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今度は常勤薬剤師が

先週の水曜日、いつものように出勤。開店しばらくして女性スタッフのE子から「先生、常勤の薬剤師の先生が替わったのご存知ですか❓」と唐突に訊かれた。

もちろんそんな事は知らないので「知りません」と返したのだが、そうしたら「昨日からY先生が替わったんですよ」と。

「ええ〜っ❗️ じゃあY先生はどうしたの❓」

「品川のお店に移りました。と言うより、Y先生は以前にその店舗にいたから、出戻ったというか… 今度は店長として」

「Y先生からは何も連絡はなかったし、何か急な話だったのかな❓」

「噂だと、そこの店長が出て来なくなってしまったとか…」

業務管理帳を見ると、確かに昨日から新たに女性薬剤師のK先生の記載があった。それにしても知らぬ中でもあるまいし、グループLINEにでも私や店舗スタッフに対して一言くらい書いても良さそうなモンだけどね。

品川の店舗は通勤サラリーマンが押し寄せるため、平日は朝8:00〜夜10:00までの営業。店長なら朝7:00頃には出勤しなくてはならないし、通し勤務も少なくないだろう。おまけにその店舗も人手不足に加えて客数も飛躍的に多くなり、超が付くほど忙しいらしい。彼は独身の身なれど、少なくともここよりも心身共にハードワークになるに違いない。

それ故、よっぽど急な事態だったのか、あるいはムカついたのか、それともガッカリしながらの転勤だったのか。せめて前店長のように壊れないで欲しいと願うばかりである。

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そして新任薬剤師のK先生。今年4月に採用された50代(?)とか。

私が常勤薬剤師を務めていた時は、どの店舗においても自分の公休日を埋めてくれるパート薬剤師の先生に会って挨拶をするために店舗に赴いたものだったが、K先生は今に至るも顔を見ていない。

お互いのバックグラウンドも含めてOTC薬剤師同士としてのコミュニケーションを取りたいと思うのだが。もしかして私の方から出向くべきなのか。

前任のY先生との引き継ぎも正味1日もなかったらしいけど、これまでのOTC経験はどのくらいなのか❓ 4月に入ったばかりの身でドラッグストアの業務内容は理解できているのか❓ お客さんからの相談に対する薬剤選択を含む治療提案は十分なのか❓ 今さら訊けない疑問などはないのか❓

もしかしたら彼女は私よりも経験豊富なのかもしれないけれど、あれこれ心配してしまうのはやっぱり歳食った男の老婆心ってモンなのかな。



新勤務店の印象

新しい店舗に勤務して先週の土曜日で半月が過ぎた。週勤2日だから勤務日数としては5日だけど、少しずつ状況が見えて来た。

新勤務店の月商は前店の2倍以上と言われたが、確かに1日の客数から見ても前店より明らかに多い。だからと言って、忙しい店舗の勤務者に繁忙手当などが出る事もないから、出来れば暇な店舗の方が良いというのは論を待たない。

一方、ここは前店よりもより都心に近く高級住宅地もあるエリアなので、さぞや客層は良いに違いない、いわゆるモンペみたいのはほぼ来ないだろうと期待していたが、それはあっさり裏切られた。

このエリアでも価格やポイントに異常に拘る客、スタッフを見下すような言動の客、さらに鎮痛薬常用で頑なに買いたがる客などなど、どの店舗にも来るだろう客はここにも来る。何がセレブだ文教地区だとは思うが、小売店は来る客を選べないから仕方ない。

ここは高売上げ店なので納品は毎日ある。その代わり納品業者が入って大方の商品は棚に納めてくれるので、医薬品関係の残りはせいぜい折りコン1つ未満だから楽である。前店の納品は週3日で業者なしだったので、折りコンと段ボールを数十個片付けなければならなかった。

繁忙店の裏返しかもしれないが、勤務スタッフの数は多い。通常でも薬剤師を入れてほぼ5名体制をキープ、ある日などは何と8名が同時に勤務している時間帯があったほどだ。登録販売者も店長を含め5名いるし、他店でよく見る土日を休みたがったり契約勤務日数に足りていないバイト君がいないのもありがたい。

レジは4台と多い。メインレジと2ndレジ、3rdレジまでは時間担当者がワースケで振り分けられている。なのに応援ブザーがなってもその担当者がなかなかレジに来ないから、レジ近辺で作業している自分がやらざるを得ないと常勤薬剤師のY先生がこぼしていた。果たしてその通りで、BYでスタッフ同士が雑談している時もあった。Y先生はスタッフ教育が足りないとも言っていたが。

薬剤師はワースケのレジ担当から外れているから、私はいつでも相談や説明に対処出来るように棚のメンテなどをしながら店内を回って、明らかなオーバーフロー時以外は極力レジ周りには近寄らないようにしている。それでも説明を要する医薬品の購入があった場合などはレジから薬剤師を呼ぶブザーが何度も鳴る。

思い起こせば私が入社して研修店舗にいた頃、本部の医薬品担当だったY先生が来て、話をしながら棚に手を突っ込んで商品の前出しをしていた姿が記憶に残っている。「前出しが気になって、競合店に行った時にもついやっちゃうんですよ」という言葉に、私もそういう意識を持ちたいと思ったものだ。

そのY先生が今の店舗の常勤薬剤師なのだから、店舗の棚はさぞや整っているだろうと期待した。人事のTもS先生も「さすが元商品担当だったから店舗はキチンとしてますよ」なんて言ってたし。

ところが、朝出勤して棚を見るとかなりバラバラに荒れている。前日はY先生は閉店まで勤務していたから、Y先生が退店後にお客さんによって荒らされたわけでもない。単に前出しが疎かになっているだけ。あの前出しの鬼だったY先生に何があったのか。

まあ、あれこれ言っても前店から移ったのは通勤時間も含めて結果的に良かったと思っている。いつかどこかの薬剤師が引退したりして玉突き人事が起こるかもしれないが、今のところはパート薬剤師の気楽さで粛々と勤めるだけである。



紆余曲折の4日間

我が家恒例の温泉ドライブ旅行。毎回混雑を避けての平日旅行がお決まりなのだが、今回は木曜〜金曜日のスケジュールで西那須温泉「大鷹の湯」へ。

実はここ、リピートするくらいなら新規開拓をという我が家において、初めてのリピート先となった。ちょうど8年前の5月以来の再訪である。

それだけ記憶にも残っているお気に入り温泉で、何たって入浴した瞬間に全身スベスベになるトロミのある美肌の湯は最高なのである‼️ それは8年経った今も全く変わらず、本当に芯から癒されるのだ。

さらに嬉しい事に、加水循環なしの源泉掛け流しの湯を温泉師とやらのご主人が湯温調節をしていて、ぬる湯好きの私にピッタリの40℃辺りに調節されているので、熱さを心配する事なく入れるのである。熱湯好きなら湯船に入る湯量を増やせば良い。

泉質はナトリウム塩化物、炭酸水素塩泉で飲料も可。こういう誰が味わっても素晴らしい泉質の湯はそうそう巡り会えない。私の今まで入った温泉の中では、ここと肩を並べるレベルの温泉は鹿児島県の日当山温泉と宮城県の松島温泉くらいかな。名だたる草津も下呂も別府も湯布院もそこまでは感じなかった。

そうとなればいつもの露天風呂付き客室で自分のペースで四六時中浸かって大正解‼️ う〜ん、極楽極楽(^^)

最近、勤務先で面倒な案件があってイライラしていたけど、ひとまずは心身共にリフレッシュ出来たな。

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さて、その勤務先での面倒案件だが、当然例のN子とのトラブルである。

先週来店した人事のT、薬剤師管理のS先生との面談が終わった一週間後、再びN子と同じ勤務日となった水曜日の事だった。私は「私に対するお客さんからのクレームの詳細」と「次回からは頭越しにSVや人事に言う前に本人に言って欲しい」の2点をハッキリさせたいと思い、彼女を呼んでそれを訊いた。

N子によれば、彼女に対する私の態度がおかしかったので言えなかったと。私は彼女との初対面の時のやり取りから、相手によってコミュニケーションを取るのがイヤなのか苦手なのかという印象を持ってはいたけど、それ以外は特に含むところは無いと言った。

最終的に、クレームや私への不満などに関しても今後は直接本人に言う事に「はい」とN子は返事をした。それで話は終わったはずだったのに、彼女がいきなり「人事に電話していいですか」と意味不明な事を言い出した。特段止める理由もないので「どうぞ」と返した。

ちょうどその時に事務所に入って来た店長に人事宛てに電話してもらって店の外に出て話したらしい。休憩から帰った私に人事から電話が入り、土曜日に本社へ行くという面倒なハメになった。その前に今回の温泉ドライブ旅行があった事は不幸中の幸いだったか。

ともあれガキのケンカじゃあるまいし、お互いの合意は得られたはずなのに改めて人事へ呼ばれるという事は、電話でまたも何やらN子が訴えたのだろう。

アラカンのN子に対して間違ってもセクハラはもちろん、パワハラとも取られぬよう腕組み一つせず言葉を選びながら冷静に話したつもりだったが、今度は何だっての❓ ま、それは人事のTから伺おうじゃないの。

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何年ぶりだろうか。久しぶりの本社訪問である。

会議室へ行くと、そこに人事のTと薬剤師管理のS先生がいた。そして水曜日のN子との話し合いの具体的なやり取りを私から話し、その後の彼女からの電話内容をTから聞いた。

やはり私との合意の意思はなく、その場凌ぎの空返事だったようだ。逆に話し合いでの私の印象が威圧的に感じた事、他言しないはずの不満内容が私の耳に入っていた事などへの抗議だったようだ。

しかし私の話が理路整然として矛盾が無く、話す態度や言葉遣いにもしっかり注意していたと聞いたTとS先生は、この件はN子の一方的な偏見でしかないと結論付けられ、業務上のコンタクトは極力避けるべき対象となった。同時にN子には、性格以上にメンタルに問題がある点も人事は把握したようだ。

一部不完全燃焼感が残ったものの、大人の対応としてこれで一件落着かと思われた。

その直後、S先生が口を開いた。

どのみち今後ともN子が心を開く可能性は少なく、私もその部分で仕事がし辛い環境であるなら、パート薬剤師が不足していて募集中の他店舗へ異動してみてはどうかという提案だった。

そこは今の店舗よりも地理的に近く、常勤薬剤師は以前からよく知っているYさんとの事。同時に今の勤務店は売上げなどの面から一人薬剤師体制にしたいとも。

身に降りかかったトラブルによってこちらから異動するのは引っかかる部分もあったが、勤務環境がよりプラスになるならと承諾した。人事発令の都合で勤務開始は来月初旬になるとの事だが、まあそれ以前に挨拶方々顔を出しに行こうと思っている。

なので、N子との関係修復なんてものはどうでも良くなった。第一、そんなアクションはもはや意味すら持たなくなった。逆に人事からは、異動日までは出来るだけ有休を取ってN子とのコンタクトを避けつつ、人が減る大変さを実感してもらう主旨の要請を受けた。私の有休日数も結構あるようなので、それも承諾した。

結局、振り返ってみたら今日の話し合いはS先生の薬剤師配置の青写真に上手く乗せられたんじゃないのと勘ぐる展開となったとも言えるな。Win-Winではあるけどね(^^)

でもまあいいや。パートとなった私は今やトラブルならぬトラベル薬剤師ですから、請われれば何処へでも行きますから。



本当のダメっぽが判明

昨日、突然店に本社の薬剤師管理者S先生と人事部のTがやって来た。何事かと思いきや、どうやら私にヒアリングをするのが目的のようだ。

事務所に呼ばれた私は、先日来の店舗スタッフからの新旧店長に対するクレームの一件に関するものだなと薄々感じた。

その発信元は最年長ベテランパートのN子であるのは間違いない。彼女がSVに現店長であるW店長に対する不満を訴え、それを本社人事部が知る事となり、先日常勤薬剤師のK先生へも事実確認の電話が入っていた。

この一件はK先生だけでなくNo2の社員のF子などにも本社から確認の電話があったようで、いずれも現店長に対する不満内容は一致していたので、W店長に対して人事からキツく指導を入れたという事である。

私へのヒアリングもその一環で、やはりその内容に他者と矛盾点がないので、この件に関しては事実確認は完了したようだった。

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ここで終われば何の問題もなかったのだが、人事部のTはさらにヒアリングを続けた。

何とN子はW店長のみならず、私に対してもあれこれ不満をリークをしていたのである‼️

その内容はまず「挨拶がない」。

これに対しては私は赴任時の話をした。納品日のその日は、医薬品だけで折りコンと段ボールが20個ずつというとんでもない量が並べられていたのに驚き、そばにいたN子に「いやぁ、こんなに納品が多いとは予想外です」と話しかけたところ、「今朝は忙しいので話をしてる暇はないので」とピシャリと言われ、この人って何だかとっつきにくい人だなという印象を受けた。

それ以来、彼女からも積極的な挨拶はないし、あっても実にそっけない。そんな時でも私は挨拶を返しているし、逆に他のスタッフへの挨拶は普通に欠かさないから、挨拶についてはぜひ他のスタッフに訊いてくれと言った。

次に「納品日の仕分け作業を手伝わない」。

大前提として、そもそも私の業務分掌には開店作業や納品仕分け作業は含まれていない。開店前には管理帳簿記入や医薬品棚のメンテナンスなどをしている。それでも開店までに仕分け作業が終わらない時はN子から指示口調で言ってくるから手伝っている。

それが消極的姿勢でダメだと言うならば、特に納品日は相応の余裕を持って出勤していたのを今後は始業時間間近の出勤に変えるのみである。

さらに「私の立ち姿が横柄に見えるとお客さんから言われた」。

これは私の悪い癖だが、無意識に白衣のポケットに手を入れる事があり、それがお客さんにそう映ったとのではとTからの指摘があり、この点については率直に改めるとした。

半面、お客さんからの相談には親身に対応して感謝もされている。その治療提案も今までの知識・経験から誰よりも医薬の広範囲に渡って対応出来るし、何よりお客さんと笑い合う場面は私が一番多いという事も付け加えた。

