。2004年のアテネ五輪で女子レスリングが正式種目に採用されたものの、51kg級は実施階級にならなかった。

そのアテネ五輪前、彼女は苦渋の決断を迫られる。妹のいる48kg級に階級を下げるか、女王吉田沙保里が君臨する55kg級に挑むか。結局、妹とは戦いたくない、女王を倒したいと吉田に挑んだが完敗して引退。再びマットに戻ったものの、北京五輪の選考でも無敵ロードを突っ走る吉田に跳ね返されてニ度目の引退を決めた。吉田とは実に通算17戦17敗だった。

だが、彼女はそれで終わらなかった。引退した妹に五輪の夢を託され、48kg級で現役復帰したのは2年前。新たな階級で2010〜11年の世界選手権を連覇し、今回の金メダルに繋げていったのである。レスリング人生の集大成として位置付けた夢舞台のマットを精いっぱい満喫した。アッパレ〜!

まるで柔道48kg級の福見友子と同じような万年No2に甘んじた歴史に耐え続けた執念が、この大舞台で大逆転を演じさせたのかもしれない。思い切り流した涙が絵も言われぬ美しさを放っていた。

イマイチ続きの男子を尻目に大和撫子たちがスゴいのである。

・・・・・・・

さてさて、直前でプログラムにちゃぶ台返しが生じてしまった専門営業部隊の2日間研修も何とか終わった。

それまで15分の連絡事項だけが予定されていた私の担当製品のセッションが、先週いきなり3時間以上の研修に変更されたのだ。当然の如く十分な準備時間はなく、マーケ部門と必死にコンテンツを組み上げてようやく間に合ったという次第。もはや受講者の満足度が低いのは覚悟の上だった。

今月下旬には、2日間の大学担当者研修が東西2会場で実施されるが、そのコンテンツは来週のお盆期間を返上して取り組むつもりでいる。この期間のオフィスは、たぶん図書館並みの静けさだろう。

その前に、今夜から明日の未明にかけて女子レスリング、なでしこ、女子バレーの決戦が立て続けにある。さらなる大和撫子快挙の歴史的証人の一人となるために今夜こそ眠れない、いや眠らない覚悟である。





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Chaie<チャイ>

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最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコギとウクレレを弾いて昭和を歌ったり、カラオケでも昭和を歌ったりしてます。最近は40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2に囲まれて幸せです。

もうひとつの大好きは欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経てゲルマン製装甲車のような「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

それをキッカケにBMWオーナーズクラブの「Club BMW 1(CB1)」「BMWメタボ白髪連合会」などのメンバーにもなりました。

某企業のプロフェッショナルな研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、ステージを替えて今後は頼れる薬局のOYAJIを目指したいと思います。

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