考えてみれば、そもそも本当にお客さんからそんなクレームがあったらN子なら真っ先に店長に報告するだろうし、当然店長から私にフィードバックされるはずである。それがないという事は、この件もN子の私への不満の一環としてクレーム話の形をとってリークしたのだろう。他のスタッフからもそんなクレームがあったなんて話は聞いた事がないし。

組織の上の者に対する不平不満を抱くのはあるあるだろうが、一緒に働くスタッフ、ましてや私に火の粉を浴びせるようなある事ない事をリークするのは許せない。ただでさえ、スタッフのみならずお客さんに対する物言いもキツいN子は、K先生などからも何か精神的な病でも抱えているのかと思われているほど。

たぶんN子は、自分の言う事を聞いて何も言わなかった前店長ならまだしも、それと対照的なW店長が気に食わなかったのだろう。にしても、わざわざ頭越しにSVを捕まえて数十分も不満を訴えるのは組織の常識ではありえない行動である。

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こうなると、最初に言動がおかしいと感じていたW店長の方が普通に見えてきた。言葉遣いなどは人事の指導後は改めているし、この店を上手くやっていきたいという気持ちにウソは無かろう。

ヒアリング後に彼としばらく話したが、やはりN子とその取り巻きのパートスタッフH子などと一つの派閥然としているようで、お気に入りスタッフ以外への言動もキツく、スタッフ間に溝を生じさせているようだ。今までの勤務店ではベテランパートは頼れる存在で店長の片腕だった。でもここのN子はそれとは真逆の悪い意味で「お局」だった。W店長もこんなのは初めてだと呆れていた。

ともあれ今日の一件を境に、今まで疑問視していたW店長が少なくとも考え方の方向性は私と同じだという事が確認出来たので、今後は前向きに協働していく事にした。また、そうしていく事で必ず環境は良い方向へ変わると彼に言った。

次の勤務日、いつもの通りK先生が夕方に顔を見せるだろうから、この一件を伝えるつもりである。この顛末なら彼も協働に納得するだろう。

さて、私に火の粉を浴びせる存在は遠からずいなくなるという法則が今回も発動するだろうか。もちろんそれはW店長ではなくN子の方だが。



今度もダメっぽ part2

さて、週2日勤務体制となった私が今の勤務店に赴任したのが昨年10月。その時のT店長はパートやバイトスタッフにキチンと指導もせず、有休さえ本人が言って来ないからと知らん顔。一方で自分は交通費として電車の定期代を貰っているにも関わらず無許可で毎回自家用車通勤をしているなどに加え、基本である店長業務もおざなりで、SVからもダメ出しをされていた。

そのT店長が4月にさらに遠くの店舗へ異動となった。私と顔を合わせた最後の日には、転職を匂わせていたから辞めたのもしれないが、そこは定かではない。

このT店長が自らコミュニケーションをしない「静」なら、後任として赴任したW店長は逆に「動」という印象を我々に与えた。ただし悪い意味で。

T店長の時にはやってなかった朝礼を、W店長は「たとえ納品日であろうが無かろうが、連絡事項は必ずあるからオレはやる」と公言。ビジネスシーンで「オレ」という言葉遣いをした事にまず我々は唖然とした。友達同士の雑談じゃあるまいし、コイツは今までどんな仕事ぶりだったのかと勘繰りたくもなった。挙句にその朝礼もやったりやらなかったりの朝令暮改である。

続いて、学生の女性バイトスタッフに「前店長はクズだし、この店のパートもバイトも仕事が出来ていない。店も汚いし、オレが掃除したいくらいだ」と愚痴ったという。

いきなり愚痴られたバイトスタッフもさぞ困惑した事だろうと思った。ところが賢い彼女は「あ、こりゃダメな管理者だ」と瞬時に見切ったと言う。当然W店長の愚痴の内容は光より速く全スタッフに伝わった。これで赴任わずか一週間で彼はスタッフから総スカンを食らったのだった。

さらに先日、ベテランパートの女性スタッフがSVにW店長とのそれまでのおかしな指示などの顛末を懇々と訴え、本社人事から(調査のため?)の電話を受けた常勤薬剤師のK先生もW店長について全てをブチまけたそうだ。

ここまで来れば、SVも本社人事もW店長に対してダメ出しとなり、早い段階で別の店舗へ異動となる可能性が出て来た。何せ彼はウチの店舗の前は新規開業店舗に店長として赴任したはずなのに、通常ではあり得ないたったの1年でウチへ異動して来たツワモノなので、おそらく前店舗でもいろいろ問題を起こしたのだろう。

いずれにせよ、こんな輩はウチにも要らない。我々の合言葉は「決して『優れた店長』じゃなくて良い。『普通の店長』なら大歓迎❗️」である。それがなかなか普通が赴任して来ないのが現状でもあるが。

今朝、W店長が私の納品担当の水曜日に初めて出勤するので少し早めに出て来たら、10数個の折りコンと同じ数の段ボールが通路を塞ぐかのようにはみ出して置かれてあり、そのままではお客さんも通れない実に雑多な仕分けがなされていた。

こりゃ彼の仕業だなと思って事務所に入ると、そこにいたベテランパートスタッフが「あれは店長が勝手に早出してやったもので、医薬品だけじゃなく他の商品の仕分けも通路無視だったんです」と。やっぱり。彼は新店の店長の時もこんな仕分けをしていたのか❓ だとすれば偉そうな事を言う割にロクに仕事の出来ない「口だけ店長」だったのじゃないのか❓

自身に降りかかった火の粉は払わねば。早速「店長、こんな仕分けじゃ開店してもお客さんは通れない。オリコンはここからここまで、段ボールは目立たないここの通路にまとめて置いてくれ」と言ったら、「分かりました」と答えたものの、ちょこっと動かしてハイお終い。

朝礼でも「各店舗の基本プロモーションはアプリ会員の獲得ですが、それがゼロの日が目立ち、ついにSVから指導を受けました。やりたくない人はいないと思うので、1人◯人獲得して下さい」と言ったけど、この店長のためにやってやろうというスタッフはもはやどこにもいない。

もう時間の問題かな。



してやったり‼️

先月から勤務している店舗でまず驚いたのは、初めて納品日を迎えた朝だった。

この店舗は、それまでの店舗で派遣されていた納品代行業者はない。従って毎日納品ではなく週3回の隔日納品で、カゴ車に載せられたオリコンや段ボールの商品を分野別に仕分けし陳列する納品作業は店舗スタッフが全て行う事になる。

これは私が初めて勤務した店舗と同じで、売上がそれほど多くない店舗が該当する。それゆえ遠く過ぎ去った初勤務店が思い出されるが、今となっては甚だ面倒くさい作業である。

その初納品。医薬品エリアには何とオリコン20箱というとんでもない量が置かれていた‼️ さらに段ボールが10数箱‼️

中規模売上げ店とはいえ、隔日納品とはいえ、いくら何でも多過ぎる箱数である。まるで季節毎の棚替えのための送り込みを彷彿とさせるこの量を棚に収めるのに、その日は終業1時間前の17時までかかった。朝から延べ6時間の作業となってしまったのだ。ほとんど通常業務は出来なかった。

そういえば先日、常勤薬剤師のK先生に納品作業について訊いた時、K先生も納品完了まで夕刻になるのもしばしばだと言ってたっけ。

何じゃそりゃ❓

たかだか納品にそんな時間がかかるのは何かがおかしいんじゃないかとその時密かに感じていた。

そう、なぜこんな量の納品になるのか❓

医薬品エリアをよくよく観察したら、全体的に陳列在庫数が他店よりも少ないのが見て取れた。比較的動く商品ですら数個しか陳列されていないのだから、1〜2個動くたびに自動発注が発動し、その集積がオリコンや段ボールの個数増に繋がっている事が分かった。

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ならば答えは、陳列在庫数の底上げをすれば良い。ついでに担当させられている自動発注任せのエナジーゼリーなどの食品類はさておき、少なくとも医薬品ならば手発注でそれが出来る。

先立ってさりげなく店長にもその件を申し出たけれど、なぜか「在庫はあまり持ちたくない」という頓珍漢な回答だったので、K先生と打ち合わせて手発注を試みた。

そして私の勤務日である水曜日の手発注だけで医薬品エリア別に徐々に陳列在庫を厚くしていった結果、水曜日の納品は週を追う毎に量が減り、オリコン20箱から17箱、15箱へ、そして先月最終水曜日には13箱まで減少したのだった。段ボールは20箱以内だった。

ちなみに本日は6箱だった。その代わり段ボールは20箱以上だったけど、段ボールは見かけより中身スカスカな事が多いので、オリコンほど手間はかからない。

自動発注任せの食品類のオリコン数は4〜6箱とほぼ変わらないので、減少分は確実に医薬品の在庫を厚くした結果である。何より納品作業が14時までに完了するまでになったのは大きい。

自動発注逃れの戦術、見事に奏功‼️

最終的には常時10箱未満を目指したいが、あまり目立つと今度は本部から手発注が多過ぎる、もっと自動発注をメインにしろと文句を言われかねない。

だが、そんなのは会社側の理屈であってお客さん側に立った見方ではない。お客さんにとっては求めた商品の欠品こそが大問題で、欠品率が即お店の信用に直結する。陳列在庫数が厚くなれば必然的に欠品も減少するのは明白である。

私自身はもはや常勤薬剤師でもなければ店舗管理者でもない単なるパート薬剤師である。これ以上積極的に動く事は控えるつもりだが、この店にはもう一つの問題点があった。

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それは会社で規定されている医薬品の期限チェックである。医薬品のパッケージに記載されている使用期限から9ヶ月を切ったものは売り場から撤去し、返品可能品は返品しなければならないと規定されている。

K先生によれば、これがある日、店長から3ヶ月を切ってから売り場から撤去し、その後は期限切れまで3割引や半額のシールを貼ってさらに売れという指示が出たと言う。

食品じゃあるまいし、仮にも生命関連物質である医薬品を値引シールを貼って期限ギリギリまで売れというのはコンプライアンスにもとるというもの。薬剤師として看過する事はできない。

ま、それについては近日中に決着をつけようと思っている。



前勤務店の現状は

今の勤務店の店長より、前期(4月〜9月)の業績評価表への記載依頼があり、9月末まで所属していた前店舗にデータ出力を依頼し、昨日の仕事帰りに取りに行って来た。

昨日は土曜日だったので、前店舗の勤務薬剤師はパート薬剤師のN先生だった。挨拶と共に私の今の勤務店の様子などを話し、私の後任となった三十代の若いO先生の様子も聞く事が出来た。

… が、それはO先生が常勤薬剤師&店舗管理者だとは思えないような信じられない内容だった。

N先生によれば、毎日記入する薬剤師の業務関係の3つの帳簿が記載無しの日などが多々あって穴だらけ。発注の塩梅が芳しくないため、よく動く医薬品の陳列棚がすぐに欠品を来たすくらいスカスカ。おまけに少なくとも10月下旬までに終わらせるべき秋冬用の棚替えが、担当エリアの全25分野のうちたった2つしか終わってない…などなど。

そうでなくても、あれほど薬剤師として商人として基本だと念押しした棚の商品の前出しも凸凹状態。ここからも普段のO先生の姿勢が窺えるってなモンだけど、さりとてN先生もそれを直す事はしていないようだ。だから夜の時間帯になっても棚が乱れたまま。実にだらしない光景だった。

もはや私の提唱していた「日本一の前出し店舗にする」というビジョンの承継はわずか1ヶ月もたずに崩壊していたのだった。

N先生は、今の若い薬剤師は大体がこんなモンで、特にO先生は全くやる気の見えない有様だと言うが、私との引き継ぎではO先生には業務内容などをキチンと丁寧に伝えていたし、本人も業務遂行のイメージが出来たと言って帰って行ったのに。

やる気を見せないのならOTCに転職なんかせずに、そのままおとなしく調剤薬局に勤めていれば良かっただろうに。まあ、そんなO先生の事だから、想像するに調剤薬局でも管理薬剤師あたりからダメ出しでもされて居づらかったんだろうな。

「先生だったら、こんな状態を見たら私の時よりも怒ってますよね」なんて冗談を言ったN先生、続けて「でも私はパート薬剤師だから責任はないので、どうなるか放っておきますわ」

どっちもダメだこりゃ。



新天地での勤務開始

9月30日に六代目三遊亭圓楽(享年72歳)、翌10月1日にアントニオ猪木(享年79歳)が相次いで亡くなった。

どちらもその全盛期からリアルで観て来た私は、同時にそこから老いてゆく経過をも観て来たと言える。この世代の人たちの訃報に触れるたびに、もはや自分自身として想像もしない遠くの年代の話ではないという実感が湧いて来る。

そう、彼らと同じように私も年を重ねてここに至っているのである。そして確実に死を迎える時が近づいているのである。最近、人の死がこんなふうに感じられるようになった。

いつの間にか対岸の火事では無くなったのである。合掌

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10月1日、新たな店舗へ初出勤。

と言っても、ここからパート薬剤師となったため週勤2日イコール週休5日と、これまでの正社員〜契約社員までとは真逆の勤務形態となった。

同時に常勤薬剤師ではなくなったため、店舗管理者でもなくなり、7年間続けて来た店舗管理薬剤師業務の殆どから解放されたのは肩の荷を下ろしたように気持ちが楽にもなった。

ただ、納品が毎日あるものの納品業者がその作業の殆どをやってくれていた前店舗と異なり、この店舗では月水金の3回納品と納品業者は来ないという違いがあり、自動的に勤務日の一つである水曜日は私が納品と発注を担当する事になった。

また、これまでの店舗は広さの違いはあったものの、社員休憩室は個室だったが、この店舗はバックヤードと事務所とロッカーと休憩室が一つになっているから、スタッフは落ち着いて休めないようだ。古い店舗ゆえ構造上やむを得ないのだろうが、昼食は外に食べに出れば良いだろう。

店舗全体の広さは独立店舗だった前店舗に比べて2/3程度、医薬品エリアも同じくらいにコンパクトになった。それゆえ扱う商品の種類や陳列数も少なくなっている。スケール感がだいぶ縮小したなという印象である。

だから本部からの送り込みも極力少ない事を期待したい。何せ医薬品の在庫は店舗のバックヤードには無く、医薬品棚の上下の在庫スペースと近くの倉庫の奥のみである。前店舗のような量の送り込みがあっても置く場所が無いのである。ま、それも私ではなく店舗管理者である常勤薬剤師が気にする話なのだが。

常勤薬剤師のK先生は私の4年位年下で、大手メーカー出身という同じ経歴を持つ。だが、この会社に入って3ヶ月間OJTを受けた店舗の薬剤師から露骨なパワハラを受け、鬱寸前まで追い込まれた経験があるという。

そのパワハラ薬剤師は長年この会社にいたようで相当な独断と偏見に染まっていたそうだ。今やほとんど見かけなくなった「トンデモ社員」だったようだが、結局事件を起こしてクビになったそうだ。因果応報だわ。

で、今度来た私がメーカー出身と聞いて、話が合うだろうから安心したと言っていた。それよりも私が感心したのは、初めてこの店舗を見た時に商品の前出しがしっかり出来ていた事だった。

振り返れば、私が勤務して来た店舗も勤務前は前出しどころか陳列状態も酷かった。他の店舗も似たようなもので、この会社の薬剤師は店舗管理者としての基本も商人としての矜持も持ち合わせてないヤツばかりだとガッカリしたものだった。

この店舗の医薬品エリアのキレイに並んだ棚を見て、K先生は私と同じ感性の持ち主と直感した次第。

K先生とは勤務日が異なるので、今後は顔を合わせる機会はほとんど無いが、連絡帳などで十分なコミュニケーションを取っていきたいと思っている。




猛暑にコロナに汚客様

8月の声を聞かない7月のうちから全国各地で猛暑日が観測されている。一方で低気圧や台風の影響による線状降水帯でこれまた観測史上初の豪雨が観測され、各地で洪水被害が報告されている。

それは今年に始まった事ではないものの、おそらく今後はこれが毎年のディフォルト気象となるんじゃなかろうか。

・・・・・・・

新型コロナウイルスは変異を続け、直近のオミクロン株がより感染力の強いBA.5となり、もはや夏風邪のようにありふれた存在と言えるまでになった。事実、全国の新規感染者数も最大20万人超え、東京都でも最大4万人超を数えた。

勤務先のドラッグストアにも発熱や喉痛、咳を訴えて薬を求めるお客さんが目立つようになった。症状を訴えるのが本人の場合もあれば家族の場合もある。

これが冬季なら風邪引いちゃいましたという当たり前の光景となるのだが、今は真夏である。夏風邪にしては明らかに人数が多いから、検査をすればほぼほぼ陽性なんだろうなと見ている。

幸いな事に今の変異株は感染力こそ強いものの、肺炎を起こしたり人工呼吸器の必要な重症となる例は少なく、せいぜい熱と喉痛が数日続いて回復に至る例がほとんどだろう。

検査さえしなければ、振り返ってみてあれは夏風邪だったのか新型コロナだったのかと区別のつかない転帰となると思われる。もちろん持病や高齢が重症化リスクになるのは新型コロナに限らず、流行性感冒だろうがインフルエンザであろうが変わりはないのだが。

そうこうしているうちに、遂にウチのベテラン店舗スタッフからも陽性者が出た。これまでも飲み会でコロナを拾って来たバイト学生の例はあったが、今回は子供からの家庭内感染だった。自動的に本人は10日間の出勤停止となった。ベテランだけに彼女のおかげで店が回っていた面も多く、ここに来て人手不足にさらに拍車をかける痛手となっている。

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さて、10月からの週休5日生活の前祝いとして9月末までの有休消化への最終出勤日となる日が数えられるほどに迫って来た。明日、本部のS先生が来店して店長と共に正式通達される予定でいる。

ドラッグストアを含む小売店舗はやって来る客を選べない。薬の相談にしても、感謝の言葉を残しつつ私の説明や治療提案を信用して受け入れてくれるお客さんばかりではない。

ここには書ききれないさまざまな汚客様も同じように来店する。それらに遭遇するたびに怒りにも似た感情と哀しみに似た虚しさを味わわされるのである。

あ〜あ、予めそれが分かっていたらこちらも客を選べるのになぁとぼんやり見つめる店内の変わらぬ景色も、2年もすれば正直飽きて来る。そしてため息も…。

ゆえに今回の異動は、勤務形態だけでなく目にする店内外の風景の変化という面からも有意義な事なんだよなとしみじみ感じる今日この頃である。




Xデーまであと一月半

先週の金曜日、本部のS先生が来店し、先日来の勤務プランがいよいよ実現濃厚となったとの事で、それに伴う契約書にサインした。

まずは雇用形態の移行。65歳までとされる契約社員を私の場合は65歳の誕生日の約4ヶ月前に解除して、10月よりパートスタッフとして新規勤務店舗へ異動する。移行を早めたのはもちろん次の席(勤務地)を確保した結果である。

次に勤務時間は実勤7時間/日を基準とし、週2日勤務(年末までは社会保険維持のため有休を充てて週3日勤務とみなす)とする。ここが週勤5日から実勤週2日(週休5日(^^))体制となる、今回の最大の環境変化である。

思えばドラッグストア薬剤師となって足掛け7年、これまで3つの店舗で2連勤して1公休、3連勤して1公休を繰り返して来た。社員だったから当然だけどね。

その間、膀胱がんと肝臓がんで数回の入院手術を経て、幸いにも未だ悪化や転移は見ていないが、さすがに寄る年波程度には体力の低下などを感じた。

ただでさえ社会人になって43年に及ぶ勤務年数をこなして来たゆえ、ここらで少し仕事の面でスローダウンしたとしてもバチは当たるまい。

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それにしてもウチの店は人が足りない。

今日も午後の部では退店時間の2時間前が応援レジのワースケが充てがわれていたが、ひとたびレジに入ろうものならいくらお客さんの会計をこなしてもレジ待ちの行列が縮まらない。遂には延々2時間近くレジに入りっ放しとなって、その負荷が腰に来たほどだった。

3台あるレジのうち、メインレジには正社員やパート・バイトスタッフが1時間単位で入る。その時にレジ待ちのお客さんが2人以上並んだら第2レジのスタッフをブザーで呼ぶ。これにも正社員やパート・バイトスタッフがワースケで振り分けられている。

それでもレジ待ち行列が増えたり途絶えたりしないとなると、いよいよ第3レジ応援要請のブザーが鳴るのである。

私は基本的に第3レジの応援要員だから、私の優先業務はひたすらお客さんのレジ会計をこなす事で、他のレジで宅配手続きやアプリ会員の勧誘などがあってもそれには関与しない。ただただ通常のレジ会計をこなして行くのが任務と心得ている。

あと、感染防止の観点から個人の布製エコバッグへの袋詰めは私はやりません。有料レジ袋詰めはやりますけど。

薬剤師の場合は、それに加えて1類医薬品などの提供や相談客への対応などにもレジからフロアからお呼びが掛かる。そして基本業務の納品、品出し、前出し整頓、発注など。本来は薬剤師業務に専念したいところだが、人が足りない現状ではそれは贅沢ってモンだ。ある日などは、1日8コマのワースケのうち実に7コマが応援レジに振られていた事もあった。

ここはタコ部屋か❓ってなモンである。

そんな1日を勤め上げるとやはり結構疲れるのだが、これが連勤ならまだしも3連勤のタームの時はツラい。それが大幅に緩和されるのだから、残り一月半の辛抱である(9月の中旬以降は月末まで有休を充ててご褒美の毎日が日曜日状態となる)。

それを思えば、何が気に入らないのか知らないけど挨拶はおろか目も合わさなくなったパートのN先生と前半後半でバトンタッチする木曜日でも名残惜しい気がして来たわwww



今度もダメっぽ

今度のパート薬剤師のN先生が赴任して3ヶ月。初めの頃こそやれ大学の先輩だったとか本部方針や店舗業務についての認識や不満などを共有したものだったが、ここに来てお互いの間に不穏な空気が流れ始めた。

かねてより医薬品の自動発注システムの誤差が欠品や過剰納品を生じたという苦い経験を持つ私は、売れ筋の主要な医薬品ともともと手発注だったドリンク剤と一緒に毎回手発注でカバーして来た。

それが自分の勤務日の納品量が増える事が気に入らないのだろうか、N先生は、記録として残している私の発注リスト表を見て、ダブリやバックヤードに在庫があるものにマークをして、それを確認して手発注を控えるべき旨を連絡ノートに書いて来た。

数十個のダブリ発注ならまだしも、数個のダブリなんて誤差範囲だし、何より欠品を来すより遥かにマシである。もし発注品をバックヤードの在庫で見たのなら、鬼の首を獲ったかのようにリストにマークするより売り場に出してくれよと言いたい。私だって全在庫を一品目単位で記憶するなんて出来ないんだから。

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さらにN先生の勤務は夜型なので、店舗の閉店まで勤務時間となる日が週に2日ある。そのうちの1日は前半が私、後半をN先生にバトンタッチする日である。ところがN先生が閉店まで勤務した次の日の朝、私が出勤すると決まって売り場が荒れているのが目につくのだった。

つまり、前出しなどの棚の整頓が疎かになっているという事である。私が開店前に来る日は私が再整頓も出来るが、開店1時間後に来る日は荒れた売り場のまま、少なくとも1時間は営業している事になる。薬剤師としてそれは看過出来ない。一商人としての矜持も許さない。

そこを連絡帳に丁寧に書いてお願いすると、「自分はやってはいるんだけどねぇ」というつれない返事が書かれてあった。だが遅番のスタッフからはN先生は閉店すると直ちに帰ってしまうと。ならばそれまでに棚の整頓くらいして帰って欲しいのである。ウチに来る前の店舗では私と同じ常勤の店舗管理者の薬剤師だったのだから、その辺りは十分心得ているはずだろうに。

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こういった指摘が年上のN先生のプライドを刺激したのだろうか。それ以来、前半後半でバトンタッチする情報交換に持って来いの日の会話もほとんど無くなり、ただ「それじゃ」と言って交代するだけになった。

N先生の勤務時間にいる他のスタッフによれば、仕事の合間に「これは私の仕事じゃないけどねぇ〜」とか「今日は疲れるんだよなぁ〜」とか、愚痴だか何だかを言いながら過ごしているらしい。

それら諸々の見聞から、N先生は前任のU先生と同じ臭いがすると第一印象で感じたカンは正しかったのかもしれない。年代もU先生と同じだし、やる気を疑う言動や大手メーカー出身を引き摺っているのも同じだな。おまけに棚メンテのお願いへの反応もU先生と同じと来たモンだ。

ま、そんな歳にもなれば何を言っても変わらないだろうし、こちらも言う気は失せた。どうせ私の方が先にここからいなくなるのだろうから、後は私の後任者と宜しくやってくれりゃいい。




やっと収まった

春になっても続いていた股間の前立腺炎の痛みは、2年前と違って6月に入っても収まりを見せなかった。

かれこれ半年にもなろうという排尿時痛(尿が尿道を下って来る時の痛み)と排尿10分後に始まる前立腺あたりの痛み(持続性の針刺し痛)が、家で横になっている時はまだ楽なのだが、仕事で立っている時や歩行時など股間に重心が掛かる体勢になると辛かった。

それも大学時代のクラブの先輩たちとの定期的な集まり(と言っても4人が集まってランチ→麻雀→居酒屋の半日イベント)のあった先週の土曜日からようやく収まりを見せて来たのは嬉しい。折りしも東京で猛暑日が始まった辺りからで、ここ2日間の仕事中でも排尿10分後の痛みもほぼ出なくなった。ちなみに本日まで4日連続の猛暑日で記録更新だそうだ。確かに暑い〜‼️

それでもまだ痛み未満の股間の重い感覚は残ってはいるものの、ともあれこれで半年の闘いの末にやっと今回の痛みから解放されたと信じたい。

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さて、今までも人が足りない状況は続いていた職場だったが、先日から頼りになるバイトのN子が持病に関する体調不良などで出られなくなったのをキッカケにさらに人手不足が加速し、遂には開店から1時間は登販スタッフのワンオペなんて日もあったのである。

それにしても体調不良で欠勤するのは決まって若いバイトスタッフばかり。私やベテランスタッフは風邪一つ引かずに頑張っているのはどういうワケなのかねぇ。これも時代なんだってか?

私も含めて3人体制なんて日もままあって、お客さんが多い時は3台あるレジに3人共張り付くので、フロアには誰もいなくなる。お客さんの相談や案内もままならず、セキュリティ面でも極めて危険な状況となる。邪な意図を持つ者にとっては恰好のシチュエーションであろう。

これはたとえ4人体制であっても、昼食休憩の時間帯となれば最低1人はいなくなるから3人体制に逆戻り。ここのところの猛暑であっても、なぜわざわざドラッグストアなんかに来るのかというくらいお客さんは押し寄せるからレジフル回転も普通の光景だ。

これほど人手が足りないのに新店舗開店を進める本部も本部である。新店舗でも人手は足りないから、各店舗から応援スタッフの派遣が半ば強制的に依頼され、時には店長クラスも駆けつける。当然、スタッフが抜けた店舗も人手が足りなくなるという悪循環に陥る。

それほどまでに店舗拡大で売上高や利益を上げなければならないのは、泳ぎ続けなければ死んでしまうマグロを彷彿とさせる。過去には同じ戦略を選んだダイエーが破綻した例もあるけれど。

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先日、本部のS先生からLINEが来て、私の早期パート化の段取りが整ったので、来月早々に具体的な話をしに来店するそうだ。

条件が合えば、早ければこの秋から新店舗に週2回勤務となるだろう。夢の週休5日生活の始まりである(^^)






週休5日へ?

ある日の昼下がり、本部の薬剤師担当のS先生がお店にやって来た。

およそ2ヶ月前、パート薬剤師がU先生からN先生に代わるタイムラグにヘルプとして来てくれた時以来なので、一体何事かなと思った。

話の対象は他ならぬ私で、その内容も来年1月の誕生日を境に今の契約社員からパート薬剤師になる時の勤務先の事だった。

S先生によれば、昨年の法改正により、薬剤師の勤務時間が所属店舗の全営業時間の過半数でなければ要指導・1類医薬品を販売出来ないという規定が変更され、過半数いなくても常勤さえすればOKとなったので、企業側は薬剤師を減らせて人件費を抑えられる環境となった。

さらに新卒薬剤師に加えて親会社の合併により、不足していた薬剤師の頭数も充足して来たため、60歳で正社員から契約社員へ、65歳から契約社員からパートへ、そして70歳で契約終了という勤務体系が例外なしに実施出来る環境になった。

この2つの環境の変化により、以前S先生が私に言っていた65歳からパートになるのを一年延長する案も立ち消えになったとの事。そして70歳引退薬剤師の後任の補充も今年3月に一段落したので、来年の私のパート先の店舗の選択肢は決して多くないとの事。なお、パート薬剤師は店舗管理者にはなれないので、必然的に今の店舗から異動となる。

その上で、今年9月に引退予定のパート薬剤師の後任として10月より週2日勤務(もはやパート薬剤師は週2日勤務が上限らしい)の店舗が一店舗出るので、真っ先に私に伝えに来たと言う。

つまり、65歳の誕生日からおよそ4ヶ月前倒しとなるが、10月からその店舗へパート薬剤師として赴任するなら勤務店は確定される。だが、来年1月時点まで待つと勤務店は不確定となっているかもしれない。最悪、空きのない状況になっているかもしれないとの事だった。

その話を聞いた時は、できる限り今の店舗で仕事をしたいので、S先生などのヘルプを受けながらその店舗が1月まで乗り切ってもらう方向で検討して下さい。そうしたら2月からその店舗へ異動しますと伝えた。

帰宅後、この件をカミさんに話したら、まあ4ヶ月の前倒しだし、どうせ65歳からは年金を受給しながら身体の負担の少ないパート薬剤師になるのだから、10月からでも良いんじゃないのとの事だった。

振り返ればこのドラッグストアに転職してから一店舗に2年程度勤務しては異動して来たな、3店舗目となる今の勤務店も9月で2年になるので、まさに異動の潮時かもしれないなと思えた。

S先生は、この話が店長やSVの耳に入ったらややこしくなるので私にしかしていないし、1月まで健康保険を継続するために有休を使いつつ、週20時間勤務となるよう取り計らってくれるとも言っている。

ならば、少しばかり早いが週休2日から週勤2日(週休5日!)に生活環境を変えてみるのも一興かもしれない。週明けにもその意向をS先生に伝えるとしようか。




ダメだこりゃ

半年に一度提出する自己評価表。書式だけは一流企業並みだが、これまで真剣に書いても、提案などを書いても数値評価以外に何一つ評価が変わらなかったので、近年は前回のコピペ程度で済ませている。ま、この会社での評価なんて後ろ指指されなけりゃ十分なんだけど。

その評価表について店長から帰宅後の時間帯にLINEが来た。明日提出したいのでPCに打ち込むための原稿が欲しいと言うので、2枚の書類をチャチャッと埋めて写メを送った。念のため手書きの原本は明日持参するとした。

そして次の日。店長は公休日なので、原本を2つに折って端をテープで閉じ、表に店長宛に原本ですと書いて業務PCのそばに貼っておいた。

これでミッションコンプリート(^^) だった…。

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現在、店長に次ぐ二番手となった別名バカ2号の有資格登販社員のT。テーブルを使う作業をする時など、しばしば私の定位置である薬相談カウンターに来る。それは構わないのだが、この日は何か写メを撮っている。チラ見すると例の自己評価表のようだ。

「それ、昨日の夜に店長からLINEが来て、慌てて書いて写メしたんだよ。お前さんは自分のを送ってるの?」と訊くと、
「いえ、自分のではありません」と何か妙な空気のニュアンスの答えが来た。

「え? じゃあそれ誰の? … あれ? それオレのじゃないか‼️」

瞬間、信じられない光景に唖然茫然を噛み殺して、
「なぜ評価表なんてプライベートな書類を上司でもないお前が勝手にテープを開けて写メ撮ってんだよ‼️」
「これが給与明細や身上書だったらどうするんだ‼️」
と言っても「すみません」と言うばかり。

「しかも目の前に本人がいるのに、なぜ一言も言わずに黙ってやってんだよ‼️」
と言っても「すみません」と言うばかり。

おそらく、今日までに店長に原本の写メを送らなければならないのに、私の原本が貼り付けられていたので慌てて公休日の店長宛に写メを送ろうとしたのだろうが、その行為がとんでもない越権行為という事まで頭が回らなかったようだ。

それより何より、当人が目の前にいるのに全く話をせずに勝手にやっている事に猛烈に腹が立った。そういえば過日、店長がいるのにも関わらず、直接話さずメモを書いて置いてあった事を店長に怒られていた。雑談は嬉々としてするのに、肝心な報連相になるとコミュ障ってか?

実はTは日常業務でも周りの状況判断や確認をせずに突っ走る傾向があり、ミスっては何度も店長に怒られている。ちなみに店長は30代、Tはアラフィフである。

納品に余りが出た場合は棚上に並べるのだが、それをTがやるとバラバラに置かれていたり、BYの整理や片付けもザッパなのは今に始まった事ではない。

ネットやPC関係には詳しいらしく、業務PCの設定を自分の用途に合わせて調整するのは得意らしいが、変えた設定を元に戻すのを忘れるから後から使うスタッフが大いに困ったりする。

ある時など、時限捨てメアドなるものをお客さんに使って会員獲得をして問題になったり。そんな事は言語道断だと常識で分かりそうなものなのに。

衝突危険防止のために店内は急ぎの時も早足止まりのはずが、何に急かされているのか小走りで移動する姿もTの日常である。

これらの事は、やらかす都度かなり強く店長から指摘されても直らず、またぞろ同じようなミスを繰り返す。しかもそのミスを隠そうと嘘をついたりもする。

そのくせ、応援レジを要請するブザーは少しでも応援が来ないと何度も何度もしつこく鳴らすし、自分より下に見ているバイトスタッフあたりには強く出たりする。

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ここまで書けば、何が言いたいか思い当たるという人もいるだろう。

そう、彼は軽度のADHD(注意欠陥・多動性障害)と思われるのだ。これまでの顛末をカミさんに話したらADHDじゃないのとの指摘があり、他のスタッフに訊いてもそんな傾向があったと言う。

Tが過去にADHDの診断を受けたか、その自覚があるかは分からない。それを直接問うても治る疾患でもないからどうでも良い。ただ、今後は指示をする側がシンプルかつ具体的な指示を出さないとこれまでのようなミスが何度でも出るだろうから、こちらが注意しなくてはならない。

いずれにせよ、Tには今後のためにどんどん指摘はしていくよと言っていた私も、言っても直せないのなら今後は一切言わない事にした。普通の人でも50歳近くなって大きく変わるとも思えないし。

事の顛末は次の日に店長とたまたま来ていたSVにも報告した。両人とも薄々精神的な疾患を感じていたと言う。やっぱりね、と。

しかし先般異動して行った元雀士のバカ1号のMといい、ウチに来る社員はこんなのばっかり。店長のヒキが弱いのかなぁ。




くすぶり続けるねぇ

春の陽気になったのはいいが、最近までの気温や気圧の乱高下のせいか前立腺炎の痛みが無くならない。

もちろん、冬場の強い痛みこそ現れないものの、それでも(尿が出てくるまでの)排尿時痛や排尿後のシクシクした痛みには相変わらず悩まされている。

店に立ってあれこれ仕事をしていると、ほぼ1時間内外の間隔で痛みを伴った尿意を感じる。慌ててトイレに行くも、この頻度ではろくな量も出ない。

頻尿対策のためのベシケア、排尿痛対策のためのユリーフを服薬していても改善が得られている感じはしない。就寝後も1〜2度は夜間頻尿で目を覚まされてるし。

とはいえ、そんなこんなを繰り返して行きながら、気温の上昇が安定して来ると共に徐々に軽くはなって来ている印象はある。早く以前のような無症状に戻って欲しい。

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70歳を機に退職したパートのU先生の後釜として、4月から契約社員からパートになって週3回来ているN先生。

話してみると、何と私の大学の先輩だった。私は新キャンパス移転第一期生だったが、N先生は逆に旧キャンパス最後の卒業生との事。浪人しているかまでは知らないが、おそらく5年内外の歳の差と思われる。

U先生との大きな違いは、メーカーの研究開発職一筋で営業経験のないU先生と違って、メーカー退職後から長く社員として勤務して来た経験とスキルを持っているという事だ。

U先生が全く出来なかった発注業務も棚札作成もお手のもの、メンテ業務や接客経験も豊富だ。だからそれを前提とした役割分担や意思疎通が非常にやりやすいのは大きなメリットである。

N先生の税金対策のために1年限定で週3回勤務が許可されているので、木曜日は9時の開店から18時までが私、18時から23時の閉店までがN先生と、簡単な打ち合わせをする時間も取りつつバトンタッチ出来るのは大きい。

今は夏場に向けての棚替えの時期だ。ミスの多いU先生には任せられなくて、医薬品や健康食品などの25分野(ゴンドラ60個分)に渡る棚替えを自分でやらざるを得なかった半年前から、今期はN先生に2分野を任せられたのも大きい。

今のところ大きな問題もなく、業者が残した毎日納品の始末をした後に、応援レジ当番の合間を縫って着々と棚替えをこなしている毎日である。





有資格者が増えた

ウチのお店のベテランパートのH子、昨年の医薬品登録販売者試験に一発合格し、それまでの勤務経験も認められて、トレーナー&エプロンスタイルから有資格医薬品登録販売者としてブルーの社員用制服を着る事になった。

同時にバカ2号社員のTも2年間の研修期間が満了し、今月から有資格医薬品登録販売者となり、これで店長も含めて有資格者が3名となった。薬剤師を含めると4名体制なので、開店時からの薬剤師又は有資格医薬品登録販売者の出勤ローテーションもやりやすくなり、その部分には余裕が出たと言えよう。

半面、相変わらずスタッフ全体の人手不足はあまり変わらない。特に高校生バイトだと21時までしかいられないし、早番はともかく遅番の人員獲得に苦労している。

H子は有資格者になったものの、現時点の知識量は十分ではないという自覚があり、主婦業の合間を見て書籍による勉強もやると言うし、現場では私もさまざまな質疑応答を受けている。

その逆がTである。書籍も読まないし、私に質問して来るでもなし。ただただ社員として店全体の業務に追われ、そのくせ30代の店長からしょっちゅうダメ出しを食らっては落ち込む独身の40代である。

こうなると同じ有資格医薬品登録販売者としてH子とTの数年後の格差が容易に想像出来る。

H子はパートから社員になる気はないので、ますます医薬品知識と店舗業務に精通した強力な戦力になるだろう。一方、Tは医薬品知識も店舗業務も覚束なく、このままこの業界でやって行けるかも疑わしい。仮に転職を試みたところで40代後半あたりになってからではおいそれと上手くは行かないだろう。かと言ってこのままでは店長昇格すら夢の夢だし。

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さて、私の前立腺炎は排尿痛対策として2年前に服用していたベシケア+ユリーフの残薬を飲み始めたおかげか楽にはなった。だが前立腺炎に伴う筋攣縮による断続的な痛みはまだ続いている。

思えば2年前の激痛地獄の時は徹夜で苦しめられたり欠勤を余儀なくされたり、挙句にペインクリニックまで通っても改善しなかった。それに比べれば今回は勤務中も耐えられるレベルなので軽症なんだろうが、やはり今回も気候が暖かくなって自然寛解するまでは耐えるしかないのかもしれない。

あと2週間もすれば64歳の誕生日が来るというのに、なかなか楽には生きられないのかねぇ。

春よ、来い‼️




開店時間は早まったが

かねてから噂はあったものの、実施は棚上げされていた営業施策が遂にスタートした。

勤務している店舗が今月15日から開店時間が1時間早くなり、9時開店とされたのである。一方、閉店時間はこれまで通りに23時だから、営業時間が実質1時間増えたというワケだ。

本部は営業時間を増やす事により売上げが増加すれば良し、変わらなければ元に戻すと言っているから、ウチの店舗だけではなく10時開店の店舗は該当しているだろう。ちなみに私がこのDgSに入社して勤務した3店舗は皆10時開店の店舗だったから、恐らくそこも9時開店となっていると思われる。

だが、この変更はそう簡単ではない。まずは早番の勤務スタッフが1時間早く出勤出来るかどうか。次に医薬品販売に必要な薬剤師または有資格の医薬品登録販売者が9時から在店出来るシフトが組めるのか。

そして私のような勤務時間固定(昼休憩含めて9時間勤務)の薬剤師が1時間早く出勤すれば、当然退店時間も1時間早くなる。10時出勤なら19時まで。それなら勤め帰りのお客さんで賑わう時間帯(17時過ぎ〜20時手前まで)はほぼカバー出来ていたが、9時出勤だと18時上がりとなるためそれ以降は薬剤師不在となり、ニーズの高いロキソニンやガスター10などの1類医薬品が購入出来なくなってしまうのだ。

開店時間を早めた数日間、9時から1時間の来客数の増加は微々たるもの(実際に数人程度)だった。売上も数千円程度だから人件費や光熱費の方が遥かに高い逆ザヤになっている。さらに夕方のピーク時間帯の1類医薬品などの売上げも落ちるから、決してメリットのある措置とは思えない。結局、安易な営業施策に終わってしまい、早晩元の営業時間に戻るかもしれない。

出勤時間が1時間早まっても昼食休憩は同じ14時〜15時なので、7時半に朝食を食べてから昼食にありつけるのは実に6時間半後となるから朝食はガッツリ食べて行かないと腹が減って仕方なくなる。これも9時開店の弊害だろう。

人が足りないのはいつもの事だし、バカ1号社員を筆頭に2号3号4号も相変わらずだし、パート薬剤師の先生はいい歳して9時出勤ならやめるとか言い出すし、結局店長と仕事の出来るベテラン女性パート陣がいて始めてこの店が回っているのは哀しい現実なのだった。

これは多分ウチの店舗だけの事ではないだろうし、この業界に限った事でもないだろう。発注・納品、ストックダウン、棚替えも満足に出来ない頭の足りない社員達よりは安心して仕事を任せられるベテランスタッフこそ真の大黒柱なのである。





棚卸しから開会式

なぜか7月の今頃に棚卸し。ウチの棚卸しはフロア部分は業者が夜を徹してカウントするのでそこは楽なのだが、BYの在庫のカウントはこちらの仕事である。

BYのオリコン25個、棚4台、その他マスクやドリンク剤などの段ボール10数個をハンディでバーコードを読み取りながらカウント。もちろん日常業務をこなしながらの作業となるので1日では終わらず、棚卸しではこれが一番キツい。

棚卸し翌日の納品に向けての発注を行いつつ、カウントを棚卸し前日と当日の夕刻までに終わらせると、仕上げはフロアの空箱陳列への「カウント除外」シールの貼付。

これがまた100枚以上のシールを空箱陳列エリアや個々の空箱に貼るのだが、これが不完全だと業者が誤ってカウントしてしまう。そうなるとカウント数と実在庫との誤差が生じてロス率が増えてしまうから油断は禁物。

製品と空箱が混在するエリアは製品を一時避難させたり、空箱の位置を何度も確認しながらの作業は細かくて面倒で、今度は一夜明けたらそれらを全て剥がさなくてはならない。

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そして店長が業者と共に店で一夜を過ごして業者カウントが終わり、我々が出勤する頃には大量の納品物が届いている。

いつもはこの納品物は業者が仕分けして定番の棚に収めてくれるのだが、棚卸し翌日は来ないので全て我々でやらなければならない。

もっとも納品業者が入る数年前までは自分達で納品作業をしていたのだからその頃に戻っただけなはずなのだが、慣れというのは恐ろしい。業者が入らないとこんなに掛かったのかと思うくらいの時間を要した。これもキツい作業だった。

納品作業に先駆けて、前日に貼ってあったカウント除外シールに加えて業者のカウントチェックのために貼ってある数十枚のポストイットも剥がしていく。これが棚卸し前後の全作業である。

こうして怒涛の3日間が終わったが、もちろんこういう作業だけをしていて良いわけもなく、人が少ない現状では接客に加え応援レジ当番にも時間が取られる。さすがに肉体的にクタクタになった。

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そんな身体で帰宅して間もなく東京オリンピックの開会式の中継が始まった。

直前までスタッフの辞任や解任でゴタゴタしたものの、無観客ながらどうにか実施に漕ぎ着けた。

やたらダイバーシティ(多様性)を意識していたものの、ダンスと映像を駆使した控え目でシンプルなイメージの演出は好感が持てた。

驚いたのは選手入場に映った時の入場曲。耳慣れた懐かしいドラクエから始まったゲームミュージックはグッドチョイス‼️ 一気に高揚感が身体を駆け抜け、親近感も湧いた。

聖火は長嶋、王、松井にリレーされ、最終ランナーはこれまたダイバーシティの象徴とも言いたげな大坂なおみ。メンタルを病んだ後だからか、少し顔付きが変わったように見えた。

これなら無観客じゃなくても良かったのではと改めて思う。ガランと空いた客席がどうにも残念だった。




まさかまさか

定期受診のための支度をしていた今朝、突然携帯が鳴った。相手は前勤務店の後任者の薬剤師、まだ開店時間前だというのに何事かと思った。

それは文字通り突然の知らせだった。

かねてより新型コロナ感染で入院中だったパート薬剤師のT先生が亡くなったという知らせだったのである‼️

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話によれば、T先生のみならずご主人も感染者として一緒の病室で治療を受けていたそうだ。だから彼女の容体の変化も間近で見ていたという。

T先生は50代半ば、ご主人はもうすぐ定年を迎えるとかで、定年後は夫婦でゆっくり旅行三昧するつもりだと、以前にT先生から聞いていた。

それが突然奪われてしまったご主人の気持ち、子供たちの気持ちを思うとかける言葉も見つからない。

もう少しすれば65歳未満のワクチン接種も実施されたはずなのに、よりによって最悪のタイミングでの感染だったと言わざるを得ない。残念至極だ。

まだ日本国内では国民の99%以上が感染していない状況にも関わらず、こんな身近な人が最悪の転帰を辿るとは。彼女の事だからすぐに元気になって職場復帰するだろうと信じ疑わなかったのに。

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思い出されるのはお店であれやこれや話をしながら仕事をした日々。私などよりも遥かに偏差値の高い大学を出て、大手製薬会社の研究開発などの職歴を持っている事に驚かされ、現在のDgSのパート薬剤師という仕事も愛妻家のご主人からしたら極力させたくなかったとも聞く。

お店に電話をして来たのは当のご主人だそうだが、その声は実に弱々しく気力も感じられなかったという。事務的な事なども含めて娘さんから改めて電話が来たくらいである。若くして母親を亡くされた子供達の気持ちも察して余りある。

私の身内や知り合いで新型コロナ感染症を罹患した人は彼女が初めてで、よりにもよってそれが最悪の結果となってしまったのは一体どういう巡り合わせだというのか。

ただただご冥福をお祈りするだけしかない。




登販モドキ

ウチに登販資格社員として数ヶ月前に中途入社した30代の男性社員がいる。元プロ雀士という異色の経歴だが、登販試験に合格して引退し、病院内のコンビニで働いていたという。

彼の受験時は、登販試験に合格した後の2年間は研修中としてDgSなどで実地勤務を経てから正式の登録販売者となるシステムだった。だから彼は病院内コンビニで2年間勤務した後に登販有資格者として転職し、ウチの店舗に店長に次ぐ2人目の有資格社員として配属となったのだが… 。

それが問題だった。

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彼はコンビニ勤務時代から医薬品にはほとんどタッチせず、レジと食品関係ばかりを担当していたようだ。ここでもなぜか医薬品エリアに積極的には近づかないから、いつまで経っても陳列場所さえ覚束ない。

さらに登販なら当然知っておくべき医薬品の基礎知識も相当プアで、いくつかの目薬の用途の違いを説明出来ない、シラミ取りシャンプーを知らない、話題のアセトアミノフェン自体どころかその含有製品も分からないという有様。

思い余って、私がOTC薬剤師になった時に勉強のために買った書籍の中から基本的で理解しやすいものを一冊勧めた。彼も買って読みますと言った。

・・・・・・・

それから数週間、高齢のお客さんが彼に「ナフタリン」を求めたら、「お客様、それは医薬品コーナーですね‼️」

たまたまそこへ通りがかった私が「それは防虫剤だから医薬品コーナーじゃなくそこの棚でしょ」と訂正した。これって登販でなくても知ってる日常生活レベルの知識だろうよ。

しばらくした後、別のお客さんがスマホを見せて「レスタミン錠」を求めた時は、彼はその薬も場所も分からないから私が呼ばれた。

いい機会なので、接客後に「レスタミンの成分名は❓」
「それと同じ成分で別の用途に使われている製品は❓」と質問したけど全く答えられない。

これって登販試験にも出るだろう基本のキじゃないの❓

・・・・・・・

まあそんな事が大なり小なり続いている中で、社員である彼自身の担当業務もマトモにこなせない事がバイトの子達にも見透かされ、遂には「あの人、バカだから」なんて公然と言われる始末。

頑張っているなら手を差し伸べるし、訊いて来るなら教えもしよう。だが彼にはそれもなく、自分で判断するか丸投げするかなのである。彼は自分の視野内しか見ていないと言うスタッフも。だったらプロ雀士すら初めから無理だったろうよwww

・・・・・・・

店舗の全営業時間のうち、私が帰った後は閉店まで有資格者は彼だけという日は多い。そんな時のお客さん対応がどうなっているのかが今更ながら恐ろしいから、事故を起こす前に言うべき事は言っておかねばならない。

「配属されて数ヶ月、まだ商品の場所も覚束ないのは社員として問題じゃないのか❓」
「先日紹介した本は買って読んでみたか❓」

彼からの言葉は「すみません」のみ。ガッカリさせられるものでしかなかった。

「それはやる気がないという事だな❓ そんな体たらくだったら、いずれ皆に仕事の出来ないヤツと思われちゃうぞ。オレも今後は登販モドキとして扱うぞ」

実はとっくの昔に全スタッフからそう思われているのだが、彼は分かっていない。今日も登販試験を受けようかというスタッフにあれやこれやいけしゃあしゃあとアドバイスしていたそうな。まさにおまいうwww

・・・・・・・

店長が出勤してから事の顛末を報告したが、やはり彼に対しては視野が狭く成長が見られないという評価だった。

このまま時間が経過すれば何とかなると思っているのか、ダメなら資格は持ってるからまた別のところに行けばいいとでも考えているのか。彼のハラは窺い知れないが、このままじゃますます自ら墓穴を掘る事になるという自覚だけは持って欲しいけどね。

もちろん私はこのままならこれ以上何も言わないし、何のサポートもしない。元より私にそんな義務は無いし、彼ももうそんな歳じゃなし。




復帰リハビリ

一昨日より職場復帰。その時はまだ術創部近辺がシクシクしていたが、いわゆる鋭い痛みではなかったのでまあ何とか乗り切れるだろうとフルタイム出勤とした。

それでも歩いたり座ったりするたびにシクシク感を覚え、夕刻ともなれば腹部にドンヨリとした痛みが強くなって来る感じだった。

思えば入院中も自宅療養中も殆ど横になって過ごしていて、筋トレまではいかなくても日常生活上の負荷もさほどかけてなく、文字通り鈍りっぱなしな状態だったと思うから、仕事での動作はリハビリには好都合だと思うようにした。

何はともあれ初日は納品作業も品出しもなく、店長が私を応援レジ要員から外してフリーにしてくれていたおかげで、まずまず勤め上げることが出来た。

・・・・・・・

2日目は納品作業もあったが、初日に比べて午前中は心持ち楽に過ごせた感じだった。昨日の動作により少し身体が慣れたのかもしれない。

だが、夕刻あたりからは初日同様に少し気になるレベルでシクシクを感じるようになり、ストッカーを整理するフリをしながら足踏み台に座ったりしてやり過ごした。

まあ、まだ本格的に動き出して2日なのでそんなに早くリハビリ効果が出るはずもなかろう。次に期待したい。

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そして今日は公休日。散歩も兼ねて徒歩10分弱のお気に入りのラーメン屋にランチ。

驚いたのは、その行き帰りの歩いている間に例のシクシクをほとんど感じることがなかった事だった。もしかしたらここ2日間の仕事を通じて線維や内臓の位置が矯正されたのかな。

そうだとすれば、店内における動作に加えてただ歩き続ける動作もリハビリには有効だと言えると実感した。生物は常に動いているから、静止している状態で傷を癒しても大なり小なり歪んで固まったりしてしまうのかもしれない。それを動作によって矯正することが元に戻るためには必要なのだろう。

術後は早期から歩き始めろというのは血栓予防だけではない深い意味もあったという事だ。

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こうして徐々にではあってもリハビリを通じて元の身体に回復して行くのだから、つくづく生体というのは不思議であり偉大だなと感じた次第。

術後から長い間気になっていた消化器の圧迫・膨満感というか食欲減退感もかなり治まって来た。特に術前ではあり得なかった普通の一人前で十分量となったのは入院ダイエットからの流れからは何よりである。こっちばかりは早々のリハビリではなく早々にリバウンドしたらシャレにもならないから。


【追記】
私より上の世代なら「若大将シリーズ」、下の世代なら「北の国から」をリアルタイムで観ていたりイメージするだろう超一流の個性派俳優田中邦衛さんが先月24日に老衰のため88歳で亡くなっていたと。亡父と同い年の私も大好きな俳優、いや「役者」でした。合掌

さらに今月4日、脚本家橋田壽賀子さんが急性リンパ腫のため95歳で亡くなったと。代表作の「おしん」も「渡る世間は鬼ばかり」も私はあまり観ていなかったけど、作品に対して内外から高い評価を受けていた事からも間違いなく賞賛に値する偉業でしょう。合掌




DQNの2連チャン

最初は体温計を買いに来た爺さん。

たまたま予測式が売り切れていて実測式しか無かったので「確実とは言えないけれど、ご希望の予測式はもしかしたら明後日の納品日に入るかもしれません」と言うと、予測式が入荷するまでに熱が出たら困るからと実測式をお買い上げ。

次の日。体温計のスイッチを入れても通電しない、オレは電気関係の仕事をしていたから詳しいけど電池を入れ替えてもダメだったと店に電話があり、「初期不良だったら交換します」と店長が対応。

さらに次の日の朝。予測式の納品確認の電話。「残念ながら本日は納品がありませんでした」と言うと、午後になって体温計とレシートを持って来店。

電話と同様に、どうやっても動かないから見てくれと言われて動作確認をしたら、全く問題なく作動。原因は本人の単なる操作ミスで機械は全く正常。

しかし、事もあろうにそれを返品要求して来たのだ。「アンタが予測式が入ると言うから、それまでの繋ぎとして買っただけだ」というありえない理由。

もちろん「開封、使用後の返品はできません」と拒否。「繋ぎだと言ってるのに、返品させずに買ったままにしろと言うんだな!」とカウンターを叩いて半ギレ。前頭葉の萎縮したDQNジジイだった。

「返品は出来ませんので、どうぞそれをお使い下さい」何と言われようとも断固拒否。当然でしょ。

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続いて赤ちゃんを抱いたアラサーくらいの奥さんが来店。「旦那のおしっこがジャバジャバ出ちゃうので、おしっこを貯める薬を買って来いと」

ウチには軽度の頻尿治療薬ならあるが、ジャバジャバ出ちゃうような症状は単なる頻尿ではなく、下手したら腎機能障害もあるかもしれないと思い、「そういう状態の頻尿に効く薬はここにはありません。原因解明のためにも早めに泌尿器科を受診した方がいいですよ」と受診勧奨。

さらに「考えられる原因としては…」と言いかけたら、話の途中なのになぜか彼女は無言で店の奥へスーッと消えて行ってしまった。別の買い物をしたようなので、彼女がレジを済ませて店を出た後、その様子をスタッフに訊いたら、レジでの会話も口数少なく妙にぶっきらぼうで態度がおかしかったと。

まあ、そんな人もいるよなと思っていたら、しばらくしてその奥さんのご主人から電話。話を聞くと「ウチの嫁が、薬を買いに行ったらオマエにキレられたと言ってる」と。

訳がわからずさらに訊くと、どうやら頻尿の薬を買いに行かせたのに、私が薬は無いと言って渡さず、挙句に医者に行けとキレられたんだと。

彼は次第に語気を荒げて「オマエがそんな口を叩くからだろ! オマエのところにゃユリナールってのがあんだろよ! オマエは余計な事を言わずにそれを出しゃ良かったんだよ!」

「その薬は軽度の頻尿治療薬で、先程の奥さんの言葉からはとてもそれを勧められる症状では無かったので、黙って売るなんて無責任な事は出来ませんよ。だから泌尿器科の受診を勧めたんです。お客さんにいきなりキレるなんてあるわけないじゃないですか」

「嫁はキレられたって言ってんだよ! こっちは初めっからションベンがジャバジャバじゃねーんだよ! 薬は無ぇとお前が勝手に決めつけたんだろーがよ!」

そもそもユリナールという名前を知っているなら、奥さんにそう言えば良かっただろに。薬のご指名があればそこへ案内して終わっていた話である。

膀胱の疾患は軽く考える人も多いが、それほど甘くはない事は私自身が知っている。まして腎臓までやられると生命にも関わる怖い一面がある。だからそういうケースには多少厳しめな言葉を使ってでも受診を強く勧めているのだ。

「オレは〇〇ってんだ。後でオマエんとこに行くからな。何時までいるんだ?」と言うから終業時間を伝えた。顛末を店長に伝え、やって来て騒いだら警察を呼ぶよう依頼した。

結局、彼は来なかった。言葉遣いからしてDQN夫婦だったようだが、すんでのところで冷静になって踏みとどまったと思いたいけどね。

あ〜あ、コイツぁ春から縁起がいいわなぁ〜www




やっぱりいたんだなぁ

今の店舗に移って間もなく、アラフィフの女性スタッフと一緒に昼食休憩に入った。彼女は新参者の私に気を遣ってくれたのかもしれないが、昼食を食べながら色々と話しかけてくれた。

それによると、彼女は独身でこのDgSにパートとして採用された後に契約社員として登用されたと。しかしながら現在この会社で正社員に必須とされている登録販売者(登販)の試験には何度かトライするものの合格出来ていないと。今年はコロナ禍で試験会場が遠くなったので受験は見送ったとも。

それを聞いて私は、この業界で社員スタッフとしてやって行くには登販の資格は重宝されるので取っておいた方が有利ですよとは言っておいた。

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この店舗には登録販売者の資格を有した、いわゆる有資格者が店長と親会社から出向した社員の2名いる。彼女は無資格だが鍵持ちで、店長不在日などのワークスケジュール(ワースケ)の作成もしている。各スタッフのその日の業務分担時間割り表である。

さらにこの店舗のローカルルールに応援レジの割振りがある。レジは3箇所にあり、パートやバイトスタッフには1時間交代のレジ専任があり、その他にブザー2回で駆けつける優先応援レジと4回で駆けつける第2応援レジがワースケ上に振り分けられている。

私が今まで勤務していた店舗では、応援レジはブザーが鳴ればその時に手の空いた者が自発的に駆けつけるという性善説ルールだった。だからこの強制的な応援レジの割振りには違和感を覚えたが、任意に駆けつけるとなると来ないスタッフも出て公平性に欠けるからこうなったと聞いて、ま、性悪説に則ればそれも仕方なかろうと受け入れた。

それでも薬剤師が応援レジを義務化された経験が無かったので、最初の頃は自分がどの時間帯で優先か第2応援かがよく分からず、スタッフから指摘されたものだった。

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今は季節が春夏から秋冬に移り、DgSも棚替えの時期になった。私の担当の医薬品だけでも10を優に超えるジャンルに分かれていて、そこを棚落ち品と新製品を入れ替えつつ全体をその時期にあった配置や装飾に替えるという作業を行なう必要があった。

棚の衣替えのようなものであるが、これが結構な時間を要するので、大幅な変動の生じる季節プロモーション棚や風邪薬棚など大きなジャンルの棚替えの際は、予め申告して応援レジの振り分けを極力軽くしてもらわないと、作業途中にいちいち呼ばれてどうにもならなくなる。

それでも私は事前申告したのは2回で、その他の棚替えは接客と応援レジの合間に少しずつ進めるようにした。基本的に人が足りない現状で、棚替えと言いながら治外法権に身を置くのも気が引けたし、棚によってはそこまで大幅な変動があるわけではなかったから。

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そんなある時、何気にここ10日間のワースケ表を見返してみてビックリ‼️

そこには件のアラフィフ女性社員が彼女の直近6回の勤務日全てに棚替えと記入して応援レジの割振りをほぼ無しにしていたのだ。彼女の担当は化粧品だけなのに、なぜこんなに多くの日数を棚替えとして割く必要があるのか❓ しかもここ数日を振り返っても彼女が懸命に棚替え作業をしていた光景は無かった。他のスタッフの話でも、彼女は何をしているのかよく分からない様子だったという。

ただでさえこの店舗では店長や社員の応援レジの割振りは少なく、特に優先応援レジの時間帯がほとんど割り振られていなかった。その理由として、トラブル対応があった際にいつでも駆けつけられるようフリーにしているというのが思い浮かぶが、そんなものはレジをやっていたって十分対応可能だ。単にそれを隠れ蓑にして楽しているだけとすら思われる。

また、私のワースケも優先応援レジや第2優先応援レジがいつの間にか全体の5割前後に割り振られるようになった。開店時から5時間連続どちらかが割り振られていた日もあった。どうやら彼女には、医薬品に関する接客を通じて推奨販売や優良顧客の創造を推進するという薬剤師の仕事をさほど重要視していないようにも窺われた。薬剤師と言えど応援レジをやって当然のスタッフの一員に過ぎないという認識なのかもしれない。

私は終業1時間前の時間帯だけは割り振りをしないで欲しいと要望はした。出社時は朝礼や開店準備があるから余裕を持って出る代わりに退社時はとっとと帰る主義の私、ヘタするとレジ混雑で定刻に帰れなくなる恐れがあるからね。

そもそも社員(正確には店長と彼女)が応援レジにほとんどタッチしない事が普通になっている店舗なんて初めてだし、薬剤師にここまで応援レジを課す店舗も自分の経験上では初めてである。おかげで接客時間はもちろんのこと、PB品や推売品へスイッチも販売コンクールへの活動時間も大幅に制限されてしまっている。なので結果は推して知るべし。

まがりなりにも他のスタッフより高い給料を貰っている薬剤師の業務はこれでいいのか❓

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それを確信させられた一件があった。

私の公休日に出勤するパート薬剤師のU先生がいる。私の検査日の都合で、その先生と勤務日を入れ替えた昨日、ワースケを見たらU先生は勤務時間の実に9割が応援レジに割り振られているではないか‼️

彼女はU先生と私が交代した事を店長から聞いていなかったようで(こんな報連相すら機能していないおかしな組織なのだが)、私の勤務日と知った途端、言うことを聞くU先生と違う私から文句を言われないよう慌てて5割ほどに削減したワースケを作り直したのは何とも分かりやすかったな(^^)

その旨をU先生にLINEしたら、やはりU先生も他のスタッフへの言動や接客サービスなども含めて彼女に対しては苦々しく思っていて、他のスタッフと同じ思いをしていたと知った。困った社員だと。

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彼女は規則最優先という考えの持ち主で、夏の盛りのエアコンも社内基準では暑過ぎるとスタッフが下げても元に戻すし、有線BGMもチャンネル変更を許さない。納品日に使うゴミ袋も使いやすい大型からすぐ満杯になる家庭用サイズに変えちゃうし。異を唱えると、途端に会社の指示だと言ったり、店長に言って判断して貰えと振っちゃうし。規則に固執する前に何を優先すべきか、どうすれば快適な職場になるかを、たまには自分の頭で状況判断してみなさいな(^^)

最近気が付いたが、薬剤師と登販のみが記入する医薬品管理帳簿に、無資格にも関わらずなぜか研修と書いて自ら記入していた。しかも遂行業務に医薬品相談まで含めて。これは明らかに違法行為で、その記録になるから記入を止めようとしたが、前店勤務の時から記入するよう言われていたから書いていると言う。店長にも言ったが未だ続けているから私も店長もナメられてるのか❓

仕方がないので、着任日前後の特記欄に「この記載内容は本人の誤認識による記載であって、業務遂行も含め管理薬剤師の指示ではない」旨を付記しておいた。これで何かの調査が入って問題が生じたら彼女と店長と会社の責任問題となるだけ。もはや知ったこっちゃない。

彼女の事を頭が固いと評するスタッフもいるが、私に言わせりゃ固いのではなく単にウマシカなんじゃないかと(^^)

ネットでも迷惑お局様の話が挙がるが、今まではホントにそんな人がいるのかと半信半疑だったが、今はしっかり目の前にいるから話はホントだったんだなと痛感している。

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人生のセカンドステージにいる私にとって、仕事へのスタンスはあくまでお客さんの役に立つという初志貫徹のみで、会社の未来やら人事評価やら、ましてやスタッフの育成なんて興味もないし、するつもりもない。ただし、我が身に降りかかる火の粉はキッチリ払い除ける。今回の一連の件で、いよいよ導火線に火を付けようかという場面にまで来ていた。

ところがある時、来月から中途社員一人がウチの店舗に配属される通知が社内メールで届いたのだ。そうなるとウチの店舗に正社員と契約社員が私を含めて5名にもなる。ウチの規模の店舗でそんな人員配置はあり得ないから、これは誰かが動くとすぐにピンと来た。

それは出向社員か彼女かだろう。聞いた噂ではウチの店舗規模では無資格の彼女の拠り所である美容アドバイザー(BA)も要らないという話も挙がっているようだ。出向社員もその仕事ぶりには他のスタッフから批判もあるが、大人しいだけ人畜無害で彼女のような不快感は抱かれない存在だという。

さて、ここは導火線に火をつけるのはしばらく保留にして、月末の異動通知でも待つとしましょうか(^^)




郷のお客さん

ドラッグストアは店舗によって大なり小なりローカルルールがあり、得てして店舗が違えば別会社的な側面がある。前回、郷に入っては郷に従えと書いたが、それは必ずしもドラッグストアの店舗に限った事ではない。その土地独特の感性を持ったお客さんもいるモンだとしみじみ思った出来事があった。

事例1)
応援レジに呼ばれてレジに向かおうとした時、アラフィフと思しきオバさんが、
「ちょっと〜、清涼飲料水が欲しいんだけど〜」
清涼飲料水なら店奥のストッカーなので一緒に歩いて案内したら、
「アリナミンVがいいのよね」
と唐突に言い出した。
「えっ? アリナミンVは医薬品ですのでストッカーは入口の横です」
と再度案内すると、途中に数人のお客さんが並んだレジをチラ見して立ち止まり、
「あらぁ、レジ混んでるわねぇ」
「…時間帯によりますけどね」
「ほら、一人しかレジやってないから混んでるんじゃないの〜?」
と、モロに批判的な目で睨まれた。

そのレジ応援にさっきから私が呼ばれているんですがねぇ。

事例2)
「すいませーん、オモテの洗剤なんですけど〜」
呼ばれて行くと、なぜか電卓片手のアラフォーと思しき女性。
「この洗剤の本体と詰替でどっちが得か計算したいんだけど、どうやったらいいか分からないのよ〜」
はあ? それって小学校の算数だろよと思いつつ、価格÷容量を本体と詰替でそれぞれ計算させ、容量単価を比較すると何と本体の方がわずかに安い。
「今のセール価格ですと少しばかり本体の方が安いですが、わずかな価格の差よりも環境問題や捨てる手間が生じるのでどうでしょうか?」
「本体はもう持ってるんだけど、安いから本体を2つ買うわ」

彼女の関心はひたすら価格だけだった。

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新しい勤務店舗周辺の住民は、前店に来ていたお客さん達よりも総じてキャラが濃い印象だ。ハッキリ言えば粗雑な言動が目立ち「お客様は神様」な感覚が旺盛なお客さんが多い。毎日がまるでシニア割引デーに増殖する「構ってチャン」全開のお客さんみたいである。

毎日のように買い物に来ているだろうお客さんなのに、目的の品物を自分で探す事なくスタッフと見るや声を掛けて来る。それが他のお客さんと話をしていてもお構いなしに。

「少々お待ち下さい」と言って、先客と話をしていると再度声を掛けて来て「電車の時間があるので急いでいるんですけど〜」だったらまず自分で探しなさいよ。

さらにやたら居丈高な物言いをして来る中年のお客さんも目立つ。やっぱり自分は神様だと勘違いしているお客さんの割合は他地区よりもいくぶん高いと思われる。

それを同僚の社員に話したら、彼も着任当初、常連と思しきお客さん達からシビアに接せられてビックリしたと言う。どうやら一部のお客さんは新顔と見るとワザと強目に当たる傾向があるらしい。

近年、地下鉄が通るまではここから最寄りの駅まではそこそこ距離があるものの、古くからの住民も多かったこの町。良くも悪くも村社会気質を引きずっているのかもしれない。私の生まれ育った古き良き下町とはちょっとばかり違う匂いがした。

それでもその地に生活しているお客さんのお役に立ちたいという、この仕事を選んだ初志に変わりはない。少しでもお店にとって優良な顧客創造のために頑張ってコミュニケートして行きたいと思っている。




これが私のパートナー

新店舗に赴任して1週間が過ぎた。この間、ワースケの関係で公休日が3日もあったので勤務日数はわずか4日だったけど。

その最初の公休日に挨拶を兼ねてパート薬剤師のU先生に会いに行った。

私より4つ年上のU先生は、私と同じに製薬企業出身で、あるOTC製品の開発に携わった経験があるという。その企業にいた大学の同級生の話をしたら、果たして彼をご存知だった。それもまた奇遇だろう。

U先生の趣味は剣道で、その関係で出身企業にも通っているという。前任の常勤薬剤師M先生が無趣味だった事を盛んに嘆いていた。

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そのU先生からM先生の仕事ぶりについてコメントがあった。

曰く「彼は穏やかで物腰も柔らかく」「休憩時間も取らずに」「休日出勤もたびたび」「メーカーの発注お願いも受け」「在庫管理と整理が苦手」な先生だったと。

M先生と引き継ぎした時に、M先生はこれまで10店舗以上転勤して来たと言っていた。このお店にもわずか1年の勤務だったと。ひょっとしたら本部から見たら何かと使い勝手の良い薬剤師と映っていたのかもしれない。

管理と整理が苦手というのは売り場とバックヤードを見ればすぐに分かった。棚上棚下のストックスペースは製品分野お構いなしに雑然と突っ込まれ、ほとんど満杯で余裕のない有様。ストックスペースもバックヤードも前店以上に狭いこの店でこれでは、送り込みなどの在庫を置く事すらままならない。

初日に売り場の前出しと棚のメンテを済ませた私の次の仕事は、このストックスペースの後始末となった。

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このお店のローカルルールには、薬剤師であっても優先レジ応援の時間帯というものがあり、その時はコールが鳴れば真っ先にレジに駆けつけなければならない。また、私の担当は今までの医薬品、衛生用品、健康食品に加えて介護オムツ類とカロリーメイトやゼリーなどの機能性表示食品類であり、納品日にはそれらの品出しもしなくてはならないので想像以上に振り回されてしまう。

勤務初日はいきなり納品日だったので、あれやこれやの慣れない仕事に気が付くとすでに夕刻になっていたりして、接客に関する薬剤師業務がほとんど出来なかった。これでは本末転倒なので、追って店長に相談しようとは思っている。

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さて、在庫の整理は棚上棚下に突っ込まれていた製品を出来るだけ売り場にストックダウンし、製品分野毎にそれぞれの棚下ストッカーの中身を入れ直し、同時に可能な限り棚上の在庫スペースも空けるようにした。もちろん途中に接客やレジ応援もあったので、何とかサマになった頃には早くも勤務時間の前半終了。

在庫整理やストックダウンなどの業務に関してはパートのU先生もまるでノータッチ。前出しすらしている様子もない。週3日ある納品日はいずれも公休日。なので出勤すれば終日接客だけしていれば良いワケだから、そりゃ顔なじみのお客さんも出来るだろうし楽だろうよ。前店のパート薬剤師のT先生は勤務日の1日は納品日にしてくれていたのとは大違い。

この先、大掛かりなPOP差し替えや棚替え、棚卸しが控えているが、たぶんU先生はそれらに対してもノータッチの構えだろう。せめてどこかでサポートはお願いしたいと思っているが。

他の社員スタッフに訊いても、U先生は話し好きだけど、前社で今も販売中の製品を開発をしたというプライドがあるようで、OTCの経験年数の割に接客以外の細かな業務はタッチして来なかっただろうと言う。もしかしたら棚替えどころかPOP一つ印刷出来ないのかもしれない。

プライドなんて仕事が変われば過去の遺物に過ぎない。私だってこれまでの製薬企業人生を通じてプライドのカケラ位は持ってはいるが、そんなものは今の仕事には全く無用の長物でしかないので、とっくに封印している。

そもそも地味な仕事の多い小売業に企業サラリーマンのプライドなんて持ち込んでちゃイカンでしょ。

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ともあれそんなU先生が私の新しい薬剤師パートナーである事は確かである。お互いの人間関係を良好に保ちながらやって行くつもりでいる。

郷に入っては郷に従えとは言うが、新たな環境は心身共に何かと負担が大きい。まあ、ここしばらくは敢えてこの仕事内容、仕事量の流れに乗ってみて、そこからジワジワ変えて行こうかと画策している毎日である。

そうそう、帰宅して気が付いたけど、5年ぶりに向こう脛からアキレス腱あたりが痛くなってたわwww




数十年ぶりの再会だわ‼️

本部のS先生から先日の異動話の時、私の後任薬剤師の名前が出た。

瞬間、まあまあ珍しい苗字だったので、私の過去の記憶の中からある一人の人物の名がぼんやりと思い浮かんだものの、まさかそんな事はそうそうあるもんじゃないし、世の中は広いからそんな苗字の薬剤師なんてゴマンといるだろうと思い直して流していた。

そもそもその名前にしたって、社会人デビューした最初の会社で、新人本社スタッフとして営業研修管理をしていた時に全国の営業部員の名前を覚えていたから頭に残っていた名前だったに過ぎないし。

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その彼が本日私の店に引き継ぎを兼ねた挨拶に来た。

短髪の白髪頭、もともとそれほど密な関係でもなかったので実際に顔を見てもピンと来なかったが、白衣に着替えた彼の名札を見たら、そこに書かれていたフルネームが記憶のものと見事一致した‼️

紛れもなく彼は、私が社会人デビューした会社の後輩だった‼️

やはり彼も私のように製薬会社数社を渡り歩いて営業職を続けて来たという。訊けば彼の方も、私の名前を知った時はもしかしたら? なんて思ったそうだ。

実に40年近いブランクの末の再会。やはり世の中は狭かった。

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そこからは積もる話の合間に情報提供と仕事の流れを説明し、他店で2ヶ月OJTをして来たと言う彼からの疑問に答えるという時間が流れて行った。

おそらく彼は、きれいに前出しが為された医薬品エリアの光景に驚いたのだろう。自らのスマホでビデオ撮影までしていたから相当感じ入るものがあったと思われた。

だが、それは医薬品エリアを任された薬剤師としても商売人としても基本のキで当たり前の作業だ。棚に薬が整然と並んでいれば、より効果があるように見えるし、購買意欲も湧くだろう。管理面でも万引きなど異常な変化があればすぐに分かるし、何より自分で見ていて気持ちがいい。

それなのに各社ラウンダーや本部のメンバーあたりが、ウチの店に来ると異口同音にきれいだと感心する。そんな当たり前の事にいちいち感心するなと言いたいが、半面それすら満足に出来ていない店が多いという現状の裏返しなのだろう。

それぞれに忙しいだの人が足りないだのと理由はあるだろうが、そんな基本のキすら疎かにしていたとあっては医薬品エリアを預かる薬剤師として恥ずかしい事には違いない。

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さて今度は、月末に私が異動先の店長や薬剤師を訪ねて引き継ぎをしてもらう番だ。ウチの約2倍の規模のある店だというから、医薬品棚のメンテナンスもかなり大変だろうと予想されるが、せいぜい恥ずかしくない仕事はして行きたいと思っている。



勤務先は近場に大型店舗に

振り返ると、本部のS先生が来店し店舗の薬剤師業務の立て直しのために短期間に店舗を渡り歩く遊軍システムの話をされたのは5月の事だった。早ければ7月から実施のはずがそれ以降音沙汰はなく、暦は早や8月となっていた。

で、そのS先生が久しぶりに来店したと思ったら、遊軍システムは結局実施に至らず、代わりに高齢薬剤師の引退に伴う玉突き人事による異動の話を振って来たのだった。

異動先店舗の候補は2つ挙げられたものの、私が自宅から20分位で通える店舗の方を希望したのは当然だった。但し、その店舗は営業時間が今の店舗より1時間長く、医薬品エリア面積も店舗の総売上げもおよそ2倍となるから、それなりにハードとなるのは想像に難くない。

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私がOTC薬剤師として入社して初めて配属された店舗で約2年半経った頃、他店の薬剤師の引退に伴って売上げの大きい店舗に薬剤師を回さなければならないという理由でその店舗は薬剤師不在店となり、私は今の店舗へ異動した。

そこからさらに2年半。同じような理由でまた異動。でも今度は代わりの中途採用薬剤師(と言っても既に還暦!)が後任として赴任する。ならば最初から彼を私の異動先へ配属すれば良い話だが、残念ながら彼もメーカー出身でOTC未経験という事でいきなり大型店舗は難しいと。

ただでさえウチのDgSは、調剤薬局は別にしてもOTC店舗の薬剤師の高齢化が想像以上に進んでいるようだ。とうに還暦過ぎの私でさえ、その中にあってはまだ中堅世代だという。かと言って、企業側から見たOTC薬剤師の存在価値は揺らいでいる。薬剤師がいなければ販売出来ない要指導、第1類医薬品の種類や販売ボリュームが減少して来ているという側面もある。それは今月下旬にも第2類医薬品となるロキソニン貼付剤を例に挙げるまでもない。

もはや会社にとってOTC薬剤師は、お客さんの医療相談相手としての価値よりも人件費抑制の主眼に重きを置かれていると言っていいかもしれない。それが経営論理だと言われればそうなのかもしれないが、相談を通してお客さんのお役に立てる事を目指している私にとっては自分の仕事を否定されているような複雑な思いがよぎるのも確かだ。

・・・・・・・

そんな経緯で、来月1日から新店舗への異動が正式に決まった。

昨日、挨拶を兼ねて先方の店長宛に電話を入れたが、S先生からのメールにあった公休日などが一部誤りがあった事も分かった。細部については後日詰めて行こうと思っているが、差し当たり来月は先方で組まれているワースケに則って勤務していくしかないだろう。

2年半という勤務期間が長いのか短いのかは分からないが、契約社員薬剤師という立場上、前店舗の時のような理由が無ければそう簡単に異動が出るとは思っていなかった。むしろこのままこの店舗で終わるのだろうなと思っていた。

今のI店長を始め、ベテランパートのK子さん、N子さん達、そして歴代バイトメンバー達にも、特に体調を崩した時期には大変迷惑を掛けてしまい、同時に大変お世話になり助けて頂いた事に改めて感謝したい。職場の雰囲気も良く、とても働きやすい環境だった。

一期一会とはいえ、あっという間に月日が流れ、今日の別れとなったのは後ろ髪を引かれる思いで一杯である。




残念な二番手

先月下旬に親会社から出向して来た社員(登販)のC。高校3年の息子もいる、実に27年の親会社勤務経験を誇るアラフィフ。先般の二番手社員Hの転勤により、店長以外に社員がいなくなったウチの店にその後釜としてやって来たから助かった。

はたから見る限りはその姿形から基本的にマジメなのは十分伺えたし、人柄が良さげな印象も受けた。

それが… 。

Cがウチの店で初めて一人で開店から閉店までを担当したある日。私はいつものように開店20数分前に出勤したのだが、なぜか店前には何の什器も出ていなかった。

通常は、商品を載せた10数台の大小のジャンブル什器がとっくに表に並んでいていい時間帯。よもやアクシデントでもあったのかなと思ったが、中の事務室にはCが座っていて何やらPCを覗き込んでいた。

結局ジャンブルが出切ったのは開店寸前だったので、朝礼もなくすぐに開店し、お客さんもゾロゾロと入って来た。

後日、その旨を店長に話すと「それはあり得ない。彼は親会社の店舗で何をしてたのか❓」と訝しげ。おまけにCはドリンク類の前日発注もしておらず、欠品寸前の事態にも。

それを知ってか知らずかCは、先日もお客さんに「私はこの店に入ってまだ3日目ですから〜」なんて笑っていたが、彼はホントにこの業界27年のベテランなのだろうか❓

・・・・・・・

そんなドタバタもあった4月もあっという間に終わり、相変わらず緊急事態宣言中の5月も10日を数えた。この日も私はいつもの通り開店20数分前に出勤したが、またも店前には何も出てなく、おまけに入口のドアもピッタリ閉まっていた。

仕方なくドアをこじ開けて入ったが、そこには10数台のジャンブルどころか大量の空段ボールを載せたカゴ車や冷蔵食品用のカゴ車までが、前日の閉店時のままズラリと並んでいるではないか‼️

嫌な予感はしていたが、果たして事務室には親会社のポータルサイトをノンビリと眺めているCの姿が‼️

またかという思いと前回のチョンボを忘れたかのような余裕に頭に来たので私は何も言わず手伝わず、粛々と医薬品エリアのメンテナンスをしていた。

やがてバイトスタッフも一人二人と出勤して来たが、まだジャンブルは不動のまま。もう開店まで15分を切っていた。

ようやくCが開店10分前にフロアに現れ、ジャンブルを出し始めたが、そんな時に限って警備会社が売上金を回収に来たりして作業も進まず、今回も朝礼すら出来ずに開店時間に。すぐにお客さんがゾロゾロ入って来ているのに、それでもジャンブルは出し切れず、結局開店15分後になってようやく店外に並べられたのだった。

呆れるやら何やらで、翌日に出勤して来た店長に報告したが、二度目という事もあって彼の理解の範疇も超えたらしく、ただただ私同様に呆れるばかりだった。

まあ、きっとCは「オレは一時的にここへ来ているだけで、本来は親会社の社員だ。どうせここには長くはないし」なんて事を思いながら、我々ではまず見ないような親会社のポータルサイトを日に何度も覗いたり、親会社の名前入りの冬用作業ジャンパーをこの気候にも関わらずこれ見よがしに着ているんだろうな。

これらは意に反して出向させられた人間によく見られる「蜘蛛の糸症候群」なのだろうが、そもそも出向が期間限定なのかをよく考えた方が良いかもしれないぞ。

・・・・・・・

さらに今日。

今度はQRコード絡みの返品返金処理で動くはずのない現金がレジに足りなくなり、本部の経理から店長宛に疑惑のツッコミが入るという事件が起こった。

その当事者はもちろんC。店長はまさか商品と共に現金までお客さんに渡してはいないだろうなとCに確認したが、口を濁すばかりで要領を得なかったため、レジ上の防犯カメラの録画映像をチェックしたら、見事にCが現金を渡していたシーンが写っていた。

店長がCに自分で本部の経理に対応をしろと指示したのは言うまでもない。

続いてマスクコーナー。昨日の入荷分を2つに分けてそれぞれ別の日に出そうという話をCとして、彼もそれを承知していた。なのに今朝、予め私が位置を決めて付けていた価格表示のPOPが勝手に就寝用加湿マスク用に変えられて、そのマスクが一面に吊るしてあったではないか‼️

昼前に出勤して来たCに無断で変えた理由を訊くと、スペースが空いていたので埋めよう思ったが、その時私はもう退店していていなかったし、マスクとしては同じなので出したと。

マスクの無くなったマスクコーナーを敢えて他の商品で埋めずにガラガラのままにしているのは、お客さんにマスクの入荷の有無を瞬時に判断してもらうためにわざと空けているんだとアンタに最初に言ったよな❓

そもそも就寝用加湿マスクはお客さんが欲しているマスクじゃないだろが‼️

変えたPOPはどうした❓と訊けば、裏に置いてあるから取って来ますと。だがしばらく経っても戻って来ない。ようやく戻って来たCの手にはPOPが握られていたが、それが慌てて印刷し直した物だとすぐに分かった。枚数も種類も違っていたし。

漫才じゃないけど「もういいわ‼️」てな気にさせられガックリ。今度から必ず私に事前相談するか、金輪際医薬品エリアはアンタッチャブルにしてくれと言うのが精一杯だった。

・・・・・・・

高校生の息子を持つアラフィフOYAJIで、根はマジメで人柄も良さげなのはよく分かる。だがそれなら、いい歳こいて基本的な業務も満足に出来ていない上に、思慮を欠いた思い付きの行動やらその場しのぎの言い訳やらをするのは何としてもいただけない。

人が良いというのは一つの武器だが、それだけで受け入れられるのはせいぜい30歳まで。それ以降は「人が良いだけじゃね」と言われるのがこの世の常。人柄に加えて仕事に対する能力を磨き続けて行かなければ、やがて頼りの蜘蛛の糸も切られてしまうだろう。

私が赴任して今日まで、店にはSとHという40代後半の社員とこのCと、歴代3人の二番手社員がいた事になるが、その誰もが年齢・経験的にはとっくに店長職になっていても不思議でないはずなのに、なぜか昇進出来ずに一社員に留まっている。やはりそれにはそれなりのワケがあるモンだなとしみじみ思わざるを得ない。残念な連中である。

特にC。独身のSやHと違ってアンタには妻子もいる。いくら親会社の給与基準とは言えど、このまま一社員の収入のままでは子供の大学の学費すらキツいだろうに。

店長はアンタの息子とそれほど歳が離れてはいないのだから、息子と同世代の上司にあれこれ言われているようじゃ情けなくはないか❓

ここは親会社への未練なぞは引き摺らず、いっそ出向先に骨を埋めるつもりになって真剣に向き合ってみたらどうか。私にはアンタに対してあれこれアドバイスするつもりも、ましてや指導育成するつもりなんてサラサラないし、アンタもされる歳でもなかろうよ。私ゃせいぜい生暖かい目で淡々と見守るだけだよ。




マスク騒動記

ウチの店のマスク騒動を記録しておく。

店舗の改装工事が終了し新装開店したのは1月25日。その時は店内外に箱マスクも袋マスクもビッチリと並び、在庫も十分だった。

前後して新型コロナ感染情報が拡大し、それらのマスクも3日後には売り場からほとんど姿を消した。月末に至る頃には納品数にも制限が掛かり、発注通りの個数は納品されなくなった。

そして2月を迎えた。

マスクどころか手ピカジェルなどの手指消毒用品や消毒用エタノールなども姿を消し、追加発注も出来なくなった。

マスクの入荷は本部主導の配荷制となり、週3日の納品日の朝にならなければ配荷があるか無いかが確認出来ず、配荷ゼロの日がほとんどとなり、あったとしても配荷数は僅かとなり、やがて箱マスクの納品はほぼ無くなり、袋マスクがせいぜい10〜20個程度となった。時には昼用マスクだけでなく夜用の加湿マスクの納品もあったけど、それすらも時間差はあったものの姿を消した。

出勤日の朝、開店30分前から店の前に行列が出来るので、納品日以外はもちろん、納品日であってもマスクの納品が確認できなかった場合はその旨を伝えて行列を解散してもらっていた。

それでも開店時刻までに同じような行列が3回は出来るようになり、気が付けば都度解散してもらうが、開店準備に追われて店外の様子が確認できなかった場合は、開店時になって行列に気が付いて慌てて未納を伝えるという事も多くなった。「無いならもっと早く言え」と文句を言われるようにもなった。

納品があった日も、30人から時には50人位の行列に対して全てのお客さんに行き渡る事も無いので先頭から数えて「今日のマスクはここまでです」と断らなくてはならなかった。

マスクと共に姿を消した消毒用品に加え、手作りマスクの材料にするためかガーゼ類も姿を消し、体温測定を義務付けた会社の影響からか体温計も同様に姿を消した。いずれも現在まで発注は通らないままだ。

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そこへトレペとティッシュ騒動が追い討ちをかける。

紙類の納品は他とは別に平日に必ず1回あるのだが、納品の時間帯は不定である。それでも今まで欠品に至った事はほとんど無かった。今回の騒動で物流の破綻を心配したウチの店長は、敢えて通常の発注と同量しか発注していなかった。にも関わらず、納品が閉店1時間前にずれ込んだ事もあるし、納品不可状態となって翌日回しとなる事態も起こった。

紙類の不足はデマ情報だと分かっているお客さんは多いが、そうやって笑ってるお客さんも両手にトレペとティッシュを持ってレジ行列に並んでいたのは滑稽だったけど。

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「週3日の納品日以外はマスクが入る事はありませんし、納品日のほとんどでマスクの納品ゼロです」

と、出来るだけのお客さんに伝えてはいても、今だに毎朝開店前から並んでいるお客さんは多いし、昼頃現れてマスクの有無を訊いてくるお客さんも相変わらず少なくない。たとえ納品があったとしても今頃ノコノコ来ても手遅れだっちゅーの。

「紙類の納品は平日1回はありますからご心配なく。ただし納品時間は分かりません」

と言っても、取り置き出来ないかなどと電話でも問い合わせして来るお客さんが多い。ほとんど鳴る事の無かった店の電話が鳴る回数がかなり増え、大抵電話機の近くにいる私が出るが、もはや留守番電話のメッセージの如く同じフレーズを繰り返している。

47年前のオイルショックを経験している世代のお客さんとは結構共感し合う事もあるが、大抵はそれすらも知らない世代だから、あの時のデマに踊らされた大衆の愚かさを実体験していない。知っている世代のJJIやBBAでさえも性格の悪い輩は平気でスタッフを罵るから、既に前頭葉が萎縮してしまっているのかもしれない。

マスク騒動とゴッチャになってお客さんからのクレームを受けざるを得ない店舗スタッフはたまったモンじゃない。メンタルの強くないタイプのスタッフは情緒不安定にもなりかねないだろう。一体何のために自分はここにいてこんな目に遭うのだろうなどと悲観しているとすればこんな理不尽もない。

横暴なクレーム客に何をどう言われようが、その対象はたまたま店舗スタッフという役割を演じている人物に対してなのだから淡々と業務的に対応すれば良い。決してあなた自身の本質が貶められているのではないのだから、下らん雑音なんざ一切気に留める必要はないと言ってあげたい。

幸い私は営業時代に鍛えられたメンタルがあるから、そういうクレーマーには店舗スタッフとしても一個人としても平気で対応する。場合によってはそんな客なら二度と来なくてもいいとさえ思っている。反対に、花粉症患者さんなど本当に困っているお客さんには共感し寄り添うけどね。

せめてほぼ国産の紙類が落ち着いてくれれば売る側としても楽になるから、お客さんにしてももうしばらくの辛抱だろう。そしてこの一連の騒動を教訓として学ぶべき事は学んでおきたいね。




ああ神通力が

夜も眠れないほどの痛みに苛まれて受診したペインクリニック外来でK先生から処方されたトラムセットが奏功し、特に夜間に襲われたキツい痛みから解放されてもう1ヶ月が経とうとしている。

その間、昼間の鎮痛も含めてドンピシャと思われたトラムセットもさすがに神通力を失って来たなと思わされたのは、勤務中に再び出始めた針刺痛だった。

夜間は2時間毎の頻尿は別にして、これまで通り痛みもなく無事に眠れている。朝も1回めの服用後から出勤までは、たまに歩行に伴なう痛みが出る事はあるものの概ね軽い鈍痛止まりの状態で職場にたどり着ける。

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問題は到着後の最初のトイレの後だ。当然だがトイレ後の開店準備から通常の立ち仕事に突入するのだが、そのあたりから中程度の針刺痛が断続的に出現するようになったのである。そうなると過去同様に医薬品カウンターに足を広げ気味に身体を預けて動かないでいると楽になるから、書類を見るフリなどをしながらその基本姿勢を取り続けざるを得なくなる。最近は医学書などを読んだりしている。

だが、小売店は接客業務がつきもの、その姿勢を長く続ける事が許されるはずもない。しばしばお客さんから商品の場所や在庫などを訊かれたり、治療薬に関する相談などが来る。時にはメモを読み上げてその商品をピックアップして欲しいと言われるケースもある。そうなるとその場にいて片付く接客ばかりではないので歩いて移動せざるを得なくなり、途端に針刺痛が復活する。歩行はぎこちなく不自然な姿勢になるし歩行速度も鈍る。お客さんには見せられないが、場所が遠ければ顔は痛みで歪んだり。

納品日などは、まだ十分慣れていない納品業者の手際が悪いので出し切れていない梱包を開けて品出しをする。当然ぎこちないもののそこらを動くたびに痛みも付いて来る。たまに来るメーカーのラウンダーへの対応も含めて、業者にはそれを悟られないようにさり気なさを装ったり。

レジにお客さんが数人並ぶとすかさず応援レジのアナウンスが流れる。人数に余裕があれば私の応援レジの業務優先度は低いゆえ行かずに済むが、いつもいつもそんな時ばかりではない。人手が足りない時は移動して応援レジをこなす。顔で笑って肚で泣いたり。

業務を一つ済ませるたびにカウンターに戻って基本姿勢を取りながら痛みが薄れて行くのを待つ。早い時はお昼頃までに鈍痛のみに変わるが、遅い時は夕刻から終業1時間前くらいまで続く場合もある。その間、昼休憩と2回目のトラムセット服用を経るが効果はビミョー。最近はロキソニンを併用する事も多くなったが、それでも効果の差はさほど無さそうにも感じる。

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そんな日々だから公休日は受診日以外は家で安静にしている事が多い。仕事中と違って活動量は最低限で動き回らないせいか、その時は痛みも無く平和な一日を過ごせる。このひと時が一番安らぐというのも情けないやら哀しいやら。

振り返ればこの冬の膀胱炎発症から痛みの日々が始まったのは去年の12月だから、かれこれ3ヶ月近い闘いにもなっている。これまでの経験からは、もうそろそろ鎮痛薬が無くても楽になる時期ではある。

後は先月21日の予定が新型コロナ感染患者の出現で今月6日に延期された外来受診の尿検査の結果が良好と出る事と春の陽気で去年のように穏やかな日々がまた訪れるのを期待するばかりである。




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Chaie<チャイ>

Author:Chaie<チャイ>
最初のWebsite開設は2001年のクリスマスのことでした。その後、紆余曲折を経てこのBlogへ引越して今に至ります。これからも日々の記録とさまざまなテーマについての意見や感想などを屁理屈コラム日記風に綴りたいと思ってます。

生まれも育ちも東京の下町です。東京タワーやチキンラーメンと同い年なので結構生きてますが、せめて精神年齢くらいは若いつもりでいたいなと。

自称「日本酒のソムリエ」のつもりでしたが、検査値との闘いの末に禁酒に踏み切り、それ以来かなり普通の生活を送ってます。

下手なアコースティックギターやウクレレを弾いて70年代フォークを弾き語ったりするのが大好きです。遂に40年来の憧れだったMartin D-28Mと80年代製のKamaka HF2などの弦楽器に囲まれる生活となって幸せです(^^)

もうひとつの大好きはコンパクト欧州車! プジョー乗りのサークル「POOB(プジョー太平洋OYAJIベルト)」の関東地区元締めなるものをやってます。

実は、足掛け10年乗って来た愛車「プジョー206XS」のミッショントラブルにより箱換えを余儀なくされ、ここでも紆余曲折を経て2010年から「BMW120iCoupe」を新たな愛車としました。

そしてさらに10年経って取り巻く環境も変化し、4枚ドアとペーパー息子のために安全装置付きのクルマの必要性が。偶然出会った「MAZDA3 FB 20S Burg-S PMG with SIG-S」を2020年から愛車に迎えました。

現役時代は某企業でプロフェッショナルな社内研修職人を目指して定期的に全国を飛び回ってましたが、2nd Stageは頼れる薬局のOYAJIを目指したいとDgSで張り切ってます。

2013年から膀胱がんサバイバーを継続してます。無病息災よりも一病息災くらいがちょうど良いのかもしれません。

とか言ってたら、2020年に肝がん発生。予防接種からのHBV感染〜暴飲暴食からの脂肪肝〜部分的な肝硬変と来ていたので特に驚きませんでした。最期は肝臓だなと覚悟も決めてたし(^^;)

幸いこれも早期で表層だったため、切除手術を経て無事に終わりました。これで「ダブルがんサバイバー」の誕生です(^^)

愛と情熱を持ってはっきりモノが言える「熱きガンコジジイ」になりたい!

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